伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

秋の夜長に聴くは、カール・ズスケのヴァイオリン演奏でバッハとベートーヴェンを考察する。

2024年09月23日 | クラシック音楽・オーディオ

秋分の日も過ぎやっと秋らしい季節が来た様である、今年早々地震被害に遭われた能登半島地方が記録的豪雨被害が甚大とのニュースが報道され被害に遭われた方には一刻も早い生活が戻れるよう心からお祈りします。

全く興味も無い岸田退任後の自民党総裁戦関係がニュースを賑わすが、ゴミ袋問題で名を下げた小泉進次郎氏の雲行きが最近益々怪しいようで、YouTubeを賑わしている様で紹介でする、昔から火のない所に煙は立たずと言われるが一応参考程度に紹介するのでお暇な方は一読していただきたい。アンダーラインのクリックでYouTubeに移動しますのでご覧ください。

ガラガラポン新聞、滝川クリステルが大物俳優との"不倫"発覚の真相

 滝川クリステルの華麗なる人生 

小泉進次郎が報道ステーションの公開処刑後から人気急落..."

何もこの様な状況下において立候補する側もされる側も問題多き事があり、日本の将来を見据えて国民が平和で安定した国家となる日本を目指して候補がいるのかが疑問だ、最低でも親中議員等は問題外で削除するべきであろう。



早朝は小雨に見舞われ早朝からモジャ君と散歩に行くが途中雨脚も強くなり、一時歩道橋の下で雨宿りをしながら戯れていると半刻にて小降りになり、自宅に戻った。勿論シャワーを浴びモジャ君の濡れた毛を乾かし、散歩後の「おやつ」を与える。この様な季節になると美味しい珈琲が飲みたくなり、早速い何時もの珈琲豆を計量し豆を挽き珈琲をドリップする、美味しい珈琲の淹れ方を簡単医に紹介します・・・

1.豆を正確に軽量し、挽いた豆を使い、挽いたカスはよく削除する
2.お水は出来るなら鉄分の多いお湯を使い珈琲を淹れる温度に注意個人的には75度前後にしてから淹れる。
3.なるべくお湯の落としはゆっくり初めは必ず少しお湯を落とし蒸らし時間は重要。
4.後はなるべくゆっくりお湯を落とし、最後は全てのお湯は落とさず、フィルターに残ったお湯がドリップ毎廃棄し、珈琲茶碗は充分保温捨て茶碗に注ぎ頂く。

後はシュガー、ミルクは入れないで抽出したドリップコーヒーそのまま頂く筆者の淹れ方の順である。

珈琲独自の美味しいそうなにおいが部屋に広がる、淹れたての低音の珈琲を頂きながら先日も紹介したズスケ四重奏団(Suske-Quartet)のアルバムを探し聴き始める。特にカール・ズスケのヴァイオリン演奏の自然な弦音には実に良き鳴りっぷり聴かせ全く古さは感じない落ち着いたバッハの演奏を感じた。



ズスケ四重奏団(Suske-Quartett)ベルリン弦楽四重奏団は1965年、当時ベルリン国立歌劇場管弦楽団のコンサート・マスターだったカール・ズスケを中心に首席奏者たちによって組織されました。1966年、ジュネーヴ国際コンクール2位(1位無し)を獲得、たちまち旧東ドイツを代表する弦楽四重奏団に成長。東ドイツ国内では一貫してズスケ四重奏団(ドイツ語表記のSuske-Quartett)を名乗って活動しましたが、国外でのツアーやLPレコードではベルリン弦楽四重奏団(英語表記のBerlin String Quartet)の名称で活動しました。1977年9月にカール・ズスケがライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートマスターに転出すると、リーダーはヴォルフ=ディーター・バッツドルフに交代し、団体名もドイツ語のBerliner Streichquartett(ベルリン弦楽四重奏団)を名乗るようになりましたが、ズスケをリーダーとした録音は1980年まで継続し、有名なベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集を完結させています。高い評価が与えられているベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲の中でも、最高傑作の呼び声が高い第14番である。ベルリン弦楽四重奏団1965年、当時ベルリン国立歌劇場管弦楽団のコンサート・マスターだったカール・ズスケを中心に首席奏者たちによって組織された。1966年、ジュネーヴ国際コンクール2位(1位無し)を獲得、たちまちドイツを代表する弦楽四重奏団に成長した。



