書家が 作品の制作過程を披露することを席上揮毫(きごう)という
金澤翔子が「慈愛」という字を書くのを見た
静岡市内の小学校体育館に500人以上の人が集まった
その真ん中に敷かれた畳2畳分ぐらいの用紙2枚
その前に正座して手を合わせお祈りしてから
大きな筆を両手でもち力づよく書きあげた
その翔子さんとお母さんの泰子さんのトークショーもあった
ダウン症で生まれた翔子さんに希望がないから育てられない
泰子さんは 母子二人で死まで考えたが死にきれなかった
書道家の泰子さんは5歳の翔子さんに書道を教える
泰子さんは言う 闇があるから光がある
力を信じてやり子どもの存在を認めてあげて欲しい
苦しい時こそ しっかり向き合えば光が見える
翔子さん自身は過去にこだわらないし未来の不安もない
無心で欲望がないから全てが楽しい事ばかり
いつも人に喜んでもらいたいことだけを考えている
毎晩お祈りをして亡くなったお父様とも会話している
お母さんは対談で「翔子は字がうまい」と何度も言われた
心から娘さんを信用しているし 認めていると感じた
最後にムーンフォークも披露してくれたからではないが
金澤翔子は 宇宙人のような存在で 天使だった
ちなみにこの日書かれた書は後日駿府博物館に展示される
なおこの博物館は来年の6月には閉館される