「ミラクル7ミニッツ(奇跡の7分間)」と海外メディアにも取り上げられた新幹線の清掃の人たちの話。現役のころ、出張で東京駅や上野駅を利用した際にホームで時々見かけたことがある。その時は今ほどではなかったと思うのだが、それでも清掃にしてはカラフルなユニフォームと一列に整列する姿が印象として残っている。この本を読んで、清掃の仕事を「おもてなし」へ進化させ、感動を誘う<新幹線劇場>とまで言わせしめるまで、人と組織がどう変わっていったのかがよく分かった。元々のサービス業という職種に携わっている人たちこそ自らを省みるためにも、この本を読むか東京駅新幹線ホームに足を運ぶべきだろう。
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