またカール・ズスケ(第1ヴァイオリン)奏者はKarl Suske (カール・ズスケ)。ドイツの男性ヴァイオリニスト。1934年3月15日生まれ。
チェコスロヴァキー州ライヒェンベルク出身。幼少期に父フランツ・ズスケからヴァイオリンの手ほどきを受け、ライヒェンベルクの市立オーケストラで第2ヴァイオリンを演奏していた。第二次世界大戦後、家族とともにグライツ(テューリンゲン州)に移住し、ススケはヴァイオリンのレッスンを再開した。1947年に、グライツで育ったワイマール大学の教師でヴァイオリニストのゲルハルト・ボッセの下で学んだ。1951年にボッセがヴァイオリン教授とMDRライプツィヒ放送交響楽団の第一コンサートマスターとしてライプツィヒに移ったとき、ズスケも同行した。1954年の卒業後、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスの第一首席ヴィオラ奏者、後にコンサートマスターに就任した。1962年にはウンター・デン・リンデン国立歌劇場の第一コンサートマスター、1977年にはクルト・マズアの要請でライプツィヒに戻り、ゲヴァントハウス管の第一コンサートマスターに就任した。同時に、バイロイト音楽祭オーケストラのコンサートマスターを1991年から2000年まで9回務め、東京のNHK交響楽団からも繰り返しゲストコンサートマスターを務めた。1951年、師であるゲルハルト・ボッセが新たに結成した弦楽四重奏団の第2ヴァイオリン奏者として入団した。



1955年には伝統あるライプツィヒ・ゲヴァントハウス弦楽四重奏団の第2ヴァイオリン奏者にも就任した。1965年にベルリンでクラウス・ペータース(ヴァイオリン)、カール・ハインツ・ドムス(ヴィオラ)、マティアス・プフェンダー(チェロ)とともに「ズスケ弦楽四重奏団」(後にベルリン弦楽四重奏団)を結成し、ヨーロッパ、アメリカ、日本への客演を行い、ドイツ民主共和国の室内楽界で重要な役割を果たした。1970年、四重奏団は、「国の文化遺産の作品の見事な解釈とドイツ民主共和国の社会主義音楽創造への貢献に対して」ドイツ民主共和国の国家賞を授与された。1980年にレコード・レーベルのエテルナでベートーヴェンの弦楽四重奏曲を全曲録音し、弦楽四重奏団は解散した。

今回はクルト・マズア(指揮)ライプツィッヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団によるバッハの演奏で、「ドイツ・シャルプラッテンETERNAの芸術」 エテルナのオリジナル・サウンドに最も忠実な音! 第4弾はカール・ズスケによるバッハ協奏曲集と無伴奏、ソナタ&パルティータのこのJ.S.バッハ:バイオリンパルティータBach - Violin Partita No.2 〜Chaconneは皆が絶賛するChaconneは当然良いが筆者はViolin Partita No.3〜Preludioはお気に入りで実に真面目な素晴らしい演奏であると思うのです。


特にこのJ.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲に着いては筆者が良く家族にお願いすることは、死んだら骨にして海に沈めてくれと頼んでいる。この曲のアダージョを聴くと思うはあくまでも透明な海水の静かな海の中でゆったり揺れ、波と戯れる光景を思い浮かべ、正に死後の世界を漂う筆者を思い浮かべる様である、それほどまでズスケの弦の音は好感が持てる。



