日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

中小企業の会社乗っ取り対策!!

2006-07-08 | 経営改善
会社は相続時に株式の売り渡し請求をすることが可能になりました。
これは中小企業を中心とする非公開会社(株式譲渡制限会社)の
株式が、株主の死亡時に
良からぬ者に株式が相続されることを防ぐ効果があります。

一般的には、オーナーが大部分の株式を持ち、
少数所有の株主が死亡した場合を想定しているため
会社の乗っ取りにまで発展することは無いと思います。

しかし、逆の場合はどうなるでしょうか?
株式の大半を所有する株主が死亡し
少数の株主が相続人に対し、
株式の売り渡し請求をした場合に
その大半の株式は会社に売り渡さざるえないことになります。
すると・・・。
結果として、少数所有の株主に
会社は乗っ取られることが有りえる事になります。

勿論、様々な条件はあります。
しかし、無防備でいることは会社の存続に関わる
大きな問題になります。

会社法は、決して企業にとって
甘いものが規定されているわけではありません。

あなたの会社は大丈夫?
大至急、定款を見直したいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これからの投稿予定②

2006-07-07 | 経営改善
久しぶりにこれからの投稿予定です。
いつ投稿するかは決まっていませんが
ブログはこれができるのが便利なところです。

①ネグレスト(育児放棄)
②変えない伝統、変える伝統
③ブラックアウト
④コンプライアンス
⑤多重人格
⑥基礎を固める
⑦喧騒の中の静けさ
⑧季節商品の仕入れ
⑨第二会社方式
⑩DDS
その他はこれから思いついたときに
投稿しようと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

できないことの理由潰し

2006-07-07 | 経営改善
某会社での経営改善会議の席上のことです。

経営陣と採算性向上の為、
営業から引渡しまでの日程を大幅短縮しようという話になりました。

これを工務会議に諮ったところ
結果は「できません」、「やったことがありません」
「この業種の常識からは考えられない」などの発言が山積されました。

さてさて、またいつもの言い訳のオンパレードが始まりました。
今までできていないから赤字なのに
今までできていないからやる気が出ないのに
相変わらず「僕やりたくありません!」宣言です。

少しだけ時間をください。
少しだけ我慢してください。
できない理由は何ですか?
やってみませんか?
常識は何を指して常識と言っているのですか?
考えてみましょう。

今まで考えていなかっただけ
今まで知らなかっただけ
今まで勘違いしていただけなのです。

できる理由を考えましょう。
困難の理由を裏返してみましょう。
とにかく動き始めましょう。

今までできないと思っていたことのほとんどが
できるようになっているはずですよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

思いが届かない!?

2006-07-05 | 経営改善
普段から
話し合うことは大切。
相手が分かっているか確認しなければダメ!

なんて言っているのに、いざ自分に置き換えると
今度こそ分かってくれているはずと思ってしまう。

コミュニケーション不足と
言いだしっぺが割に合わないことになる
と言うことで、誰も言い出さない。

企業に勤めると
確かに個も大切だが
集はもっと大切なのである。

裏切られても
裏切られても
今度こそ信用しようと思ってしまう。
どうせまた裏切られてしまうのにね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

超原価削減方法

2006-07-04 | 経営改善
原価削減の話をすると直ぐに
①人を減らす
②給与カット
③下請けイジメ
④手抜き
こんな答えを出す人がいます。

原価削減の一番の方法は
徹底的なミス・クレーム対策です。
「徹底的な」です。
中途半端はいけません。

ミスやクレームは
①ミスクレームを受け付けないといけないロス
②謝罪のロス
③手直しのロス
④原因究明のロス
⑤再発防止のロス
⑥従業員のモチベーション減退ロス
⑦生産、販売のチャンスロス
など様々なロスが存在します。
ヒト・モノ・カネすべてにロスが生じているのです。

一つのミスやクレームで
原価は最低3倍、多い場合は何十倍何百倍になってしまいます。

たかがミスと考えるから
たかがクレームと考えるから
いつまで経っても高い原価に泣かされるのです。

従業員を切る前に
下請けさんを切る前に
ミスやロスの根本原因を切って行きたいですね。

ほら、これを信じないから
またまたミスが発生しそうですよ。
今度はどれ位の原価が掛かっていることやら・・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無駄な会議やるべからず!

