いわき市のおやじ日記

K流釣り、K馬、そして麺食いおやじのブログ。
山登り、読書、映画、陶芸、書道など、好きなことはいろいろです。

日本三大岩場

2011年10月16日 | 登山

日本三大岩場は、「魔の山」谷川岳、「死の山」剱岳(つるぎだけ)、そして「岩の墓場」穂高岳。

 

谷川岳は2000mに満たないのに世界で一番人が死んでいて、ギネスにも載っている。

山が開かれてから100年経ってないのに、800人近くの人が死んでいる。

ヨーロッパアルプスの「人喰い山」アイガーでも100人位だから群を抜いている。

写真は谷川岳の一の倉沢。ちょっと暗い雰囲気だ。

 

剱岳は2999m。

「針の山」とも言われ、新田次郎の「剱岳−点の記」によると、一般登山者が登る山では最も危険度が高いらしい。

ここに登る時は登山届を出さないと犯罪になり、罰金をとられる。

それぐらい厳しい。

 

穂高岳は3190mあって、富士山、北岳に次いで日本で3番目に高い。

井上靖の「氷壁」の舞台となったのがここだ。

 

昨夜、DVDで「剱岳 −点の記−」を観た。

CG全盛期の中で、まったくCGを使っていなくて、映像がすごくきれいだった。

今から約100年前、日本地図完成のため、誰も登ったことが無い剱岳に登る男たちの話。

大きな自然の中で、小さな人間がひたむきに努力するいい内容の映画だった。

浅野忠信と香川照之も素晴らしかった。

香川照之は、デビューしたての頃は大根役者で、親の七光りでなんとか俳優をやっているものの、長続きしないだろうと思っていたのだが、最近は上手い。

 

 

ところで俺は学生時代に剱岳に登ったことがある。

途中で嵐が来て、剱沢にテントを張って一晩過ごしたのだが、テントが壊れて大変な思いをした。

映画を見ていてもう一度行きたいと思ったが、・・・・・、無理だな

こんなところもあるし。

 

コメント (2)
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