相談室だより4月 「さあ春4月、新年度、やる気スイッチをパチンと入れて……」
2016年度がスタートしました。皆さんは新年度のスタートをどこで、どう過ごしていますか?新しい自分の立ち位置での目標を決めましたか?
3月は進学、就職など様々な変化のある目まぐるしい月だったことでしょう。うまくいって達成感を味わった受験生もいた一方で、行きたかった学校の受験に失敗して、たくさん泣いたり、くやしい思いをしたりした受験生もいたことでしょう……。就職活動でも同じだったと思います。
しかし、……今日からは4月、新年度です。やる気スイッチをパチンと入れ換えて、新しい目標を立て、新しい環境での一歩を踏み出しましょう。
若い書道家の武田双雲さんの、その名も単刀直入な「ポジティブの教科書」という本があり年齢の近い青少年のみなさんに強烈なエールを送っています。
第6章には「やった後悔よりもやらない後悔」として、失敗したらどうしようと心配して踏み出すのを躊躇するよりは、「今」やることが「後悔」を減らす、として「さあ、今できることは今のうちにやっちゃいましょう!」と、「まずは一歩を踏み出す」こと、を熱く語っています。
その本の中で、武田双雲さんのアメリカの友人が語ったことを紹介しています。「努力すべきとか、しないでいいとか、才能があるかないかなんて考える暇があったら、とにかく一歩、一歩、足を前に出し続けること。それしかない」と。
うまくいかず、気持ちがくしゃくしゃになった時には、空を見上げ、深呼吸をしてから、NHK の朝ドラで流れていた、AKB48の「365日の紙飛行機」の最後のフレーズを口ずさみましょう!「 ♪ 思いどおりにならない日は あしたがあるだろう ♪ 」と。
それでも、モヤモヤでうまく心が晴れない時には、本年度もこの「青少年なやみ相談室」を開店していますので(笑)、どうぞ悩みが深くならないうちにお電話をください。話すより、メールの方が、心の微妙なモヤモヤを書き出せそう、と思う方はメールの方をご利用ください。
悩みを誰かに話すことができれば、話した時点で半分は軽くなるものだ、と一般的にも言われていますので……。いつでも待っていますからね。とにかく、何事も「一歩」、ですよ!!