のんびり夫婦の山遊び

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宮城蔵王(不忘山・南屏風岳)

2014-06-22 09:43:46 | 東北の山
  梅雨空のなか、雨の降らなそうな宮城蔵王を歩いてきました。コースは昨年6月のyamasanpoさんのレポをそのままトレースさせていただき、白石スキー場から不忘山~南屏風岳を周回しましたので、迷うことなく花を存分に楽しむことができました(感謝)。天気は予想とおりの曇り時々薄日という感じで、残念ながら眺望は望めませんでしたが、花は種類が多く、ハクサンイチゲやハクサンチドリの群生、ミヤマオダマキ、ユキワリコザクラ、ササバギンランやコケイランなども見ることができました。
  白石スキー場からのハイカーは少なかったものの、不忘山から水引入道分岐までの間では蔵王エコーラインの刈田峠からという多くのハイカーとすれ違いました。

【日程・天気】6月21日(土)・曇り時々薄日

【メンバー】2名(相棒と)

【アクセス】
  ・往路:2:00自宅→R294・408・123・4・119→東北道宇都宮IC→同白石IC→R4→6:40白石スキー場P
  ・復路:15:55白石スキー場P
【行  程】
  7:00白石スキー場P⇒7:20白石女子高山小屋跡⇒9:45不忘の碑⇒10:05不忘山⇒10:55南屏風岳(昼食~11:40)⇒12:00水引入道分岐⇒13:10ジャンボリーコース分岐⇒15:00林道⇒15:40白石スキー場P

【白石スキー場~不忘山】
  白石女子高山小屋跡から登山道に入り、樹林帯を抜けると薄日がさして山が見え出し、花も見られるようになりました。さらに赤土の露出した滑り易い登山道を大汗を拭きながら上ると不忘の碑に出て、ここからは頬に気持ち良い風を受ける稜線歩きとなり、不忘山山頂へは一上りで到着でした。

     ・白石スキー場を巻いて白石女子高山小屋跡へ向かいます。
                

     ・薄日が出て、やっと山が見え出しました。
               

     ・ウラジロヨウラクツツジやサラサドウダンツツジの群生するなか、先を急ぐ相棒
                

     ・足下にはササバギンランが咲いていました。
               

     ・少し先にはベニバナイチヤクソウも...
               

     ・赤土の滑り易い急登を抜けると、やっと稜線が見え出しました。思いのほか急登でした(大汗タラ~リです)。
               

     ・花が大きて綺麗なハクサンチドリが登山道脇に沢山咲いていました。                      
               

     ・イワカガミも.....
               

     ・さらにミヤマキンバイも.....
               

     ・やっと不忘の碑に到着
               

     ・不忘山山頂下では、微かに南屏風岳南波面が見えました。
               
  
     ・不忘山山頂
               

【不忘山~南屏風岳~白石スキー場】
  南屏風岳までのルートは両側が切れた稜線が続き、眺望はイマイチながら沢山の花が咲いており、気持ち良く歩けました。南屏風岳で昼食をとり、水引入道経由のジャンボリーコースで下山、最初はシラネアオイが見られましたが、その後は鬱蒼とした樹林帯を延々と歩き、それも途中からはガスがかかり、幽玄な世界に迷いこんだようでした。 

