遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

初 戎

2020-01-05 15:38:08 | 日記
令和2年1月5日(日)

初 戎 : 十日戎、福笹

新年になり最初の戎祭で、十日戎が一般的。
9日は「宵戎」、10日を「本戎」、11日
は「残り戎」と呼ぶ。
三日間、境内や沿道で色々な宝物を吊るした
福笹が売られる。
「商売繁盛で笹持ってこい」の威勢の良い
呼び声に釣られて、縁起を担ぐ参拝客(商人
等)は、より大きな福笹(熊手)を買い求め
高々と掲げて帰る。


恵比寿神は福の神、商売繁盛の神として信仰
を集め、大阪の今宮戎神社、京都の恵比寿神社
福岡の十日戎神社等が「十日戎」で有名である。

名古屋市の熱田神宮内に在る「上知我麻神社」
では、午前零時の開始前から参拝客が詰め掛け
縁起物の「一番札」や「福笹」等を求める人で
賑わった。

境内の4か所に在る「授与所」が開くと、
紙幣を翳しながら、もみくちゃとなり、、、
他人より早く手に入れ様とする人達が怒号の
飛び交う中、殺到する。

名古屋では1月5日に行われるので「五日戎」
と言われている。(中日新聞朝刊より)

初戎で「お札」を受けた後は「福」を逃がさぬ
様にと、誰とも口を利かず、寄り道をせずに、
一目散に帰宅するという「奇習」も伝えられて
居る様である。


今日の1句

だんまりの福笹揺らし帰路につく    ヤギ爺