青少年なやみ相談室

相談室だより

4月 相談室だより 「さあ春4月、新年度、やる気スイッチをパチンと入れて……」

2016年04月01日 14時15分18秒 | 相談員だよりvol.61~70

   相談室だより4月  「さあ春4月、新年度、やる気スイッチをパチンと入れて……」

 2016年度がスタートしました。皆さんは新年度のスタートをどこで、どう過ごしていますか?新しい自分の立ち位置での目標を決めましたか?

 

 3月は進学、就職など様々な変化のある目まぐるしい月だったことでしょう。うまくいって達成感を味わった受験生もいた一方で、行きたかった学校の受験に失敗して、たくさん泣いたり、くやしい思いをしたりした受験生もいたことでしょう……。就職活動でも同じだったと思います。

 

 しかし、……今日からは4月、新年度です。やる気スイッチをパチンと入れ換えて、新しい目標を立て、新しい環境での一歩を踏み出しましょう。

 

 若い書道家の武田双雲さんの、その名も単刀直入な「ポジティブの教科書」という本があり年齢の近い青少年のみなさんに強烈なエールを送っています。

 第6章には「やった後悔よりもやらない後悔」として、失敗したらどうしようと心配して踏み出すのを躊躇するよりは、「今」やることが「後悔」を減らす、として「さあ、今できることは今のうちにやっちゃいましょう!」と、「まずは一歩を踏み出す」こと、を熱く語っています。

 その本の中で、武田双雲さんのアメリカの友人が語ったことを紹介しています。「努力すべきとか、しないでいいとか、才能があるかないかなんて考える暇があったら、とにかく一歩、一歩、足を前に出し続けること。それしかない」と。

 

 うまくいかず、気持ちがくしゃくしゃになった時には、空を見上げ、深呼吸をしてから、NHK の朝ドラで流れていた、AKB48の「365日の紙飛行機」の最後のフレーズを口ずさみましょう!「 ♪ 思いどおりにならない日は あしたがあるだろう ♪ 」と。

 

 それでも、モヤモヤでうまく心が晴れない時には、本年度もこの「青少年なやみ相談室」を開店していますので(笑)、どうぞ悩みが深くならないうちにお電話をください。話すより、メールの方が、心の微妙なモヤモヤを書き出せそう、と思う方はメールの方をご利用ください。

 悩みを誰かに話すことができれば、話した時点で半分は軽くなるものだ、と一般的にも言われていますので……。いつでも待っていますからね。とにかく、何事も「一歩」、ですよ!!

 

 

 


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相談室だより8月

2014年08月29日 13時49分07秒 | 相談員だよりvol.61~70

   相談室便り8月  「もしかしたら面白いかも」「やればできるかも」と…… 

 

 皆さん、8月23日は処暑(しょしょ)だったそうですよ。涼しい風が心地よい初秋に入ったということですね。

 厳しい暑さ、悪質な湿気、突然の雷、叩きつける雨、長雨、等々の散々な夏を乗り越えて、皆さんはきっと新鮮な気持ちでそれぞれの生活をスタートさせたことでしょう。生活リズムが一気に日常にリセットされ、「ほっ。」として、「やるぞ~!」と気力がみなぎっていることでしょう。

 

 さてさて、学校に通われている方は長丁場の2学期、どう過ごすか目標を定めましたか?厳しい夏を乗り越えたのですから、何かしらワンランクバージョンアップしたはずです。そのワンランクアップした気力と体力で、充実した2学期を過ごして欲しい!!とエールを送ります。

 

 そこで、皆さんが自分の進路を考える上でヒントになると思われる新聞記事を目にしたので参考までに引用して紹介します。

「……個々の能力を開花させるためには『勉強が苦手』『やっても無理』など自分自身を固めているマイナスの価値観の枠組み(パラダイム)を打ち破るところから始めなければいけないと強調。『もしかしたら面白いかも』『やればできるかも』といった本人の意識を無理なく変える何気ない出来事や声掛けが、パラダイムを劇的に揺るがすきっかけになるという。……」

(盛岡市内で開催されたという、若者の主体的な職業選択を促すキャリア教育を実践していくための、保護者や支援者向けのセミナーでの講演より)

 

 「もしかしたら面白いかも」「やればできるかも」。このフレーズは青少年に一番似合っています。心に刻みつけてチャレンジしていって欲しいと願っていますよ!!