2006-07-04 | 経営改善
会社にとって必要な会議とそうでない会議があります。
必要な会議とは、企業の意思決定がなされる会議。
不必要な会議とは、ただ集まるだけで
何の意思決定もなされない会議です。

昨日、ある社長と話をしたとき
随分スピードの差を感じさせられました。
大きい会社はとにかく時間を大切にしています。

その会社の会議においては
役員が自分のパートの表題を読み始めた瞬間
その発言は終了となるそうです。
不必要なこと以外は喋るな!ということだそうです。
表題を読み始めるということは考えがまとまっていない証拠なのです。

そういえば、楽天の三木谷社長の朝礼の際の
部下からの報告とそれに対する指示も3分だったように記憶しています。

無駄な会議ならやるべきではない。
やるなら意思決定ができる会議でないといけないのです。
今日から会議を考え直したいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

株主総会は業務の棚卸し

2006-07-03 | 経営改善
株式の時価総額が国内企業の50位以内に入る企業の社長と話をしました。
話は株主総会のことに及んで
昨年の株主総会には4,500問に及ぶ質疑応答対策を行ったそうです。
そして今年はというと、2,500問に減ったそうです。

決して手を抜いたのではないそうです。
減った理由は、去年の質疑応答集で出た問題を
株主総会後に解決させた結果だというのです。

昨年の質疑応答集で直ぐに解決できる問題に対し
担当役員や部課長に徹底的に対策を取らせた結果
今年の質疑応答集を作成する段階では問題ではなくなったというのです。

社長曰く
「株主総会は、企業の問題解決のための棚卸しですよ。」
非常に重い、そして株主総会を蔑ろにする
中小企業にはない問題解決方法を知った思いでした。

株主総会を必ず実行したいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バブルな予感

2006-07-03 | つれづれ
3800円駅弁が飛ぶように売れていると言う。
そういえば日光埋蔵金弁当10万円というのもあると言う。
○段重弁当○万円というのもチラホラ見える。

夕張メロン80万円なり
グルメばかりでなく
高級外車やブランド物も飛ぶように売れる

世界中がマネーゲームに沸く昨今
明らかに資本主義経済の膿が出始めている。

共存共栄なんて言葉は死語になりつつあるのかもしれない。

格差社会と言われる中においても
懲りもせずバブルな世界に迷い込み始めているのかもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私的整理のガイドライン

2006-07-03 | 経営改善
金融機関による不良債権処理が
トラック数周分遅れていると言われる北陸の地ですが
私の周辺で数件の債務免除が動き始めています。
総額○億円の債務免除です。

ずるい!
そんな声が聞こえてきそうです。
倒産することの無い債務免除・・・。


金融機関を助ける国の施策によって
その恩恵に中小・零細企業が与る事ができます。

一定の条件に該当する場合
何億円という借入金を返さなくて良くなります。

勿論、誰でも債務免除を受けられる訳ではありません。
債務免除してもらえる環境づくりは必要です。
その環境づくりができた場合だけこの恩恵を受けることができます。

いずれにしても企業の経営姿勢が問われることだけは確かです。
真摯な態度で経営したいですね。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松下電器の感謝金

2006-07-02 | 経営改善
松下電器ではこの夏、通常の賞与に加えて
感謝金が支給されるという。
その額、最大5万円也
なにせ8万人もいる従業員全員に出るのだから
最大50,000円*80,000人=4,000,000,000円となる

さすが家族主義の松下という感じでしょうか・・・。

ここのところ経営改善の為とはいえ
リストラをやったり
ファンヒーターの回収騒動があったり
社員としては、踏んだり蹴ったりの感があったでしょうが
この感謝金でその蟠(わだかま)りも吹っ飛んだのではないでしょうか?

