「古都逍遥 京都・奈良編」「花の詩」「日常のこと」や花や風景写真

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残ったお宝

2021年08月24日 18時40分31秒 | 日常のこと&写真
 1年半頃前から、いつお迎えが来てもよいようにと断捨離を始めている。
というのも我が実家を手離したいと相続人の甥っ子から相談を受けたとき、不動産屋に依頼し引き取ってもらうのと合わせて遺品も整理させた。その前に私の兄がことごとく価値ある遺品を引き取ってしまっていたので、残されたものの中からお正月にしか出さなかった伊万里の鉢と父のスーツ等を引き取った。しかし廃棄する遺品は山のようだった。処分するだけで莫大な費用がかかったことから、私の子供たちにそのような負担をさせたくないと思い断捨離を断行。
 まず読み漁った書籍を全て処分。と云っても書棚3段分だけ蔵書として残してある。子供たちには関心のない物ばかりだが。
 骨董品、掛軸、絵画など全て古美術屋に引き取らせた。買う時は目玉が飛び出るほど高くても、売るときは一足三文と覚悟したほうがよい。
欲しい人に買ってもらえるとそれなりの値段を付けられるのだが。オークションにかけるのも一つの手立てかもしれない。
 いずれにしてもアルバムもことごとく処分し、ほんとの少しだけ想い出の写真を残してあるだけで、衣類も2年着なかったものは処分し、新しい物は社会福祉法人に寄付。
 あとは仕事用の小物ばかりでどうにでもなるだろう。重要なものは一覧表にして処理しやすいようにしてあり、遺言書は書かないが子供たちにはすでに告げてある。
 それでも残してあるものは匠の湯呑茶碗や古九谷の小品香炉と伊万里の鉢だけ。
 それから福島から京都へ転勤するとき社員からの贈り物の「土湯こけし」。このこけしは名品。転勤などで傷ついてしまったが大阪北部地震の時でも倒れなかったという優れもの。















 
 

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