図書館で借りて読んだ が難しくて頭に入らないので拾い読み
その中の「ヒトはなぜアートを求めるか」は興味があった
人が何かを感じる時 そのものを他人が感知することはできない
患者が痛いと言っている時に 実際にどう痛いのか 医者は体験できない
言語は同じという機能の上に成立している 逆に感覚は外界の違いを指摘する機能である
そう考えれば感覚が言語化 つまり同じにすることはできないのは当然
言葉で表すことができない感覚を何とか伝えようと試みるのがアート
観る者が同じ作品から同じ感覚を受取ったのでは良い作品にならない
抜粋した文章をコピーしてひぐらしへ 手のすいたときに読んでくれるだろう
絵を描く店主と客の感想はどうだろうか まだ聞いていない
本には意識と感覚が随所に出てくる 意識は見えるもの 感覚は見えないもの
意識は皆が同じだと思っているが感覚は皆それぞれが違っている
以前 著名な石工は「と」の字に注目し作品を残した
何と何の狭間 それを試みるのが芸術だと話したことがある
この本でそれを思い出した ちなみに私のブログのサブタイトルは
見えないものを見る これは美輪明宏の言葉から引用している