「古都逍遥 京都・奈良編」「花の詩」「日常のこと」や花や風景写真

 京都・奈良を中心に古刹・名刹や「花の詩」等の紹介。花や風景写真、オリジナルの詩、カラオケ歌唱など掲載しています。

第八話「褒め言葉」

2024年12月11日 23時20分41秒 | 朝目覚めたら新しい自分がある
朝目覚めれば新しい自分がある
第八話「褒め言葉」

 あなたは褒めるということをしていますか?
 日本人は欧米人と比べて褒めるということが苦手のようです。褒めることが何かおべんちゃらとか、見え透いたお世辞であるかのように錯覚しているきらいもあるようです。
 人間は称賛を渇望している動物であるとまでいわれているのです。褒めてもらうことを期待しているのです。なのに素直な気持ちで褒めることがなかなかできないでいるようです。褒めるということは相手の良いところを認めてあげることでありお世辞とかおべんちゃらでもなく認めてあげる行為なのです。
 誠実な褒め言葉は命の水のように人の心に潤いをもたらし、ときには萎えた心に勇気をも与え、また人の心を動かす魔法の言葉にもなるのです。褒められ認められた人はその日一日とても気分よく過ごせるものです。
 アメリカの実業家であるチャールズ・シュウォッブが次のような言葉を残しています。「人間は絶えず褒めてやり励ましてやれば能力がいちばん伸びるのである。上役から叱られるほど人間の向上心を殺すものはない。だから人を褒めることは大好きであるが、人を責めることは大嫌いである。人の努力を心から認めてやり称賛は惜しみなく与えてあげることである。」
また日本にも含蓄のある名言がある。山本五十六が残した名言「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」
 あなたの人間的魅力を高める褒め言葉をためらわずに使いましょう。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする