令和3年8月11日(水)
カンナ : 花カンナ、檀徳
カンナ科の多年草で、熱帯地方に広く分布する。
日本へは欧州で品種改良されたものが、明治以降に
渡来した。
球根で植える。草丈は約2mほど。芭蕉に似た楕円形
の葉の間から花茎を出し、大きな唇形の花を開く。
花の色は赤や黄色等の色鮮やかな、熱帯原産らしい花を付ける。
花期は7月頃から11月頃までと長く咲く。
和名は、「花カンナ」で、
「檀特」(だんとく)といわれる花はカンナの原種で、江戸時代
に東南アジアから渡来し、南九州で自生化したが、最近では殆ど
栽培されず、余り見かけなくなった。
檀特
カンナはご近所でも余り見かけないが、この時期になると徳川園、
白鳥庭園、庄内緑地公園などでよく目にする。
白鳥庭園
徳川園
庄内緑地公園
今日の1句
アスファルト焦がし紅蓮のカンナ燃ゆ ヤギ爺