冷たい目が印象的な中村社長でしたが
最後の置き土産で男を上げたという感じですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

注意一秒怪我一生

2006-07-02 | 経営改善
会社から商品を出すときに検品作業をします。
製造業で不良品は致命傷を負いかねません。
従って、入念な検品作業が行われます。
しかし、サービス業においては
不良品の出荷を見逃すケースが多々あります。

商品だと許されないが
サービスだと許される・・・。

そんなことはありません。
不良品は不良品なのです。

サービスで不良品を出さないためには
徹底した社員教育が必要です。
しかし、その教育をせずに
精神論だけで走ってしまう・・・。

一瞬の注意が企業を救います。
一瞬の不注意が企業の存亡に関わります。

ほんの一瞬を大切にしたいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

覚悟

2006-07-01 | 経営改善
企業再生の現場でよく言われる言葉です。
倒産する覚悟
死ぬ覚悟

決して本当に倒産したり死んだりするのではありません。
しかし企業再生、特に不良債権のカットを求める場合には
どうしても必要になるのがこの覚悟なのです。

決して金融機関と喧嘩をする訳ではありません。
むしろ友好的に事を運ぶことになるのです。


来週からある企業の○億円規模の
企業再生(債権カット)に取り掛かります。
金融機関と顧問先企業の融和を図りながら
出口を探って行く・・・。

一度レールに乗ればどんどん企業再生は進みます。
しかし、レールに乗せるまでには
それなりの企業努力も必要です。

賛否両論ありますが
結果として皆が幸せになる企業再生は
我々税理士の重要な仕事の一つだと認識しています。

金融機関から厳しいことを言われている方は
一度ご相談いただきたいものです。
きっと助かる方法はあるはずです。
倒産する覚悟
死ぬ覚悟
その覚悟が在るなら
生き抜く覚悟が欲しいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

憶測

2006-07-01 | つれづれ
進学塾の個別懇談なるものに行って来た。
16時開始予定なのに私はまだ会社・・・。
家には「お父様がまだいらっしゃいませんが・・・。」との電話
子供の進学も大切だが
来客対応で動けないのも確か・・・。
この時点でダメ親父ぶりをフルに発揮。

16時30分
漸く塾に到着。
控え室に通され
最近の子供の様子を記入させられた。
親から見た子供の様子や
親の思いを記入・・・。

ん?
売れない占い師が
世間話の中で
相談に訪れた人から
家族構成やら過去の恋愛暦を聞くのとあまり変わらないか・・・。

面談シートを見ながら僅か15分ほどの懇談
普段の様子をほとんど見ていない父親と
塾のシステムを信じて病まない先生・・・。

親と塾側の個別懇談も良いのだが
子供の思いはどうなるのだろうか・・・。
親も塾も当事者ではないのだから
憶測で物事を進めてはいけないような・・・。

進学塾を商売という眼で見てはいけないのだろうけれど
「こころ」が入らない応対には
疑問を感じられずにはいられなかった。
進学に「こころ」を求めちゃいけないか・・・。

子が勉強に疲れたときに
メンタル面で何をしてやれるのだろうか?
「がんばれ!」は逆効果だともよく言われる。

今は子を信じてやることが
唯一できる応援なのかもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

激闘

2006-07-01 | つれづれ
イタリア対ウクライナの一戦は
非常にレベルの高い試合になっている。(ように私には思える)
ウクライナの猛攻をイタリアが凌ぎつつも
一瞬のチャンスをモノにするイタリア。

絶体絶命の猛攻を何度も凌ぎ続けるイタリアの選手たちは
ある種の芸術を見せてくれているような気にさせられる。

後半20分も過ぎてくると
さすがに両者疲れが見え始めているものの
息もつかせない戦いを続けている。

プロはプロらしくと言うが
恐ろしく個々の仕事をキッチリこなしている。

たった今イタリアが3点目を入れた。
ここまで良い試合をしていたウクライナも
さすがに意気消沈しかけてきたように見える。

がんばれ!イタリア
がんばれ!ウクライナ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする