今月は余り仕事も無くゆっくり過ごす日が多かったが、月末近くにに予定した仕事が重なり、最悪の事態で徹夜の試練を受ける、翌日は些か疲れたのか、すっかり熟睡をする。
ある程度の肉食で栄養を補給する、普段は余り肉類は欲しがらないがこんなときは体が要求するらしい、(笑)
前々から好きなヴィオラ・ダ・ガンバの音色は好きで昔から聴くが、音出しした瞬間から凄く良い音がした、正に、筆者のAXIOM TANNOYⅢLZから鳥肌ものの美音が響きわたる!
今回ヴィオラ・ダ・ガンバの匠たちによるアンサンブル、フレットワークを見つけ早速聴いてみた。
筆者の装置は今までと変わらないが最近CAT7A(単線)ケーブルで自作した、RCA・スピーカーケーブルに交換して聴くがエージング調整も済、結果的には繊細な良き音を聴ける程に相成る。特に今までより繊細な箇所の再生がされるように感じる。
先日オヤイデ電気の店員さんより(47研究所)より販売される0.65mm 銀線の単線 ハイクオリティOFC のスピーカーケーブルを進められたが以前インクースティックのコーア・マテリアルである撚り線の純銀コートを使ってみたがWEの撚り線と比べ音質は落ちた、WEの銅線より音質は悪かった以来銀線と言われても信じられない?のだ、未だ購入は控えている。
拙宅のSV-501SEというパワーアンプは初段MT管6BM8は松下製が一番相性は良いのだが、現在5セット程所有するが製作年代は違うようだが詳しくはわからない、それぞれ微妙に音質が変わって聴こえる?同じMT管でも聴き比べると違いはわかる、販売当時は1本490円で販売していたようです・・・・?
が現在は如何ほどの金額で取引されているか、先日真空管専門店では新品のペアーで6〜7千円ほどで取引されているようで意外と高額であると同時に品薄となっているようです。最近は意外と国産品に人気が高まり価格は上がっている様子、人によっては東芝製をお勧めする方もいるが、先日ある方の情報によると日立製が良いと聞くが一度は試聴してみたいと思う。
写真に写したセットが一番素直な感じに聴こえる。後日、日立製作所製の封も開けてない新品を見つけ、価格も想像より安価で予備も含め4本注文した。
それと以前ロジウムの接続による自作電源ケーブルについて悩んでいたが、新しい電源コードの紹介記事を見つけた「SUNSHINE 電源ケーブル・1.8m SAC REFERENCE1.8」
●導体:ディップフォーミング無酸素銅
●導体処理:HSE処理(スタンダードプログラム)
●外周シース:ウルトラフレックスPVC
●プラグ:3Pモールド
手頃な価格で絶大な効果を発揮するアイテムを次々に開発し、多くのオーディオファンから高い支持を得ているサンシャイン。同ブランドから10余年の着想を経て完成させたという、究極のハイCP電源ケーブル「SAC REFERENCE1.8」が誕生した。
製品写真をご覧いただきたいが、外観は非常にシンプル、この中にどんな技術が搭載され、どんな音質効果を発揮するのか? 気になる記事である。
サンシャイン 電源ケーブル「SAC REFERENCE1.8」¥16,800(1.8m/税抜)
電源ケーブル詳細
1.ケーブル着想から10年余、ついにサンシャイン理想の電源ケーブルが完成しました。サンシャインの性格上、価格に関係なく、そのカテゴリーの最高レベルまで達しなければ製品化しない、そしてそれにかかった時間が何と10年です。
ケーブルはボードとかインシュレーターと違ってそれだけ他社のレベルが高かったです、しかし本製品は一本数10万円のケーブルと比べていただいて結構です、ほとんどの面で優っている自信があります。勝てないのは見た目くらいです。
2.しかしもし本当にそうだとしたら、そんな高性能のものをこんな価格で出していいのか?
