日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

つもり

2008-06-11 | 自己啓発
そんなつもりじゃなかったのに・・・
どんなつもりだったんだ!?

「つもり」を辞書で紐解くと
①前もって考えていること。また、そうしようと思っていること。意図。心ぐみ。
②実際はそうではないが、そうなっているような気持ち。
そんな風に出ています。

弊社では毎朝30分間の社内研修の時間があります。
これは社内の情報共有化と研修によるスキルアップ
そして研修担当者の勉強の一助や弱点克服という事に重きを置いています。
いや、そんなつもりで毎朝実施しています。

能力向上のつもりで実施していても参加者がそんな気持ちを持たなければ
本当に「つもり」で終わってしまいます。

意図を浸透させるには時間が必要なのかもしれません。
本当は頭の良い人たちが思考停止することに慣れてしまっているのかもしれません。
必要なのは「誰の為の勉強か?」という意識です。

自分の為の勉強は身につきません。
嫌々やる勉強はなおさらです。
必要なのは自分の勉強した事をお客様や地域の人達に使って貰おうという意欲です。

つもり…
こんなファジーな言葉も私にとっては改善の壁の一つになっているように思います。
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どっちの仕事ショー

2008-06-10 | 自己啓発
よく使われる例えなのですが、あなたは次のどちらのタイプですか?
二人の労働者の話です。

ブロックを積み上げている二人の労働者に聞きました。
貴方は何を作っているの?
Aの労働者は「塀を作っているのだよ。」と答えました。
そしてBの労働者は「世界一の庭を造っているのだよ。」と言いました。

それでは、もう一度聞きます。
あなたは何の為に仕事をしていますか?

聞き直します。
あなたはなぜ仕事をしているのですか?
次の中から選んでください。
①生活の糧の為(利益を上げる為)
②会社(上司)の為
③お客様の笑顔の為

①の「生活の糧として働く」仕事は上手く行かなかったら腹が立ちます。
仕事が重荷になってしまいます。

②の「会社の為と思ってする」仕事は上手く行かなかったらと縮こまってしまいます。

③の「お客様の笑顔を見たくて」する仕事は、良い緊張感が出てきて
お客様に喜んでもらえた日には、まさに仕事をして良かったという感動に包まれます。

あなたの仕事の仕方はどちらですか?
嫌々する仕事ですか?
それともお客様に喜んでもらえる仕事ですか?
同じするなら「喜んでもらえる仕事」をしたいものですね。
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キャリアがキャリアを呼ぶ

2008-06-09 | 経営改善
以前こんなことを聞いたことがあります。
自分の実力が正当に評価されずに怖いということでした。
しかも自分のキャリアが低く評価されるのではなく
勝手にどんどん評価が上がってしまうのだと言います。

実際にこんなエピソードがあります。
ある女性派遣社員の話です。
最初は中小企業の事務員として派遣先に派遣され
日常の事務処理をパソコンで行っていた。

それが次はどうしても人手が足りないという中堅企業に
「パソコンが使える人」という事で派遣。
派遣期間を終えると次は「中堅企業以上でパソコンで事務処理をしていた人」に該当し上場企業へ
そしてそれが終えると「過去に上場企業の事務をやった経験がある人」という事で
誰もが知っているようなアノ企業に派遣されていった・・・。

本人曰く、「私は何にもわからないのにドンドン大きな会社へ派遣されて行って困っちゃう…。」とか…。

自分の意思に関係なくドンドンキャリアがついていってしまう。
当然そこには「結果」を求められてしまいます。

「キャリアがキャリアを呼ぶ」そんな事実もチャンと知っておきたいものです。



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育てたように子は育つ

2008-06-08 | つれづれ
自戒の念を持ちながらこのブログを書きたいと思います。

私は平生、関与先様やセミナー聴講者に
「育てたように子は育つという言葉と同じ様に育てたように会社は育つ」という事を言っています。

何故内気な子が育つのか?
内気になるような育て方をするからです。

何故身勝手な子が育つのか?
身勝手になるように育てるからです。

何故怒ってばかりの子が育つのか?
怒ってばかりになるように育てるからです。

何故他人の迷惑を考えない子が育つのか?
他人の迷惑を考えないように育てるからです。

何故甘えん坊な子が育つのか?
甘えん坊になるように育てるからです。

何故言いたい事が言えない子が育つのか?
言いたい事を言えない様に育てるからです。

こんなに簡単に答えが出るのに
そうならない(所謂良い子や黒字企業)ように育てるのは至難の業です。(私にとってですが…。)
答えの簡単さとは異なった問題の深さというものがあるのかもしれません。

