昨日は息子の部活が無かったおかげで、早めに上野に着いてのんびりできた。
昨日のブログのその後。
作家の原民喜に顔が似ている「やっちゃん」と、作家の逢坂剛に顔が似ている「あけちゃん」と、作家の川端康成に名前が似ている「カッパちゃん」、そして誰にも似ていない俺の4人で焼き鳥屋に行き、その後何やらおしゃれな酒場に行ってビールやら日本酒やらを飲んだ。
そして3人と別れた後に上野駅にくっついている立ち食いでラーメンを食べてしまった。
ますますメタボ体型になっていく。
ちなみに原民喜はこんな顔。
そして逢坂剛はこんな顔である。
カッパちゃんの名前は「川端康夫」だ(すまん、本名を明かした)。
今日は東京競馬場へ。
今回は遊び半分に行く訳ではない。
ちゃんと目的があるのだ。
どうしてもFujiFilmのデジカメFinePix X100が欲しい。
そのために10万円そろえたい。
したがって、俺は1万円を競馬で10万円にしなければならない。
そういう訳で朝早くから府中に繰り出し、指定席Aをとって競馬に臨んだ。
結果は+1860円。
なかなか思い通りにはならんな。
指定席Aは2000円なので、結局マイナスである。
今日はオルフェーブルが菊花賞で三冠に挑戦した。
俺は思い切って、こんな馬券を買った。
結果は1着。
オルフェーブルは今年の冬までは5戦して1勝しかできなかったのに、春から急に強くなって連戦連勝。
今日はレコードにコンマ1秒だからやっぱ強かったんだな。
それにしても馬券おやじ、馬券お兄ちゃんたちを見ていると面白い。
俺の右隣に座ったおやじは、朝からビールを飲み始め、その後ハイボールを飲み、そしてずっと昼寝をしていた。
菊花賞の時も起きなかったので、この人は一体何のために競馬場に来たんだろうと思った。指定席まで買ってんのに。
左隣のそのまた隣のおやじは、競馬中、「あ、3番もっと前に行け」とか、「あー何やってんだ!い○ぞ○(騎手の名)」、とか「差せ、差せっ!」とか頭の中に浮かんだことを全部口に出すタイプで、こういうのはたくさんいる。
俺のすぐ左のおやじは、朝、席に着いた時はやたらとテンションが高く、声が大きかったのだが、レースが進むに従って徐々にテンションが下がり、声が小さくなっていった。
最終レース直後はひっそりと「あー、馬連にしとけば良かった」。
後悔の言葉は何度も聞いたが、ついに「当たった!」という声を聞くことはなかった。
右の右のお兄ちゃんは「馬鹿!何やってんだ、あんな外を回って!!」とか「馬体を寄せろよ馬鹿!」とかやたらと「馬鹿」を連呼する。
つまりレースが自分の予想通りに行ってない訳で、一番馬鹿なのは自分であることを知らないことが不幸である。
この人からも「当たった!」という声は聞かなかった。
つまり、いろいろ楽しい二日間だった。