大いに良いと思います、その理由→そんな高額ケーブルの需要なんてオーディオ業界全体からしたらわずかなものです、ただ、値段が高いからそのわずかな市場で商売が成り立ってしまうのです、本当に良いものは気軽にたくさんの方に使ってもらいたいです。
3.まず、単純に銅線の原価が違います、DIP FORMINGの方がはるかに高いです。
導体の質は原価が高い方が良いに決まっているという非常に単純な論理。他社の高額ケーブルは、元の銅線は大手電線メーカーの普通の安価な銅線で、それをオリジナルの工場でアレンジしたものに過ぎません、それを信号ロス、接点ロスを防ぐために金だの銀だのプラチナだの超超高額の貴金属をふんだんに使っていればそれは高額になります。
4.しかし導体が優れている方が良いか? それともロス防止に超高額な貴金属を使った方が良いか?
弊社の見解は当然前者です。導体に関してはどんなに他社が自分の使っているところが最高と言おうが原価という物理的な明白な違いがあります。 導体に関しては本製品が最高です。
このような記事を見つけた。見た目はかなりチープに見えるケーブルが今後の情報に期待してしばらく検討してみることにした。
庭には初夏の花セントレア・ニグラの花が咲き誇っている。本日桔梗を庭に植えて見る秋が楽しみである桔梗の花の色は赤、白、紫と三種を植えてみる秋口が楽しみである。
前置きは長くなりました今回の演奏者フレットワーク(Fretwork)の紹介です。フレットワークは、日本人女性を含む6名のメンバーから成るイギリスのヴィオール弦楽奏団で、20年以上のキャリアを誇るグループです。500年前の曲(1501年にベニスで作曲された世界最初の印字されたコンソート)から、バード、シューベルト、バーセル、ブリテン、グリークはもちろん、作曲されたばかりの現代曲まで演奏の幅を広げてきました。フレットワーク独自の音楽世界と、時代を超越した新しい“現代音楽”としての素晴らしさは、世界中から熱狂的な評価を得ているようです。
英国のヴィオラ・ダ・ガンバのアンサンブル。
メンバーは基本的には5~6人で「ヴィオラ・ダ・ガンバ」という弦楽器を使用する、現在は6人組でいまは日本人女性2人を含んでいる、という意味の、フレットワーク(Fretwork)レパートリーによって増減する。
タリスからパーセルまでのイングランド音楽を中心に、近年は新作にも取り組んでいる。その高度な演奏技術と緻密なアンサンブルで、このジャンルに新境地を開いた。メンバーは、ロンドン・バロック、パーセル・カルテットなどでも活躍しており坂本龍一が絶賛していることもあって、近年ますます注目度が高まっています。
魅惑の楽器、ヴィオラ・ダ・ガンバの匠たちによるアンサンブル、フレットワーク。注目の新譜は「ゴルトベルク変奏曲」。
筆者の書斎から流れる現在の装置で聴く限りに於いては、冒頭から思わず鳥肌ものの美音。恍惚と官能を感じさせる「アリア」から、この演奏がただならぬものであることを感じさせます。
此位リアルで聴くと今までの音を疑りたくなる。まさにマジックのような演奏である。
言葉で書くと「実に生々しく聴こえる」のより以上の演奏に聴こえた。メンバー表をみると6 名の奏者によっていますが、多数の奏者によるアンサンブルということを忘れさせるほどにピタッと1ミリの狂いもなく息の合った演奏は、神がかりとしかいえません。
鍵盤楽器で弾いても難しい急速なパッセージなど、ヴィオラ・ダ・ガンバでは大変な超絶技巧となってしまう部分もありますし、また、演奏の解説でヴァリエーションによってはオリジナル作品の音域を得るために、テノール・ヴィオールの最低音弦を通常のAではなくG の音に調弦するなど、様々な困難と工夫を経てのこの演奏は、すべてを凌駕した堂々の巨匠芸です。
Bach-Goldberg Variations-Transcription for viols consort-Fretwork
旋律を奏でる肌に吸い付くような音色、たっぷりとした余韻をたたえたピチカートなど、すべてがあまりに美しすぎて我を忘れてしまう瞬間もあるくらいに素晴らしい、ゴルトベルク変奏曲の登場です。美しい美音と完璧なアンサンブル、ヴィオラ・ダ・ガンバの匠集団のようです。
【曲目】J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲(リチャード・ブースビー編による6つのヴィオラ・ダ・ガンバ版)
【演奏】フレットワーク〔スザンナ・ペル、森川麻子、ライアン・バーン、市瀬礼子、リチャード・タニクリフ、リチャード・ブースビー〕
【録音】2011年3月
ヴィオローネ(violone イタリア語で「大きなヴァイオル」)という語は、ヴィオラ・ダ・ガンバ属ないしヴァイオリン族の様々な大きさの弓奏楽器を指して使われる。