以前私の3人目の子供が生まれたときに私が言った言葉を
先日75歳の誕生日を迎えた私の父は、重い言葉で返して来てくれた事があります。

私の「お父さん、ありがとう。たくさんの子供を持つってこんな大変だったんだね。感謝します。」という言葉に対し

父は「何言ってるんや!お前の大変さなんて大変なうちに入らんよ。お前は3人目の子供でそんな事言っているけど、おまえ自身は4人目やぞ!それに食べるものも無かった時代の子育てやから、わしら(父母)の大変さはいつまでたってもわからんはずや!頑張って、子育てせんなんぞ!」と返してくれました。

確かに時代の違い、環境の違いという大きな違いの中で子育てをしています。
本当にいつも父には重い言葉を貰ってきたように思います。

私の子育て…
私の父のような重い言葉を我が子に投げかけてやれているのかどうか
これから先、我が子が私と同じ年代になった頃にわかるのかもしれませんね。
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成功者が持っていないものとは?

2008-06-07 | 自己啓発
なぞなぞです。

成功者が持っていないのに
成功していない人が持っているものは、なあに?

何だと思いますか?

それは「不安」です。
成功者は兎に角やってみる、そして工夫してみる
成功するまで何度でもやる。
何でもやってみれば結果が出ることを知っているから
不安などないと言うのです。
そしてもしも成功者から失敗者に落ちたとしても
もう一度やり直せば良いと思っているから怖くも無い…。

まさにそのとおりだと思います。
私の周囲にいる成功者達は「失敗したらどうしよう…。」
なんて弱気なことは言いません。
「兎に角やってみようよ。」この一言と共に動き始めています。

これに対して未だ成功者の仲間入りができていない人はというと
「そんなことはやった事が無いけど大丈夫?」
「誰か成功することを保証してくれるの?」
「お金は誰が出すの?」
「そんな事をやって嫌われない?」
兎に角やりたくないものですから、不安ばかり口にします。
不安な言葉を言えば言うほど自己暗示にかかり尚更動けなくなるというのにです。

もう一度聞きます。
成功者が持っていなくて
まだ成功していない人が持っているものはなあに?
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サラリーマン悲話

2008-06-05 | 自己啓発
某企業では成績が悪い支店の支店長のみの全国会議があると言います。
まさに針の筵、絶対に呼ばれたくない会議だそうです。

某企業では接待ゴルフはすべて自腹、
平日にゴルフが出来るだけ有り難いと思えといわれています。

某企業では、成績を挙げられなかったといって
部署替え(左遷)が日常茶飯事として行われています。

某企業では部下の数字の入力間違いを内部牽制の不備として
吊るし上げを食っている部長がいます。

某企業では・・・・

我々中小零細企業の経営者が無頓着にしている部分を
中堅、大手企業の社長や役員はサラリーマンとして対処しています。
それは、たとえ社長という名前がついていても
オーナーから経営を託されているだけのサラリーマンという位置付けだからです。
社長という名の営業所長、支店長はゴロゴロいます。

ひょっとしたら我々中小零細企業の経営者は
社長という位置にメチャメチャ甘えているのかもしれません。
中小零細企業の所謂オーナー社長は赤字が出たからといって
責任を取って社長の職を辞するなんて事はほとんどしません。

中堅大手企業の社長は連続赤字を出すと直ぐに首が飛びます。
役員は委任契約であるため労働者としての保護など受けることが出来ないからです。
利益の出せない、役に立たない社長は不必要なのです。
勿論、役員も部長も課長も同じです。
サラリーマンであるが故に結果を出せなければそれが全てなのです。

サラリーマンは辛い事が山積します。
そして結果が出せ無ければ首が飛ぶ…。

もう少し我々も自分の身を律しないといけないように思います。
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妥協許すまじ!

