遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

寒 烏

2020-01-25 16:41:15 | 日記

令和2年1月25日(土)

寒 烏 : 冬 烏

冬の烏のこと。

朝、畑や海辺、市街地のゴミ箱などへ餌を

漁りに行き、日が暮れると続々と塒へ帰る。

冬は食餌を求めてだんだん人家の近くまで

現れる。

雪が降るといよいよ食物に困り、枯れ木や

電柱等に止まり涸れた声で鳴き、凶暴になる

こともある。寒さ極まると人里に近づき、

都会のごみ置き場を荒らして人を困らせるが

木立や林の中で鳴いたり、荒海の辺りや、河原

等に群がっている寂し気な姿は人の心を惹く。

とは言え、最近私の住居近くでは余り烏を見か

けなくなった。

ゴミ収集日の時間(短く)を厳格にし、ゴミの

ネットをかぶせて対処して居り、烏が寄り付か

ぬ様にしている所為かもしれない。

春先から夏場にかけては烏も繁殖の時期で市街地

近くに塒を持つが、冬場になると針葉樹の多い、

森林に塒を移し、集団で塒をかまえる。

烏も昼間は市街地に餌を求め、日が暮れる頃には

集団で塒へ帰る様だ。

名古屋市の近郊では、名城公園、鶴舞公園、徳川園

白鳥庭園、植物園。熱田神宮等に森が多く、冬場の

烏の塒となるか、、、、・?

然し、吟行に出掛けても以前ほど烏を見かけぬが?

数が少ないが、出くわすと、大きな嘴と尖った眼に

は驚かされる、、、なるべく目線を合わさぬ様に、

避けて通る様にしている、、、、。

今日の1句

寒烏我が縄張りと一睨み      ヤギ爺