【Disc 1】
 ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 BWV1041
 ヴァイオリン協奏曲 第2番 ホ長調 BWV1042
 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043
 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ
  ソナタ 第1番 ト短調 BWV1001
  パルティータ 第1番 ロ短調 BWV1002
【Disc 2 】
  ソナタ 第2番 イ短調 BWV1003
  パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004
  ソナタ 第3番 ハ長調 BWV1005
  パルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006
[協奏曲]
  カール・ズスケ(ヴァイオリン)
  ジョルジオ・クローナー(ヴァイオリンⅡ)
  ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
  ワルター・ハインツ・ベルンシュタイン(チェンバロ)
 クルト・マズア(指揮)
 録音日:1977年4月21~23日、1978年12月11~12日
 録音場所:ライプツィヒ・パウル・ゲルハルト教会
 [無伴奏]
 カール・ズスケ(ヴァイオリン)
 録音日:1983年(BWV1001/1002)、1985年(BWV1003/1004)、1988年(BWV1005)、1987年(BWV1006)
 録音場所:ルカ教会スタジオ、ドレスデン

秋の夜長に楽しむは彼の実力が遺憾なく発揮された、深い奥行きと精神性を感じさせる演奏です。確かに10吋の名品ユニットIIILZ Monitor Goldを組み込んだエンクロージャーで聞くも十二分納得される音室と思うが確かに色々の名演奏を聴く中でも一際群を抜く纏まりとバッハゆかりのライプツィヒで育まれてきた演奏様式が豊かに結実したズスケの名盤が最高音質で蘇る音は実に優れた演奏でもある。



ここで筆者愛用のTANNOYについて述べる、兎に角音質的に優れた点は弦楽器の響きが大変よろしく、ボーカルの甘い響きは、このユニットを鳴らすツボさえ捕まえれば他のユニットでは味わえない魅力的がわかるはずだ。

特にカメラレンズに於いても同じですがここでいう「ヴィンテージ」は単に古いという意味であって、厳密にいつ頃のというものは無い様ですが、TANNOYの10吋については、発売当時の搭載ユニットはMonitorRED(ⅢLZ)、2代目1967年発売MonitorGOLD(ⅢLZmk2)、3代目1974年発売HPD295として販売した様ですがやはりオールドタンノイを語るならば、誠に残念なことに音質の要であったコーン紙工場が全焼により再起不能かと言われたが、薄手の西ドイツ・クルトミューラー社製コーン紙を使用できるように再設計された新型ユニットがⅢLZ in cabinetである。
現代タンノイの源流といっても過言ではないこのIIILZには10インチのモニターゴールドというスピーカーユニットが組み込まれています。むしろこれ以降はヴィンテージタンノイじゃない、という人も多いそうです。筆者に使用するTANNOYの10吋は2代目ⅢLZmk2を使用中である。



本日現在使用するメインアンプのサブ真空管6BM8を松下製から日立製に変更して聴くがヴォーガルは日立製に変えた途端にしっかりした落ち着いた声に安定感が増した、以前このミニ管は色々買い揃えたので予備は充分あるのですが、其々セットで揃えて保管しなければならず不精者の筆者には苦手な作業でもある。
ある程度時間が経過しれば、接点回復剤での洗浄は効果的でもある。

本国のETERNAオリジナル・アナログテープより新規で復刻。1977年と翌年にマズア指揮でETERNAレーベルへ収録されたカール・ズスケ(1934.3.15-)によるバッハのヴァイオリン協奏曲集を世界初SACD化で復刻されたアルバムは手放せない。ライプツィヒで培われてきたバッハ演奏の伝統様式を感じさせるズスケの代表的な録音のひとつとして非常に評価が高い正に名盤です。
確かにこのアルバムは筆者の以前から持つHPD295ユニット装着のTANNOY IIILZ in Cabinetでも良い音はしたのですが現在使用するTANNOYⅢLZ in GOODMAN AXIOM80 Cabinetと比べ品位、自然な音の表現が違い、実に上手い具合に鳴る音かも知れない。確かに以下の様な解説があるので参考にしてください。



