令和3年8月7日(土)
立 秋 : 今朝の秋
二十四節気の一つで、毎年8月8日頃にあたる。
今年は今日(8月7日)が立秋です。
この日から暦では秋となるが、実際には未だ非常に暑い時期
である。この頃が暑さのピークとなり、季節が秋へと向かい
始めるのであるが、今日も各地で猛暑日を予想「熱中症アラ
ート」が26道府県に出された。
近年、地球温暖化の影響が著しく、各地で猛暑、熱波のニュ
ースが連日の様に報道される。
東京オリンピックも猛暑とコロナ過の中進められ、残りあと
2日となった。
早朝から、「女子マラソン」が北の札幌の地で始まった。
東京から北海道へ変更され、開始時間も朝8時から6時へと
スタートを速めたが結局、東京と札幌の気温差は殆どなかっ
た様である。北海道も連日猛暑が続き、選手、大会関係者、
医療従事者の方達は、熱中症対策とコロナ感染予防に大わら
わであった。
朝食後に、TVを点けるともうマラソン中継が味待っていた。
多くの地点に給水所が設けられ、要所には救急車も配置。
案の定、暑さに途中リタイヤする選手も見られる、、、、
他の局では、女子ゴルフの中継も流れている、、、、、
昨日の中日新聞朝刊コラム「中日春秋」に、東京五輪と広島
原爆忌についての記述があった。
中日春秋
【ロンドン北部の小さな公園に「フィリップ・ノエルベーカ
ー平和公園」と呼ばれる一角があるそうだ。英ニュースサイ
トの「インサイド。ザ。ゲームズ」によると、1982年に
他界した、ノエルベーカー卿の平和への貢献を顕彰している。
この園の扉にはハトの装飾が施され、桜も植樹された。
広島と長崎で被爆し亡くなった人への追悼の思いが込められ
ているという。亡命中、日本で今の時期に五輪があれば、卿
はより脚光をを浴びただろう。
1920年の五輪(アントワープ大会の陸上競技1500m
で銀メダル。
後に軍縮に取り組み「ノーベル平和賞」を贈られた人だ。
広島を何度も訪れ、「この核の時代に人間にとって大きな
希望は、オリンピック運動があるという事だ」
(あの一言は凄かった!スポーツ編)の言葉も残った。
今日(6日)広島原爆忌。 国の開催の五輪と初めて重なる。
卿も言う、五輪の精神を背に、広島から発せられる核のない
世界への願いは響こう。 五輪で黙祷しないのが残念だ。
前回東京五輪は、復興を示す大会でもあった。
「ヒロシマの川の透きとおる水底に、ふと見つけた小さな骨
ふさふさした黒髪の少女が、つぶらな瞳の少年が」。
同じ時代の深川宗俊さんの詩は、消えていない跡を語り、骨
に「平和への誓い」をしている。骨は見えなくても、核兵器
はいまだ消えて居らず、広島からの平和の願いは未だ重い。】
(中日新聞朝刊コラム「中日春秋」より引用した)
今日の朝刊に原爆忌のニュースが一面に、核禁止条約早く参加を、、
残念ながら菅総理には全く届かず、、、原稿の詠み飛ばしもあったとか、
何にも考えず、目はうつろ(死んでいる)通じないのも無理ないか?
今日の1句
五里霧中熱気蠢く今朝の秋 ヤギ爺