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季節の便り

2014年07月30日 10時12分31秒 | 相談員だよりvol.61~70
 季節はまさに夏本番ですが、体調を崩さずに過ごしていますか?

 みなさんは、暑中見舞いや残暑見舞いなど、季節の便りを書くことがありますか?
LINEやメールでの交流が多いこの頃では、改めて手紙や葉書を書く機会は少なくなってきているかもしれませんね。
 しかし、手書きで書かれた挨拶は一文字一文字からその人の思いが伝わってくるようで、またうれしいものです。
最近は、風鈴や花火の音、虫の声などが出る楽しいカードもあるそうです。

 お世話になっている人やなかなか会えない人へ、心をこめた手書きの便りを送ってみませんか。

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熱中症対策で快適な夏を!

2014年06月30日 09時03分42秒 | 相談員だよりvol.61~70
熱中症対策で快適な夏を!
今年も半年過ぎました。「光陰矢の如し」と言われますが、まさにその通りですね。
間もなく7月に入ります。日一日と暑くなってきます。
ちょっと油断すると室外だけでなく室内においても熱中症にかかり、大変な状態にもなりかねません。
 熱中症の対策をたてて、楽しい夏を過ごしましょう。
例えば
1 外出するときは、帽子をかぶる。
2 こまめに水分補給。
3 涼しい服装で。
4 おかしいと思ったら病院へ。
5 周りの人にも気遣いを。
6 エアコンの効果的な利用。
7 日頃のバランスのよい食事と体力づくり。
など
 自分なりの対策をたてて、楽しい、快適な夏を!

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心のサーモスタットをきかせて……

2014年06月03日 17時06分30秒 | 相談員だよりvol.61~70
   相談室便り   心のサーモスタットをきかせて……

  青少年の皆さん、「5月病」にかかる人もあるという5月が過ぎ、衣替えの6月に入りましたがお元気でしょうか。いきなり「真夏日」が来たりと大変なスタートですね。
  さて、さて、皆さんは「5月病」というのにはかかりませんでしたか?上手くやり過ごしましたか?それとも少しかすったかも、というようなことはありませんでしたか?

  若くはない私も人並みに「5月病」にかかったような気がしました。が、「見逃さないで! 子どもの心のSOS 思春期に がんばってる子」という本の中に次のような一節を見つけ、「ほっ、」と した気持ちになりました。

 『私たちの心や身体にも、サーモスタットと言う物があります。あまりに心身の過労が続いた場合は、微熱がでたり、全身がだるくなったり、うつや不安という症状を出して、心身の休養を求めてきます  。それによって、私たちは、心身がそれ以上ダメージを受けるのを防いでいるのです。』

  これだ!と思いました。心身がそれ以上にダメージを受けるのを避けるために、サーモスタットがちゃんと働いてくれたのだ、と。そう考えたら肩の力がすーっと抜けたような気がしました。単純な私 (笑い)。

 「5月病」は5月に限ったことではない症状だと思いますので、スクールカウンセラーで精神科医の明橋大二先生のこのフレーズを思い出して、サーモスタットを上手に操作しつつあまり自分を追い込まず  、疲れを貯めないようにしていきましょう。自分なりの「こつ」が分かってくればしめたものですね。

     出典 スクールカウンセラー・精神科医 明橋 大二著(1万年堂出版)
        「見逃さないで!子どもの心のSOS 思春期にがんばってる子」


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