「古都逍遥 京都・奈良編」「花の詩」「日常のこと」や花や風景写真

 京都・奈良を中心に古刹・名刹や「花の詩」等の紹介。花や風景写真、オリジナルの詩、カラオケ歌唱など掲載しています。

羽生結弦選手の演技に涙

2021年12月24日 22時26分31秒 | 日常のこと&写真
 冬のスポーツで楽しみなのはフィギュアスケートだ。
 世界的にも高いレベルを有する日本の男女スケーター、中でも羽生結弦選手は妻が応援しており大のファンだけに、必然的に私もテレビ中継を見ることになる。昨夜から女子シングル競技が始まり、予想通り坂本選手が堂々たるパフォーマンスで首位に。
今回の全日本フィギュア選手権は北京オリンピックの選考も兼ねた大会だけにどの選手も高いレベルの演技で挑んでくる。
 男子ではオリンピック2連覇の羽生結弦選手と宇野昌磨選手の激しいつばぜり合いが期待されるが、中を割って入る世界ランキング1位の鍵山優真選手も見逃せない。
 今夜は男子のショートが行われた。
 ケガで長期離脱してい羽生選手に注目。
 いよいよ羽生選手の演技が始まり、演技の経過と共に私は鳥肌が立った、そし目に涙が滲み始めた。それは彼の復活というより芸術性の高い演技に魅了され感動のあまりのことだった。
 私はフィギュアスケートをスポーツというより「芸術」として観ている。芸術性がいかに高いか、その表現力に注目している。
 例えば歌手が聴き手に向かって感情移入がどれへほど出来るか、それが私の歌唱力に対する評価だ。
 そういう意味では羽生選手のパフォーマンスは表現力において芸術性が高く、見ている我々に感情移入されてくるのだ。それで感動し鳥肌が立ち涙があふれる。
 それほどの技術力を持っていた。回転で転倒するとかしないとか、そんな問題ではなくスケーティング力でどれほど訴えてくるか、私にとってはそれが重要な要素なのだ。
絵画を見ていても作者が訴えようとしている表現性を見て取ることができなければ絵画鑑賞の意味がない。
クラッシックでも歌謡曲でも、作曲家、作詞家、編曲家などの意図するものを感じ取らなければ鑑賞に堪えない。上手とは何か。声が良いとか、綺麗に音符通りに歌っているとかではつまらない。伝わってくるものがない。それど同じでフィギュアスケートの演技も振付や背景の音楽とマッチしているか、それを全身で受け止めて表現しているかが問われる。回転が上手だけではアクロバットサーカスを見ているようなもので迫ってくるものがない。(しかい昨今はジャンプ力に大きな加点が入る傾向があり、私が望む芸術性との乖離がある)
 今夜の羽生選手の演技は、音楽に合わせた振り付け、それを心で表現しきれる彼の技術力、それに感動した。
 宇野選手も技術的に文句なく良かったが、羽生選手に勝る表現力に一味迫るものがなかった。
 新星鍵山選手も頑張ったが、内面に力が入っていたのか琴線に触れてくるものがやや足りなかった。
 日曜日がフリー。この3名の闘い、いや演技が楽しみだ。


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次女が作ってくれたケーキ

2021年12月24日 13時39分13秒 | 日常のこと&写真
 パティシエの次女にとって最高に忙しい日なのに昼食休憩のときに、クリスマスケーキを作って届けにきてくれた。
 お店は我が家にも近くて自転車に乗れば5分とかからないので持ってきてくれたのだ。
 妻が好きなモンブラン。
 お陰で今宵は娘の手作りケーキで幸せなイブになるだろう。有難う。
 長女は明日、コロナ感染防止のため二部制にしたピアノ・エレクトーン教室の生徒と家族のためのクリスマス会を主催することから、今日はイブどころではなく準備に忙しい。
 昨年は中止にしたが、今年は二組に分けて行うという。土曜日なので孫娘が手伝いに行くという。生徒・家族たちにはいつも好評で今年も楽しみにしているらしい。



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クリスマスイブの過ごし方

2021年12月24日 10時43分07秒 | 日常のこと&写真
 昨日、カラオケ店を出た先にある「焼き鳥」店の前に15名ほどの若者といっても女性ばかりの集団が店の前で行列をなしていた。4名限度というか4名単位での飲食制限がかけられている最中だが、彼女らが全て入店すると店内は過密。時代が変わって近年は女性同士で飲み会をするようになったが、それはそれとしてジェンダー的には良い風潮になったと思う。
 だが、オミクロン株が問題視されるなか、集団飲み会はどんなものだろうか。焼き鳥店の対応はどうしたのだろうか?
 話はかわるが、今日はイブ。
 お祭り好き、イベント好きな日本人は信仰があるなしに関わらず楽しむもので、後に入り込んだバレンタインやハロウィンも諸外国よりも盛んになっている。
 クリスマスが日本に入り込んだのは早く、明治35年頃には年中行事として定着し始めており、明治43年に不二家屋がケーキを販売、昭和5年明治屋がメリークリスマスの飾りをし始め、デパートでも大正から昭和にかけてからクリスマスセールをはじめている。
 家族、友人、恋人たちでhappyな時を過ごすことは平和で良き事でもある。クリスマスカードを贈り合ったりするのも楽しことだ。私も若い頃はそうしたものだった。
 だけどチョット?と思うメッセージカードをみることがある。キリスト信仰がない人が「Rady in Red christmas」というカードを贈っているのをみたりする。この意味はジーザス、つまりキリストの「血」を意味するもので、深い信仰に基づく聖なる祈りなのだ。たんに「MerryChristmas」というカードにすべきだろうと思うのだが。そこまで神経質になることもないか・・・。
 クリスマスツリーや飾り物に赤・黄色・緑などが使われるが、赤はキリストの「血」を表し、黄色は身体(肉)を表し、緑は「祝福・救い」を表していると伝えられている。ということで聖餐式には「血」の葡萄酒と「肉」のパンを頂くことになっている。
 さて、イブをどう過ごすか。ひとそれぞれ楽しけりゃいいのかもしれない。せめて日本人らしく初春を迎える準備、しめ飾りなどをしてからイブを楽しむというのもいいかもしれない。



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