日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

忘れ物の行方

2010-03-04 | 他人のフリ見て我が身を正す
受験の次男が駅で財布を落としました。
中には数万円が入っていたのですが、
お金が無くなることも無く駅の忘れ物係に届けてもらえていました。
世知辛い世の中なのに、届けてくださった方には感謝、感謝、感謝です。

先般、弊社主催のセミナーで参加者の方がセカンドバックを忘れて退席されてしまいました。
私は、他の参加者と懇談していたためそのセカンドバックの行方は
弊社スタッフの動きを見ているしかありませんでした。

スタッフA セカンドバックを発見するやいなや直ぐに弊社事務所へ電話をし、
       参加者の携帯電話番号を教えて貰うよう、
       参加者の会社様へ問い合わせをするよう指示を出していました。

スタッフB スタッフAの行動に気付き、参加者本人にセカンドバックを手渡そうと
       セカンドバックを受け取るや会場の外へ走りだしました。

スタッフC スタッフBから一緒に探すよう声をかけられるも、参加者の顔を覚えておらず
       「誰の事だか、わかりません」の言葉で終了。

結果は、スタッフBが、会場外で参加者に追いつき、セカンドバックは無事持ち主に帰る事になりました。

参加された方にとって、A、B、Cどのスタッフの行動が感動を覚えられたでしょうか?
機転が利くとか利かないとかではなく、「忘れた本人と同一化できるかどうか」だと思います。

お客様に対する心配りと思いの深さ、機転というものを教えられたように思います。
コメント
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