晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

棒ノ折山、赤布に感謝の北東コースで下山

2021年09月21日 | 

まだ治りきらない右膝のリハビリ兼ねた軽登山は2年ぶりの奥武蔵・棒ノ折山。そして今回は「ヤマレコ」で見つけた北東尾根(通称?)で下ることが、もうひとつの目的。沢筋の白谷沢登山道はひんやりとして半袖では寒いくらい。ところどころ石や木の根の急なところもある杉林の道をしばらく進むと藤懸の滝。間もなく眼下にあった沢が足元近くになり、左右の岸壁が迫る第一ゴルジュ。ここで、いつもの写真タイムの後に歩きを再開。水流を渡り、ダブルストックを右手に岩肌を3点確保で越えていく。続いての第二ゴルジュを抜け、鎖の石段を登り切って白孔雀ノ滝。この後は沢に沿って緩やかに進んで林道に、ここで一息入れる。山腹を巻いて岩茸岩、木段と木の根の急登し権治入峠、引き続き植林の中を登り切ると青空の山頂着。ゆっくり休んで、いよいよ初めて下る道は『山と高原地図』に記載無く、「ヤマケイオンライン」で入手した地図の破線。「ヤマレコ」の情報、さらに朝の出発時にそのコースを下ってきた人からの「右へ右へと下ること、左手に行くと迷子になる」というアドバイスを頭に刻んで出発。長尾ノ丸、蕎麦粒山方面への道を進んですぐ、右手に下る踏み跡を見つける。倒木で通らないようにしているがこれだろう。すぐの急下降は粘土質で滑りやすく、ストックでブレーキをかけ、踏み跡をチェックしながら。間もなく右手に張られたネットに沿って進み、林道をまたいで再び樹林の道。木株に石を積んだケルン状の目印が棒八の頭のようだ。ここからの後半部分、ネットも無くなった。ヤマレコでは左手に<広い尾根が見えて進みやすく、コース最大の迷いどころ>とあった。足元の踏み跡、前方の左右に目を配り、赤い布を探しながら相変わらずの急傾斜の道を下る。枯れ枝で通せん棒のところを右折、その後にやはり紛らわしいところがあった。10mほど進んで誤りに気づいて戻ると右手の先に赤い布。しばらくして眼下の樹間越しにエメラルド色の名栗湖が見え、やっと安堵。最後も落っこちそうな狭い道を下って湖周回の道路に降り立った。山頂から1:10程度の予定が1:30強かかった。白谷沢登山口近くに駐車の際、往路を下山したくない時はこのルートもありだ。人が多い日や春・秋など膝を治してまた歩いてみたい。2021年9月21日(火)/(登山口近く、5台程度の駐車スペースに2台目で停める)白谷沢登山口330m 08:00~08:40第一ゴルジュ(写真タイム)09:05~09:35林道09:45~10:00岩茸石720m~10:20権治入峠895m~10:40棒ノ折山969m 11:05~(北東尾根コース)~11:35林道~11:45棒八の頭706m 11:50~12:40白谷沢登山口<白谷沢の登りと山頂では20人くらい、下山コースでは誰とも会わず。さわらびの湯800円(JAF割引100円はスマホ会員証でも可だったことに後で気づく)。入浴後に向かった所沢・角川武蔵野ミュージアム、目的の水盤の景色は点検中で見られず2時間以上の時間を無駄にした>