青少年なやみ相談室

相談室だより

相談室だより 6月 「父の日」によせて

2015年06月07日 12時15分01秒 | 相談室だよりvol.71~80

 梅雨入りのニュースが気になる季節になってきました。

東北北部の平年の梅雨入りは、6月14日とのことですが、5月から続く暑さと好天気、今年はどうなるでしょうか?

 

 さて、6月といえば、第3日曜日の父の日があります。

 

 父の日は、アメリカのワシントン州で、南北戦争から復員してきて以来、男手ひとつで6人の子ども達を立派に育ててくれた

父親を讃えようと、その子どもの一人である女性が、「母の日があるなら父に感謝する日も作りましょう」と牧師教会に嘆願して、

1910年6月19日に、父の日の祝典が開催されたのが始まりなのだそうです。

 

 皆さんは、お父さんへの感謝の気持ちをどんな形で表しますか?

花やネクタイなどのプレゼントをする、感謝の言葉を綴ったメールを送る…。

 たまには一緒に体を動かしてみる、食事などをしながらお父さんの子どもの頃の話を聞いてみる、

というのも良いかもしれませんね。

 

 そして、父の日の主役であるお父さんにも、子どもと一緒に何かをすることを通して、子どもが今どのようなことに興味があるのか、

どのようなことに取り組み、どのようなことを考えているのかを知る機会とすることを、ぜひおすすめしたいと思います。

 


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相談室だより 5月 ランキング1位は、「あいさつ」!

2015年05月12日 16時31分40秒 | 相談室だよりvol.71~80

 大型連休も終わり、立夏も過ぎました。(今年は5月6日でした。)

 進学、就職など新しい環境での生活をスタートさせたみなさんは、今も一日、一日を夢中で送っていることでしょうね。

 でも、「5月病」っていう言葉も良く聞きますよね。4月はとにかくゴムが伸びきるまで頑張って、そして長い休み……。このような時期だからこそ、無理は禁物!生活リズムを崩さず、たまには大きく深呼吸し、心や体の声に耳を傾けてください。一歩一歩ゆっくり歩くときも必要なのですよ。

 

 では、突然ですが、次のランキングは一体何のランキングでしょう?

 1位  あいさつをする             11位 忍耐力をつける

 2位  遅刻をしない            12位 トラブルを抱え込まない

 3位  正しい日本語を話す         13位 勉強を怠らない

 4位  人の話をよく聞く          14位 調和を心がける

 5位  敬語を正しく使う          15位 自ら考える

 6位  清潔な身だしなみ          16位 忠告を素直に聞く

 7位  何事も嫌がらずに取り組む        17位 失敗を怖がらない

 8位  報告・相談を欠かさない       18位 正しい文章を書く

 9位  最後まで責任を持つ         19位 勝手に判断しない

 10位  新聞を読む               20位 スマホ・携帯をいじり続けない

 

 このランキングは、「新社会人にのぞみたいこと」として、朝日新聞デジタルが会員登録者を対象にアンケートを取った結果です。興味深い結果ですね。1701人が回答したそうですが、1000票以上獲得したのは、「あいさつをする」と「遅刻をしない」の2項目だったそうです。

 みなさんはこの項目とランキングを見てどう感じましたか?

 私には、1位にランクされた、「あいさつをする」、これがとても輝いているように思えます。この記事の見出しに「共に働きたい、と思われる人に」とありました。やっぱり、基本は「あいさつ」、なんですね。

 ですから、今月はあれこれ無理をしないで「あいさつ」をすることを一番に考えてみたらどうでしょう。しっかりした「あいさつ」は自分を元気づけ、相手にも元気を分けてあげられます。

 そういうことをずっと続けていけば、きっと「共に働きたい、と思われる人に」成長していくのではないでしょうか!!


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相談室だより 4月 「変化と出会いの季節」

2015年04月07日 10時55分11秒 | 相談室だよりvol.71~80

 4月 寒さと雪の長いトンネルを抜け出し、一気に花々が咲き出したこの季節。

 

 今朝、声がして庭から目をやると、交通安全の黄色の帽子がまぶしい新一年生が

上級生たちに手を引かれ通り過ぎました。

 と、後ろからは、少し大きな制服に身を包んだ新中学生が自転車ですり抜けて行きます。

 バス停には、スーツ姿がまだぎこちない新社会人と思われる人が、少し緊張気味に立っていて・・・・。

 

 皆さんの中にも、期待と不安を抱えて、さまざまなスタートをした人がいるのではないでしょうか。

 

 自分は変わらないというあなたも、周りの変化を感じて、何かしらウキウキしてきませんか?

 

 そう、4月は、「変化と出会いの季節」でもありますね。

 

 そんな時こそ、ワン、ツー、ジャンプ。

 

 それぞれの道に向かって、一歩踏み出してみましょう。


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相談室だより 3月 新たなスタートに向けて

2015年03月05日 18時55分22秒 | 相談室だよりvol.71~80

  冬が終わりに近づき、少しずつではありますが春の気配が感じられるようになってきました。そろそろ花粉対策も気になってくる季節ですね。

 

  二十四節気のひとつに「啓蟄(けいちつ)」があります。3月6日頃のことで、「土の中で冬ごもりをしていた虫が地上へ這い出してくる頃」という意味です。

  3月は私達にとっても、年度終わり、締めくくりの月ですし、新しいスタートに向けて、様々な準備に取りかかる月でもあります。

 

  「準備はもう少し暖かくなってから…」という声も聞こえてきそうですが、まずは動き出してみませんか?

  どんなに小さなことからでも動いているうちに、もっと良い方法が見つかったり、方向性がはっきりしてくるはずです。

 

  冬ごもりから目覚めつつある虫たちに負けずに動き出してみましょう!


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相談室だより 2月  朝を制するものは、一日を制す

2015年02月12日 14時13分08秒 | 相談室だよりvol.71~80

 節分が過ぎ、「立春」と聞くと急に「春」を意識し、光の明るさと共に何だか出口が見えるようで少しうれしい気持ちになりますよね。

 

 しかし・・・・・・、受験生にとってはいよいよ本格的な受験シーズン到来で、「待ったナシ」の状態。学習面でも精神面でも最も苦しい段階を迎えている時期なのかも知れませんね。

 

 この時期をどう乗り切るか、と受験生へのアドバイスはあらゆるところから発せられているのではないでしょうか。担任の先生からだったり保健室からだったり、塾に行っている人には塾の先生からだったり、或いは一番間近に見守っている親御さんからだったり・・・・・・と。

 

 さて私は、昨年の岩手日報の今の時期に、「『朝活』で試験突破」との見出しで関西地方の大学の「朝活なう!」の取組みが紹介されている記事を読んで感心したことを思い出しました。

 国家試験に備えて、4年のゼミのある曜日に、学生食堂の開店を午前8時に早め、100円で焼きたてのパン2個、コーヒーや牛乳、野菜ジュースなどフリードリンクで提供。学生に早めの登校を呼びかけているというもの。学部長のコメントも載っていました。「朝を制するものは、一日を制す。学生は深夜まで勉強しがちだが、試験に備え、早起きと朝食を取る習慣を身に付けてほしい」と。

 

 「朝を制するものは、一日を制す。」「早起きと朝食を取る習慣」

 素敵なアドバイスですね。急がばまわれ。私もやっぱり、基本は「生活のリズムを整えること」だと思います。

 受験生の皆さん、今からでも遅くない。ここから、ここから、と思い、「本当の春だぁ~」と叫ぶことが出来るように、ぜひ、朝を制して下さいね!!


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