日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

保身が身を滅ぼす(ペコちゃんが泣いている)

2007-01-15 | 他人のフリ見て我が身を正す
不二家への経済原理が働いています。
富士や商品をボイコットすることを早々に表明して
消費者の味方のイメージを明確にしたセブンアンドアイホールディングス。
上場企業であることを忘れ、自分の保身に走ったことにより
社長はその身分まで失うことになりました。

口の中に入るものを扱っている企業にとって一番必要なこと
それは正直であること、
消費者の立場に立った製造の姿勢があることです。


企業経営者は、つい会社を自分のものと考えてしまいがちです。
しかし、企業は公共のものであるという意識を忘れた瞬間
経済界から排除されます。

あと三年で100周年を迎える企業も
経営者だけのことを考えた瞬間に倒産の危機に追いやられます。

シュークリームやエクレアを初めて製造販売した企業だと聞きます。
テレビでは、不二家で食事しケーキを買って帰るのがステータスだとも言っていました。
この歴史があり、ペコちゃんのキャラクターを
海外の資本に委ねる事が無いことを祈りたいと思います。
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勝てば官軍の大誤解

2007-01-15 | 他人のフリ見て我が身を正す
桜庭不満「処分内容に納得できない」(スポーツニッポン) - goo ニュース

年末のK-1がいまだに尾を引いています。
色々なニュースを総合すると勝った秋山にとって不利な情報が多いようです。

試合が終わった直後には
桜庭も往生際が悪いな!
と思っていましたが、秋山が勝ちに拘り過ぎたようです。
オリンピックで名を覇せた選手が
プロに転向して勝ちに走りすぎるのは
本末転倒のではないでしょうか。

観客が見たいのは勝とうと一生懸命になる選手の姿です。
結果として勝ってくれればそれ程うれしい事はありませんが
勝ち負けにはかかわらず勝ちたい一心で試合に臨む選手に感動を覚えるのです。
不正して勝ったところで観客は感動しないのです。

我々企業人も利益獲得に走りすぎるケースがあります。
企業の本来の存在意義は
「この世の為になる事」なのです。
利益だけを追いかけるから
粉飾決算をしたり
周囲を騙したり
倫理違反をしたり
法律違反をしたりするのです。

お金で心まで買えると言った人がいます。
しかし、お金で買えない誇りや倫理観もあるのです。
まさに「人のフリ見て我がフリ直せ」ですね。
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