全盛期のエテルナのアナログ・レコードの音を限りなく再現すべく、オリジナル音源から新規デジタル・マスタリングした、キングインターナショナルのシリーズ「ドイツ・シャルプラッテンETERNAの芸術」。第4弾は、室内楽の名手カール・ズスケによるバッハ作品集。彼の実力が遺憾なく発揮された、深い奥行きと精神性を感じさせる演奏です。引き続き企画監修は、ヴィンテージレコードショップ「エテルナトレーディング」の店主で、日本にETERNAのレコードを流布させた"仕掛け人"でもある高荷洋一氏。特に今回は、「無伴奏」のオリジナルがデジタル・マスターのため、よりアナログ・レコードに忠実な音質を目指すべく、丁寧にマスタリングを行いました。また解説書には、カール・ズスケの音楽性とその周辺についてより深く追求した、カール・ズスケの音の秘密落ち着きある安定した音が聴こえ安らかな眠りを誘う様でもある。

伝統あるズスケ弦楽四重奏団を聴くにはやはり欧州のスピーカーがとの相性が良いが、この様な音楽を視聴するは、いくら最新のエンクロージャーを使えど駆動するアンプは真空管使用が上手くなる様だが、最新のスピーカーは能率の悪いものありその辺りのバランスさえ合えば球のアンプを薦める。



当時ベルリン国立歌劇場管弦楽団のコンサート・マスターだったカール・ズスケを中心に首席奏者たちによって組織されました。1966年、ジュネーヴ国際コンクール2位(1位無し)を獲得、たちまち旧東ドイツを代表する弦楽四重奏団に成長。東ドイツ国内では一貫してズスケ四重奏団(ドイツ語表記のSuske-Quartett)を名乗って活動しましたが、国外でのツアーやLPレコードではベルリン弦楽四重奏団(英語表記のBerlin String Quartet)の名称で活動しました。1977年9月にカール・ズスケがライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートマスターに転出すると、リーダーはヴォルフ=ディーター・バッツドルフに交代し、団体名もドイツ語のBerliner Streichquartett(ベルリン弦楽四重奏団)を名乗るようになりましたが、ズスケをリーダーとした録音は1980年まで継続し、有名なベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集を完結させています。高い評価が与えられているベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲の中でも、最高傑作の呼び声が高い第14番である。
改めてルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven)は、ドイツの作曲家、ピアニスト。音楽史において極めて重要な作曲家の一人であり、日本では「楽聖」とも呼ばれる。ベートーヴェン好きの筆者にはベートーヴェン弦楽四重奏曲全集(7CD)ズスケ四重奏団のアルバムがある。

この録音には、1970 年代に人気が最高潮に達し、ベートーヴェンの録音が音楽生活の要であったドイツの四重奏団、ズスケ四重奏団が参加しています。このグループのオリジナル ラインナップは、ベートーヴェンの曲で始まり、終わりました。70 年代に録音され、その壮大さと古さをまったく失っていないこの録音は、優れたアルバムです。



ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集
Disc1
 弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 Op.18-1
 弦楽四重奏曲第2番ト長調 Op.18-2
 弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.18-3
Disc2
 弦楽四重奏曲第4番ハ短調 Op.18-4
 弦楽四重奏曲第5番イ長調 Op.18-5
 弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 Op.18-6
 弦楽四重奏曲のためのメヌエット 変イ長調 Hess 33
Disc3
 弦楽四重奏曲第7番ヘ長調 Op.59-1『ラズモフスキー第1番』
 弦楽四重奏曲第8番ホ短調 Op.59-2『ラズモフスキー第2番』
Disc4
 弦楽四重奏曲第9番ハ長調 Op.59-3『ラズモフスキー第3番』
 弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.74『ハープ』
Disc5
 弦楽四重奏曲第11番ヘ短調 Op.95『セリオーソ』
 弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 Op.130
 大フーガ 変ロ長調 Op.133
Disc6
 弦楽四重奏曲第12番変ホ長調 Op.127
 弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調 Op.131
Disc7
 弦楽四重奏曲第15番イ短調 Op.132
 弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 Op.135
ズスケ四重奏団
 カール・ズスケ(第1ヴァイオリン)
 クラウス・ペータース(第2ヴァイオリン)
 カール・ハインツ・ドムス(ヴィオラ)
 マティアス・プフェンダー(チェロ)
録音時期:1967~1980年
録音場所:ドレスデン、聖ルカ教会
録音方式:ステレオ(セッション)
原盤:Berlin Classics

第9番作品47イ長調は、1803年に作曲されたピアノとヴァイオリンのためのソナタで、「クロイツェル・ソナタ」の呼び名で知られており、その技術的な難易度の高さと異例ともいえる長さ、規模が大きく非常に風格があるという特徴を持っています。
全盛期のエテルナのオリジナル・アナログ・レコードの音を限りなく再現すべく、マスターテープから新規デジタル・マスタリングした、キングインターナショナルの新シリーズ「ドイツ・シャルプラッテンETERNAの芸術」第2弾は、ズスケ四重奏団によるベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集。引き続き企画監修には、ヴィンテージレコードショップ「エテルナトレーディング」の店主で、日本にETERNAのレコードを流布させた“仕掛け人”でもある高荷洋一氏を招き、最大限アナログ・レコードに忠実な音質を目指すべく、徳間より受け継ぎ、キングレコードに保管されているマスターテープからSACD用に通常の3倍の時間をかけマスタリングを行いましたとの詳細がありました。



有名なドレスデン・ルカ教会での録音だが、残響がほどよく、このあたりはマスタリングのうまさだろう。つい耳をそばだててしまう。分解能が高くなっているのだろう、それもあって演奏がいちだんと魅力を増していることはまちがいない。ズスケとメンバーが奏でる美しく清潔な音は、あるときは艶やかでたおやかに、またあるときは力強く激しく、またあるときはさびしく悲しく、聴き手にせまってきて演奏に夢中になってしまう。

タンノイ2代目1967年発売MonitorGOLD(3LZmk2)のエッジはコーン紙がそのままエッジとして使われているフィックスドエッジです。 
以降はHPDと呼ばれるユニットに変わりこちらも素晴らしいものには変わりませんが、やはりオールドタンノイを語るならば、コーン紙が工場火災によりクルトミューラー社製に変わる前のこの時代のユニットは良い製品と思いますヴィンテージと言われるタイプはMonitorGOLDに使われたユニットです。特に弦楽器での再現は特に素晴らしい音を聴かせていただきたます。

若干ハイ上がり気味ですがコントロールの高音を抑えてきけばこれが実に格調高い音質になります。モノーラルで聴けば尚宜しい兎に角Op.131は是非お勧めする、但し此れは間違いなく真空管アンプで聴くべきであろう。安価な真空管でも素直に演奏に浸れる音がします。フレーズごとの表現が実に豊かで、飽きのこない演奏です。勿論テンポも適切だと思います。聴いている瞬間瞬間で音楽を聴く喜びを味わえる素晴らしい演奏だと思います。
60年代のADD録音で,古いですがかえって艷やかな印象は好みです。少し残響が多すぎるかが気になることもある、しかし4人の奏者それぞれの音がしっかり聞こえて、対話しているようでフレーズごとの表現が豊かで、飽きのこない演奏です。テンポも絶妙である。まるで拙宅のTANNOYⅢLZ in GOODMAN AXIOM80 Cabinetは水を得た魚のように鳴るのである。ブラボー!