     ・ガスがとれませんでしたので、南屏風岳へ向かいます。
               

     ・ハクサンイチゲなど沢山の花々の競演するなか、歩く相棒
               

     ・北側急斜面に群生するハクサンイチゲ
               


     ・切れ落ちた斜面にハクサンイチゲなどの花々がびしりと咲いていました。
               

     ・ミヤマオダマキ 
               

     ・ハウサンイチゲの群生
               

     ・ユキワリコザクラ
               

     ・ムシトリスミレも
               

     ・ハクサンイチゲ登山道、盛りは過ぎていましたが、十分楽しめました。
               

     ・気持ち良く南屏風岳に到着した後は、記念写真。相棒の帽子はお手製、褒められ嬉しそうでした。
               

     ・水引入道への分岐までの登山道脇に形の良いチングルマの群生がありました。
               

     ・ミツバオーレンの群生も半端ないです。
               

     ・水引き平の小さな湿原越しに南屏風岳・屏風山。水引入道分岐直ぐの下りはかなり急でした。
               

     ・ここのチングルマの群生は規模は小さいものの、なかなかのものでした。
               

     ・水引入道手前のミヤマハンショウズル
               

     ・ジャンボリーコースに入ると、直ぐにシラネアオイの群生地がありました。
               

     ・木々が生い茂るなかの登山道
               

     ・ガスで覆われ幽玄の世界
               

     ・延々と続く樹林帯を歩き、疲れた足を引きづりながら下を見るとコケイランが咲いていました。
                 
                           
                                  
            

流石山・大倉山・三倉山

2012-07-17 22:05:35 | 東北の山
 7月16日(月)、相棒、相棒の友人と3人で花々が咲き乱れる流石山・大倉山・三倉山を歩いてきました。登りは天気が良く、ニッコウキスゲを始め沢山の花々が咲く那須連山隋一の花畑と眺望を楽しみながら、流石山、大倉山を経て快適に三倉山に到着しましたが、下りは熱中症になりそうな位気温が高くなりバテバテで、涼風を感じながらの草原の気持良い稜線歩きとはいきませんでした。
 なお、林道大峠線は大雨で荒れているとの情報も有り、かつ、途中からダートとなるので心配していたものの、今年の3月に若干地上高の高いSX4に乗り換えたことから、3名乗車でも腹を擦ることもなく通行できましたが、一般の乗用車は要注意です。

 林道終点の駐車スペースが少ないので、家を1時出発・5時30分到着でしたが、未だ数台の余裕がありました。

【行程】6時間50分
  往路;6:00駐車場-6:50大峠-8:20流石山-9:35大倉山-10:20三倉山(昼食~11:00)
  復路;11:00三倉山-11:30大倉山-12:35流石山-13:45大峠-14:40駐車場

【駐車場~三倉山】
  戊辰ノ役の古戦場であったという大峠付近の花はまだまだでしたが、ちょっと登ると一面花畑でした。
     ・花畑
                 
     ・ニッコウキスゲ
                 
     ・花畑を登るハイカー
                 

     ・花畑を登る相棒と友人
                 
     ・雲海が迫る沼原
                 

     ・稜線に出る前の花畑
                 
     ・ハクサンシャクナゲ越しの大倉山方面
                 
     ・五葉の泉
                 
     ・大倉山山頂手前のハクサンシャクナゲの大木
                 
     ・大倉山山頂
                 
     ・大倉山山頂からの三倉山
                 

【三倉山~駐車場】
  三倉山頂上からの眺望は素晴らしく、遥か飯豊連峰も見えました。昼食を食べていると気温が上昇し、トンボの大群が飛び交っていました。
  下りは益子町からとのご婦人も加わり、女性3人の会話が弾んでいました。
     ・賑やかな三倉山頂上
                 
     ・那須連峰を背に流石山への稜線
                 
     ・頂上での記念撮影
                 
     ・流石山から大峠への下り
                 
     ・大峠で休憩中のハイカー
                 

【花々】
  花の種類が多く、花好きには最高でした。写真掲載の他咲いていた花は、ウラジロヨウラク、コメツツジ、ニガナ、マルバタ ケブキ、トキソウ、ゴゼンタチバナ、マイズルソウ、ヤグルマソウ、ウツボグサなどでした。
     ・登山口近くのショウキラン
                 
     ・ニッコウキスゲとトリアシショウマ
                 
     ・ハクサンフウロ
                   
     ・シモツケ
                 
     ・ウスユキソウ
                 
     ・ウサギギク
                 
     ・カラマツソウ
                 
     ・オノエラン
                  
     ・イワシモツケ
                 
     ・シナノキンバイ
                 
     ・オオバツツジ
                 
     ・オダマキソウ