遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

新年初句会

2020-01-12 16:27:15 | 日記
令和2年1月12日(日)

潮路句会 新年初句会


令和2年1月11日(土)午前11時30分
大手コミュニテイ・センターで催された、
毎年恒例の初句会は新年会を兼ね、食事会
を行なった。


初鏡受け継ぐ母の笑い皴     玲 子


主催の玲子先生より年頭の挨拶があり、
「皆さま明けましておめでとう御座います、
 本年も宜しくお願いいたします。
俳句には色々な楽しみ方が在りますが、私が
一番嬉しいのは、此の会の雰囲気がとても良
い事です。今日、この句会が在るからアノ人
に会える、、、、、この気持ちが自分の健康
に繋がります。
今、私は「認知症予防のリーダーを名古屋市
から委嘱され行っていますが、予防には頭を
使う事。他の人の役に立つ事をすると自分の
幸福度UPにつながり、認知症予防にもなる
今一つは、「高尚な趣味」を持ちなさいと、
いう事を或る大学の先生がおっしゃっていま
した。
これは、私たちの趣味「俳句」がぴったりで
誰にも気軽に出来る、日本語がよく判りとても
親しみ易いもの。自分が良い句を作ろう、他
の人の句を鑑賞しようとする心が、気持ちを
充実させ、豊かにしてくれます、、、
句を作る事は楽しむ事、自分の句を他の人が
どう評価してくれるか、これも楽しみの一つ
でしょう、、、、、。」


食事会に、メンバーの一人「M」さんから、
大吟醸の差し入れがあり、乾杯をして新年会
が始まった。


各自、年頭の挨拶と今年の抱負を述べられ、
吟行の面白さと勧めがあり、一度は参加を
したいと、、、、楽しく宴会が進み、酒は
ほどほどに、句会の準備です。


潮路抄

雪吊の風の奏でる百の弦      玲子


煩悩の在るのが人ぞ除夜の鐘    勝


団栗の隠し場所決め子等帰る    美保子


侘助の葉隠れもせず咲き盛る   魚 青


初戎受けて安堵の老の帰路     美智子


神鶏の一声響き初詣        輝 子


幼子の鼻に指付け初詣       政 子


初鏡母の着物に袖通す       セツ子


寒の入竹刀の音の高鳴れる     ヤギ爺