2008-06-04 | 経営改善
これ位良いだろう…。
今日だけは目を瞑ろう…。
大した事ないじゃない…。
今月苦しいなら支払いを待ってあげよう…。
チョッと手を貸すくらい良いんじゃないの?
これ位許してもらえるよね…。

良いんですか?そんな事を言っていて…。
厳し過ぎると人は離れて行きます。
しかし、甘やかし過ぎるとその人自身が世の中から退場を命じられてしまいます。
今の行動は本当に相手の為になっていますか?
今の優しい一言は本当に相手の為になっていますか?

私自身、妥協の産物をどんどん作っていってしまっているように思います。
ただ、妥協の産物=赤字企業
妥協の産物=ズルイ経営者
そんな気がしています。

私の気の持ち方と強い心が
しっかりとした企業と経営者を育てていくのだと言い聞かせたいと思います。
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危機管理の無さが危機を呼ぶ

2008-06-03 | 危機管理
さすがの渡邊美樹社長も自身の足元を掬われてしまったようです。

内部告発した報復で解雇と提訴 居酒屋和民の元店員(共同通信) - goo ニュース

今回の問題はどこにあったのでしょうか?
①アルバイト代の支払いが不正確だったこと?
②元店員を雇ったこと?
③労働基準局へ行かせてしまったこと?
④店長教育に不備があったこと?
⑤元店員を辞めさせたこと?
⑥内部告発システムを導入していなかったこと?
⑦企業収益を優先させてしまったこと?
⑧社長が現場を見ていなかったこと?

問題の所在は色々考えられます。
どの理由も単独では根本原因になりえません。
これらの原因が複合的に重なって出来たものといって良いでしょう。

大切なのは、従業員は人であるということの認識です。
信頼はするが信用はしない。
そんな言葉で言い表されるように
人である従業員をチャンと人扱いするシステム作りが急務なようですね。
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他人の財布じゃない!

2008-06-02 | 自己啓発
我々数字で仕事をするものが絶対にやってはいけないこと
それは、数字は数字という割り切りを持ってしまう事です。
この事は弊社内でも口酸っぱく話をしています。
お客様の痛みを自分の痛みとしなさいと・・・。

もう一段踏み込んで言うならば
①税金は他人の払うもの
②赤字は他人が出すもの
③借金は他人が返すもの
そんな割り切りは絶対に持ってはいけないのです。

過去にも書いた記憶がありますが
1000万円の税金の納付書を渡し忘れてお客様が期日に払わなかったとしたら
なんと100万円の不納付加算税がついてきます。
その100万円は誰が支払うのか?
議論は残りますが一旦はお客様が払うことになります。
しかも罰金ですから経費にもならない・・・。
こんな悲惨なことはありません。
私がそのお客様だとしたら間違いなく損害賠償の話をします。

一円も多く払わせない!
一円も少なく払わせない!
そんな思いと注意力を維持して行きたいと思います。

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めがね屋さんの開店

2008-06-01 | 他人のフリ見て我が身を正す
金沢市内にめがね屋さんがオープンしました。
ここのところ眼鏡○場や○萬円堂といった
全国チェーンが幅をきかせている中での新規開店。
その勇気とやる気に感服いたします。

弊社のお客様にもめがね屋さんがいらっしゃるため
その開店したてのめがね屋さんを偵察に行ってきました。

駐車場に車を止める際、警備員さんが大きな声で「いらっしゃいませ」の一言と
全身で私が歩く方向への誘導をしてくれました。
さすがに最近の警備員さんは訓練されています。
ある意味、お店に入る前から期待感が溢れ出てきました。

そして、店内へ
さすがにオープニングセールだけあってたくさんのお客さんと
たくさんの店員さんがいました。店員さんだけでもその数20名以上かと思います。
店内は10,000円からの品揃え
18,900円や20,000円の値札を見ると
ライバル(?)の眼鏡○場や○萬円堂を意識している事は明らかでした。
勿論、それ以外の本当に売りたいフレームだけで3万円台の眼鏡は
他に類を見ないほどの品揃えです。

