日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

善意が悪意に変わる瞬間(とき) 能登半島地震緊急対応を妨げないで!!

2024-01-07 | つれづれ
能登の避難所から金沢へ連れて来た90歳の父が一昨日の夜高熱(39℃)を出しました。
そして昨日はトイレから帰ってきた瞬間布団に倒れ込んで
息絶え絶えに眠りにつきました。

心臓が悪く
重大な疾患と戦いながらやっとの思いで息をしている父親です。
心が張り裂けるほど心配をしました。
(お陰様で、今朝も弱々しいながらも息をしています)。

能登半島地震から2日後の1月3日
通常、2時間もあれば十分な道のりを
震災の影響もあり迂回と渋滞で
避難していた地元の公民館を21時30分出発
金沢の私の家に着いたのが翌朝の7時過ぎ
実に9時間半もの時間を要しました。

これが震災発生後3日目の状況で
その後さらに能登への時間を要しているようです。

全国からの支援物資は金沢に集約されています。
どうぞ、能登への道路を善意で埋め尽くすのはおやめください。
本当に本当に自衛隊や救急車両、復興のための車両が通れないのです。

私の両親を金沢へ連れて来たのは
おにぎり一個とお味噌汁を「ありがたい」と言って涙ぐみながら頂いていた両親の命を危うんだからです。
4日の朝、朝食でごはんと味噌汁と焼き魚とカボチャの煮物を
「久しぶりに温かいご飯を食べられた」
「被災地に残してきたY(私の兄)は、満足にご飯も食べられないのに
地域のために役を引き受けている。心配だ。」
「ここは本当に天国のようだ、ありがとうありがとう」
何度もこんな言葉を発していました。

その安ど感からか
父はー昨日夜高熱を出し、
一緒に長旅をした母親がずっと付き添って看病をしていたようです。

全国の皆様
お気持ちとご支援は本当にいただきたいです。
でも、支援物資を持って能登に行くことは絶対にしないでください。
皆様のその行動が善意ではなく悪意となって
取り残されている被災された皆さんの命を危機に追いやっています。
お気持ちは本当にうれしいですが
能登へ直接向かうこと以外でご支援いただきたいです。

石川県などからの情報です。

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