ヴィオローネはフレットを備えていることがあり、弦は6本ないし5本、4本、さらにはたった3本の弦のみの場合もある。ヴィオローネは必ずしもコントラバスではない。
現代の用語ではヴィオローネの「タイプ」を明確にするために、その名称に調弦を付したり(「Gヴィオローネ」「Dヴィオローネ」)あるいは地域で区別したり(「ウィーン・ヴィオローネ」)あるいはより正確な他の名称を用いたりする(「バス・ヴァイオリン」「ヴィオロンチェロ」「バス・ヴァイオル」)ヴィオローネという語は様々な異なった楽器に対して用いられるが、それらを区別することは歴史的なヴィオラ・ダ・ガンバ及びヴァイオリン属の楽器とその調弦のヴァリエーションに詳しくなければ難しい。
バロックの低音王フレットワークによる6つのヴィオラ・ダ・ガンバでの「フーガの技法」、坂本龍一も絶賛のこの盤が、なんと2010年カタログ付特価限定CDとして登場!ヴィオール・アンサンブルの雄によミステリアスな「フーガの技法」の迷宮をめぐる旅が出来そうである!
【収録情報】
J.S.バッハ:フーガの技法 BWV 1080(6つのヴィオラ・ダ・ガンバ版)
1.The Art of Fugue: Contrapunctus 1 (a 4)
2.The Art of Fugue: Contrapunctus 3 (a 4)
3.The Art of Fugue: Contrapunctus 2 (a 4)
4.The Art of Fugue: Contrapunctus 4 (a 4)
5.The Art of Fugue: Canon (a 2) alla Ottava
6.The Art of Fugue: Contrapunctus 5 (a 4)
7.The Art of Fugue: Contrapunctus 6 a 4 in Stylo Francese
8.The Art of Fugue: Contrapunctus 7 a 4 per Augment et Diminut:
9.The Art of Fugue: Canon (a 2) alla Duodecima in Contrapunto alla Quinto
10.The Art of Fugue: Contrapunctus 9 a 4 alla Duodecima
11.The Art of Fugue: Contrapunctus 10 a 4 alla Decima
12.The Art of Fugue: Canon (a 2) alla decima (in) Contrapunto alla Terza
13.The Art of Fugue: Contrapunctus 8 a 3
14.The Art of Fugue: Contrapunctus 11 a 4
15.The Art of Fugue: Contrapunctus inversus 12 a 4 rectus
16.The Art of Fugue: Contrapunctus inversus 12 a 4 inversus
17.The Art of Fugue: Contrapunctus (13) a 3 rectus
18.The Art of Fugue: Contrapunctus (13) inversus a 3
19.The Art of Fugue: Canon (a 2) per Augmentationem in contrario Motu
20.The Art of Fugue: Fuga a 3 Soggetti (a 4) (incomplete)
【演奏】フレットワーク
【録音】2001年12月
英国のスーパー・ヴィオール合奏団、フレットワークがバッハの最後の大作フーガの技法を録音! この録音にあたり彼らは特製のヴィオールを使用したとのこと。ご存知のとおり楽器指定のないこの作品、オーケストラ、弦楽合奏、チェンバロ、オルガンと様々な演奏がありますが、ここでのヴィオールの豊かで心地よい響きはまったく別世界!
謎の多いこの作品を思わせぶりに演奏するのではなく、16、17世紀の音楽を演奏する時と同様に優しさとファンタジーをたっぷり注ぎ込んだ、飛び切り美しい演奏となっています。
最終フーガは未完のまま演奏しています。いったいバッハはどんな楽器で譜面に書いていたのでしょう・・フーガの技法はオルガン、ピアノ チェンバロそしてこのCD。柔らかく、聴きやすく、極上の天上の音楽を奏でます・・絶筆となった最後も譜面どおりBACAの音を奏で未完のまま終了となり、寂しさが残ります・・・
これで解明できるか「フーガの技法」古楽器による貴重な1枚が宝として加わりました。ブラボー!