日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

本末転倒②

2007-01-20 | 経営改善
北海道でガス中毒による死者が出ています。3名も…。
一つの災害、事故で3人以上に死者が出たときに「大災害」というそうです。
そういう意味では、今回の事故は「人為的大災害」といえます。
勿論、北海道ガスは認めたくないと思いますが・・・。

私のブログ内で何度か記述してきましたが
「仕事は何のためにやるのか?」この意義を真剣に考えて欲しいものです。
仕事を自分が裕福な生活をするためにするのであれば
そのための仕事の仕方、選択の仕方があります。
しかし、利益重視型の経営は経済市場からは必ず排除されていきます。
それは「利益重視の為に人の心を無視するからです。」

商売は、大前提として「人に喜んで貰うため」にするものです。
人に喜んでもらうためにする仕事に手抜きは無いはずです。
今回のように何日も前からガス洩れの情報が寄せられているにもかかわらず
「場所が特定できなかった」なんて悠長なことを言ってはいられなかったはずです。
人命に関わる可能性のある「ガス」を取り扱う業者であれば
多少経費がかかろうと大量の人間を投入して
その日で問題解決すべきでした。
人命にかかわるものという意識を持たないから
警察にも消防にも通報しないで何日も放置してしまうことになるのです。
このようなことは、JR西日本の事故などでも
何度も見てきているはずのものです。

商売に心を添えないお店(企業)が増えてきたように思えます。
情報がデジタル化すればするほど、人はアナログチックな対応を求めます。

心を添えた商売をしたいものです。
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放送現場の再教育

2007-01-20 | つれづれ
OZMA裸問題 政府レベル協議へ(スポーツニッポン) - goo ニュース

ニュースの見出しを見て、一瞬驚きました。
さすがスポーツ新聞、目の引き方が上手です。

さて、記事の内容ですが、政府の対応は至極もっともなことです。
ただ、記事からは読み取れない部分が相当ありそうですが
政府が関わる部分は、放送倫理の明確化と
放送に関わる人達の子供たちへの教育を前提とした
意識改革、再教育の部分だと思います。


OZMAさんの行動はエンターテインメンターとして褒め称えるべきです。
すばらしいプロ根性の持ち主だと思います。
自分が出演する紅白歌合戦という日本の一大行事とも言える
エンターテインメントを成功裏に終わらせるため
事前の記者会見から大いにリップサービスをしていたのですから…。
まさにプロ中のプロといえると思います。

それを体裁を整えるためだけに
事務所とレコード会社、OZMAさん本人の問題で終わらせようとした
NHKの体質こそ問題にすべきであり
NHK内の組織構造がおかしくなってしまっていることを露呈しています。

放送業界に子供の教育を前提とした明確な倫理規定を作り
そして現場でしっかり守らせる。
子供に見せてはいけないものは有料で子供が寝静まったときに見ればよいのですから・・・。

子供の情操教育という面からもしっかりした枠組みを作って欲しいものです。
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チョッと素敵な人たち

2007-01-20 | つれづれ
プロらしい人達が目に付いてくるようになりました。
プロ野球のイチロー選手
昨年プロ野球を引退した新庄選手
更に遡れば長嶋茂雄前日本代表監督
これらの人は如何にプロ野球を
エンターテインメントとして貰うかを意識していました。
どんな簡単な打球でも「ファインプレー」でアウトにする工夫をしているのです。

昨日は「お兄ちゃん」こと元横綱若乃花です。
現在はちゃんこダイニング若などで実業家としても有名ですが
現役時代はたとえ簡単に勝てる相手であっても
見に来るお客様にハラハラ・ドキドキさせるために
わざわざ土俵際まで押し込まれたりもしたそうです。

そしてビーチバレーの浅尾美和選手や卓球の四元奈生美選手は
マイナーな競技と見られがちな自分達の競技に興味を持ってもらうために
自分達が広告塔となって注目が集まる工夫をしています。
具体的には、浅尾選手はより小さくより映える水着で競技をするよう心がけ
四元選手は自作の肩だしユニフォームでマスコミの注目を集めています。
少なくともこの二人のお陰でビーチバレーも卓球もマイナー競技のイメージは
随分払拭されています。

本当のプロは、自分の事だけではなくその業界全体のことを考えています。
後から続く人達のことを考えています。
我々実業家も業界全体、後進の人たちのことも考えて行きたいものです。
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トヨタの正体

2007-01-20 | 乱読・積読
著 者    横田 一・佐高 信 
発 行    2006年11月9日 第14刷発行
発行所    株式会社 金曜日
価 格    1000円+税
お勧め度     
感 想    世界一の自動車メーカー「トヨタ」。ある意味巨大企業の「怖さ」を見せ付けられたような気がします。情報の操作・圧力そして影響力、日本一広告費を使う企業であるが故の報道機関の遠慮などは目に余るものがあります。日本一利益を出している企業だからこそ今、襟を正さないと足元が緩みかねません。日本一である企業から経営の神様は出ていません。(豊田佐吉はいますが・・・。)松下電器に松下幸之助あり、ホンダに本田宗一郎あり、ソニーに、京セラに、セブン&アイに・・・。経営の神様と呼ばれない経営陣によるトヨタの経営が垣間見られたように思います。
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返品交換快く ①

2007-01-20 | 他人のフリ見て我が身を正す
弊社スタッフからの情報です。
衣料品の小売店で返品交換お断りの張り紙をしばしば見ることがあります。
これは、その張り紙のない大手量販店内の婦人服店での話です。

過日、弊社スタッフの奥様がその店舗(以下「A店」といいます)で
婦人服を購入し、自宅へ帰って着用してみると
どうしてもサイズが合わない(小さい)。
そんなに安い買い物ではないため、交換をしてもらおうと
A店に電話で交換の可否を問い合わせると、電話対応した女性店員が
「交換は出来ません。」との回答を繰り返すばかり。
交換できないということよりも
その対応に出た店員の対応の悪さに腹を立てた奥様は
「あなたじゃ話にならないから店長に代わって!」そう言って
店長に電話を代わってもらいました。

すると電話に出た店長は
「当店は返品交換できません。」の一言
最初の店員といい、変わって対応した店長といい
余りの対応の悪さに、めったに怒りを表さない奥様も完全に怒り心頭となり
その対応の悪さなどを延々と述べたそうです。

すると、電話の向こうで
「じゃあ、良いです。交換します」
如何にも舌打ちするかの如く、
なんとも言えない嫌味たっぷりな雰囲気で応えたそうです。

後日、交換を終えた奥様の一言。
腹が立つけどもう一生行かないお店だからどうでもいいわ・・・。

絶対言わせてはいけない一言をA店の店長やスタッフは言わせてしまいました。
クレーム客はそのクレームの事実を約20名の人に話すという統計もあります。

A店は何を売る店だったのでしょうか?
洋服という「モノ」を売っていたのでしょうね。
小売店はお客様に「満足」を売る仕事だということを忘れてしまっては
本当の意味での仕事をしたことにはなりませんよね。
我が身に置き換えてみたいものです。
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