弊ブログで南京での大規模のタクシーの抗議デモが発生したことを伝えたが、この同種抗議デモが中国各地で起こっている。→1月14日東方早報
これら報道によると、12~13日には吉林省長春、山東省済南、四川省成都、江西省南昌などに広がり、地方の小都市にも飛び火している。
他に遼寧省瀋陽、浙江省東陽でも起きていると。
市民の足や交通に影響が出ており、警察が出動するなど緊張が続いている。
最大の不満は、タクシー会社に運転手が支払う高額な上納金にあるようだ。
長春では運転手が会社に払う運営管理費など上納金が1日当たり240~280元に上るほか、車の保証金として4万元が必要。
済南の運転手は「1日走っても200~300元にしかならず、会社に上納金などを払えば数十元しか残らない」と話す。
利益が会社に集中し、上納金に加えて初乗り運賃も上がらないため、弱い立場にある運転手の収入は増えない。
こうした中、スマートフォンなどで車を呼ぶ配車アプリが昨年から普及。(私の同僚もよく利用している)
ここに「黒車」と呼ばれる無許可の車が参入し、タクシーより高額の料金を請求している。
こうした実態を当局が取り締まらないことへの不満がデモへの引き金となっている。
中国全土に広がりそうだ。
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これら報道によると、12~13日には吉林省長春、山東省済南、四川省成都、江西省南昌などに広がり、地方の小都市にも飛び火している。
他に遼寧省瀋陽、浙江省東陽でも起きていると。
市民の足や交通に影響が出ており、警察が出動するなど緊張が続いている。
最大の不満は、タクシー会社に運転手が支払う高額な上納金にあるようだ。
長春では運転手が会社に払う運営管理費など上納金が1日当たり240~280元に上るほか、車の保証金として4万元が必要。
済南の運転手は「1日走っても200~300元にしかならず、会社に上納金などを払えば数十元しか残らない」と話す。
利益が会社に集中し、上納金に加えて初乗り運賃も上がらないため、弱い立場にある運転手の収入は増えない。
こうした中、スマートフォンなどで車を呼ぶ配車アプリが昨年から普及。(私の同僚もよく利用している)
ここに「黒車」と呼ばれる無許可の車が参入し、タクシーより高額の料金を請求している。
こうした実態を当局が取り締まらないことへの不満がデモへの引き金となっている。
中国全土に広がりそうだ。
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