めくるめく一日

もう直ぐ今日が終わります。
「やっと終わってくれる・・・。」そんな感じです。
私にとってはハードな一日
ちょっと振り返ってみたいと思います。

午前 8時30分　月曜恒例の社内研修講師（毎週月曜日が私の担当で他の日は弊社スタッフや
　　　　　　　　　 提携企業担当者が講師を引き受けてくれます。）

午前 9時45分　お客様の研修会で講和（景気状況とお客様の経営状態の報告そして目線を
　　　　　　　　　 あげて事に臨まないと見えるべきものが見えないというお話をさせていただきました。）

午前10時00分　某国会議員の政治団体の政治資金監査
　　　　　　　　　　（国会議員秘書さんと政策論議に花を咲かせる）

午前11時30分　道経会石川富山昼例会にて「最新金融情勢に応じた企業経営」の講師を担当
　　　　　　　　　　（貸し渋りや貸し剥がしの原理や赤字でも融資を受けられる方法などについてお話しました。）

午後 2時00分　某企業様の経営改善計画書の修正打合せ（卸売業）
　　　　　　　　　 金融機関より再生計画を早急に提出するように急かされています。

午後 4時30分　東京の関与先様と電話にて決算の打合せ（サービス業）
　　　　　　　　　 詳細は今週末訪問時にご報告することとなりました。

午後 4時45分　某企業様２社の決算打合せ（出版業とホテル業）
　　　　　　　　　　厳しい経営環境の中奮闘されています。社長は新規事業にも意欲を見せられました。

午後 6時00分　某企業様の設備投資と資金繰りについて金融機関と折衝
　　　　　　　　　　2億を超える借り換えを含む交渉もなんとかまとまりそうです。
　　　　　　　　　　もしも上手く行かないと、従業員さんほか関係者百数十人が路頭に迷うという案件です。
　　　　　　　　　　なんとかまとまりそうで胸を撫で下ろしております。
　　　　　　　　　　弊社関与先様の案件ではない為、融資後のモニタリングを心配しておりますが・・・。

そして本日最後は明日の金融相談の打合せ資料の見直し

・・・
さすがに疲れました。
月曜日にハードだと後が辛いですよね。
今週は決算打合せと出張で週末まで目いっぱい予定が入っています。

お仕事を頂ける事にただただ感謝です。

人力というミス発生装置

今日もあちらこちらから聞こえてきます。
「あれほど気をつけろと言ったろうがぁ～！」
「何がうっかりしましただぁ～！」
「何度も何度も言わせるんじゃねぇ！」
（こんな会社はもうないかな？）

社内からミスを撲滅しようというキャンペーンを張ったり
毎朝訓示したり、張り紙を掲げてみたり
どんなに「気をつけましょう」と同じ言葉を繰り返しても
人力に頼っている以上はミスは必ず起こります。

以前トヨタ博物館（？）へ行った時の事です。
トヨタでは如何に人の判断が入らないかを率先して行っていました。
例えば数種類の箱の中から一本のネジを出す時にでも
どれか一つの箱の蓋が開いたら、他の箱の蓋は開かないように工夫されていました。
これが人力に頼らないという典型だと感じました。

人はミスをするものです。
ミスしないようにするためには人力ではなく機械に頼るべきです。
機械とはシステムを含みます。
ミスをなくすには労力は掛かりません。
だって、脱人力を進めるだけで良いのですから…。

本当は単純な事なのです。
企業のトップが一言言って揺るがないだけで良いのです。
「人力に頼るな！システムを変えろ！機械を使え！そのために頭を使え！」

如何ですか？
これでもまだ人力というミス発生装置に「気をつけろ！」と言い続けますか？