念ずれば
花ひらく
苦しいとき
母がいつも口にしていた
このことばを
わたしもいつのころからか
となえるようになった
そうしてそのたび
わたしの花がふしぎと
ひとつひとつ
ひらいていった
私が若かりし頃(27歳の夏だったと思います)、
ある勉強会(4泊5日)で同室になった方がこんな話をしてくださいました。
「私は5年以内にあの場所に5階建ての緑色のビルを建てる」と宣言をした青年が居たそうです。
周囲の人は、学歴も手に職も持たないその青年を冷ややかに見ていたそうですが
なんと5年後、本当にその場所に5階建てのビルを建てたというのです。
何が何でも達成しようという強い気持ちは大事なもんですよ、と…。
優柔不断だった私には何となく心に残った言葉でした。
冒頭の詩は、坂村真民さんの詩ですが、
如何にも通ずるところがこの詩にはありました。
まさに真実は一つですね。
今回の詩は坂村真民さんの詩第3弾でした。
仏教詩人と言われた氏は、一遍の生き方に共感した「癒しの詩人」だそうです。
1980年代からは「二度とない人生だから」という詩も国語の教科書に採用されているとのことでした。
せっかくですから、次回は「二度とない人生だから」もご紹介したいと思います。
花ひらく
苦しいとき
母がいつも口にしていた
このことばを
わたしもいつのころからか
となえるようになった
そうしてそのたび
わたしの花がふしぎと
ひとつひとつ
ひらいていった
私が若かりし頃(27歳の夏だったと思います)、
ある勉強会(4泊5日)で同室になった方がこんな話をしてくださいました。
「私は5年以内にあの場所に5階建ての緑色のビルを建てる」と宣言をした青年が居たそうです。
周囲の人は、学歴も手に職も持たないその青年を冷ややかに見ていたそうですが
なんと5年後、本当にその場所に5階建てのビルを建てたというのです。
何が何でも達成しようという強い気持ちは大事なもんですよ、と…。
優柔不断だった私には何となく心に残った言葉でした。
冒頭の詩は、坂村真民さんの詩ですが、
如何にも通ずるところがこの詩にはありました。
まさに真実は一つですね。
今回の詩は坂村真民さんの詩第3弾でした。
仏教詩人と言われた氏は、一遍の生き方に共感した「癒しの詩人」だそうです。
1980年代からは「二度とない人生だから」という詩も国語の教科書に採用されているとのことでした。
せっかくですから、次回は「二度とない人生だから」もご紹介したいと思います。