一通り店内を回った頃に一人の店員さんが声をかけてきてくれました。
少し遅い目の声掛けを気にしながらも色々と話をして見ました。
「沢山ありますね。」
「品揃えはナンバーワンです。」
「本当にそんな感じだね。私が掛ければ良い眼鏡はどのあたり?」
「この一角とあちらの一角が男性用になっています。」
「どんなのが良いかな?」
「縁のあるものや無いもの、色々有ります。」
「いっぱいありすぎて目移りするね。」
「そうですね。どんなのがお好みですか?」
「う~ん。。。わかんないんだよ・・・。」
「軽いのが良いですか?重めのものが良いですか?」
「軽い方が良いかな・・・。」
「なら、チタンなんか良いかもしれませんね。この辺りがその商品です。」
「・・・」

あれこれ話をするのですが、私の思いを中々聞いてくれず、
聞いたものにだけ返事をする始末。
店内は商品は多いものの眼鏡を掛けたらどうなるだろうという
ワクワク感はありませんでした。
わざわざ汚れた眼鏡を掛けて行っているのに眼鏡洗いのお勧めもありませんでした。

興味を魅かれるような顔ではないせいもありますが
私の顔の形や肌の色
今掛けている眼鏡がどのようなものであるかの確認もせずに
留めの一言を言われました。

「視力がわからなかったらどんなものが良いかわかりませんので検眼されませんか?」
「あっ、いや結構です。開店セールだというので
どんな眼鏡があるか見に来ただけですから・・・。」
この会話を最後に私に声がかかる事はありませんでした。

帰り際、お店から帰るお客様をお見送りするために
5~6人ものお店の人が外に出てお辞儀をされていましたが、
なんだかマニュアル通りの接客に寂しいものすら感じてしまいました。

眼鏡(商品)ばかり見ずに人(お客さま)を見ることの重要性。
お客様に一番似合うものを自信を持ってお薦めするという基本。
そんな当たり前なことが出来るお店がワクワク出来るお店なのかもしれませんね。
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手が回らない?

2008-06-01 | 他人のフリ見て我が身を正す
金沢市内でも有名なレストランの事について気づいた事を書きたいと思います。
感心させられる点、ここのお店もやはり…と思わせる点
一回の訪問の中で幾つも散見させられました。

このお店は過去にも記事に書いたことのあるお店で
最初は土日でもランチ料金が変わらないという点
私の大好きな新鮮野菜のブッフェ
落ち着いた雰囲気
人の問題を除けば、まずまずの高得点(?)のお店です。

そのお店が、原価対策で行なったのが新鮮野菜のブッフェの廃止
そして、その代わりに何種類かのオードブルをランチに付け加えてくれました。
値段も従来のままで、まずまずこの形態も気に入っていました。

そして久しぶりに訪問したとき
今度はランチの値段が上がっていました。約20%です。
それでも、ランチ珈琲をお変わり自由にするなど
20%アップをあまり気にさせない内容です。
ここまでは良かったのですが・・・。

システムを変えた直後という事もあり
とにかく品出しが遅い!
私が滞在していた約80分間で計算書を持たずにレジへ行った人が4組もいました。
その全員が、遅いデザートに待ちきれずに席を立ったというものでした。
中にはカンカンになって帰った人もいます。

明らかにお店の席数と品出しの速度が釣り合っていません。
カンカンになって帰った後の席にまた直ぐに次のお客様を誘導し
そのお客さんが注文を取りに来ない事に苛立っています。
お店のホール係はクレーム対応とレジの打ち直しに躍起になっています。

コントロールと訓練の大切さが際立っていました。
私の隣の席の男性が「明らかにマネジメントの問題だよねぇ」なんて言っています。
確かにお隣のお客さんへの注文、品出しのタイミングは酷いものでした。

どんなに美味しい料理を提供しようと
どんなに美味しいデザートを提供しようと
どんなに美味しいコーヒーを提供しようと
どんなに雰囲気の良いお店作りをしていたとしても
お客様不在の接客ではリピーターは減っていってしまいます。

せっかく来ていただいたお客様です。
笑顔で「美味しかった!また来るね!」そんな事を
言って貰える接客をしていきたいものです。

因みに、オーナーさんが店内にいたように思いますが
外ばかり気にしてお店の中には目をやっていなかった事が気になってしまいました。

その姿を見て、ついつい自分の胸に手を当てる自分がそこには居ました。
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