伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

筆者の好きなJAZZピアノ演奏者Oscar PetersonのSongbooksを検証する。

2025年01月22日 | JAZZ・ボサノヴァ


昔から言われる名言に「ジャズに名演はあるが、名曲はない」という、ジャズ・ファンにはよく知られた格言があります。これはアドリブこそがジャズの最大の魅力であるということを強調して表わしている部分であって、けっして楽曲の魅力を否定したものではありません。ジャズでも名曲は存在しますし名曲のアレンジはジャズはもっと面白くなるのです。

最近言われるジャズは死んだのか?という疑問は、もう60〜70年代からずっと繰り返されてきた控えめに言っても「ほぼ死んでいる」という評価が妥当なのだと思います。ジャズがアメリカ国内で大衆の人気を失っていったのは60年代から、ロックやポップスの台頭からです。ボブ・ディラン、ビートルズ、モータウンなどなどがリスナーをジャズから奪っていきました。
60年代以降は、ジャズミュージシャンがジャズを捨て、リスナーの好みに合わせた演奏スタイルを選択してしまった時代ということなのでしょう。トドメを刺したのはミュージシャン本人だったということ、その時期にルイ・アームストロング(’71)やデューク・エリントン(’74)などの偉人が亡くなっていくということも象徴的です。確かに薬により若手の名演奏者が早死にして行った。



逆にジャズ音楽の効能は、ジャズを聴くとどんな効果があるのだろうか・・?
ジャズには、「Swing Feel(スイングフィール)」という速い曲調でも遅く感じるという特性があります。 ジャズ音楽を聴くと、この特性によって穏やかでゆっくりとした時間の流れを感じられ、よりリラックス空間を作り出すことができ、曲自体はアップテンポで流れるため、まったりしすぎず適度な緊張感も与えてくれ、ジャズ音楽は特に脳に良い影響を与えることが知られています。
これが脳の創造性を刺激し、ストレスを軽減する効果があります。 リラックスと創造性が促進されることが示されています。 また、ジャズは記憶力や言語能力の向上にも寄与し、脳の可塑性を高める効果があるとされています。ジャズ音楽は、スウィングフィールと呼ばれるテンポが速い曲でも遅く感じるという独特のリズム感をもち、適度なリラックス効果をもたらします。 この特性によって、心身を穏やかでリラックスした状態に導き、ストレスを軽減するのです。
「ジャズ」好きもまた自己評価が高く、クリエイティブさに長けているといえます。 外交的であり、親しみやすい性格なので自然と人に囲まれていることも多いです。此の様に考えれば死んだジャズ音楽も一部の世代の間では浸しまれ、楽しんで頂ける音楽の分野でもあります。と言われるそうです。

先ずは筆者が最近ジャズを聴かないしばらく聴いてないのである、何故かと耐えは簡単で聴きたい演奏者が限られる様である、基本的にピアノトリオ演奏でスイングジャズ系統の演奏を聴く事が多いから、益々聴く範囲が狭まっている状態である様に思う、先ずはLUXKIT(LUXMAN)のA3500に火を入れ準備する、此のアンプも相当古く火屋(真空管)は新しい物に交換するが、オーバーホールを考えなければならない時期に来ている様に思う、JAZZ音楽を楽しむには真空管アンプは譲れない、尚多少の力が欲しいのでプッシュプルのパワーアンプに換えています。美味しい珈琲に心地よいスイングジャズは極楽の時間んでもある。



The Jazz Legendのオスカー・ピーターソン / Oscar Peterson1970年代末、ウィーンで行われたコンサートでピーターソンは、プロデューサーのノーマン・グランツに、「ちくしょう、ノーマン、このピアノは何処まで行こうっていうんだ? 俺もこんな楽器を手に入れなきゃ!」と呼びかけました。この瞬間、ベーゼンドルファーピアノとの深い友情が芽生えたのです。ピーターソンは個人的に選んだベーゼンドルファーコンサートグランド290インペリアルに特別な思いを持っていただけでなく、ウィーン・ムジークフェラインの黄金ホールで、ベーゼンドルファーの創立175周年を記念して開かれた『ウィーンの夕べ』でも演奏しました。

イグナツ・ベーゼンドルファー(1794 - 1859)イグナツは1794年、腕の良い家具職人だったヤコブ・ベーゼンドルファーと妻マルタの息子として、ウィーンに生まれました。19歳の時、当時最も有名なピアノ製作技術者の一人だったヨゼフ・ブロッドマン(1763−1848)に弟子入りします。若いイグナツは大変な才能に恵まれていたようで、1815年には既に、ウィーン美術アカデミーから表彰されています。ブロットマンの下で貴重な知識と技術を身にたイグナツは1828年、65歳で引退したブロットマンから事業を譲り受けます。
1838年ウィーン:若き作曲家であり、アーティストだったフランツ・リストの激しい演奏に耐えられるピアノは多くないというのは有名な話でした。友人に勧められたリストは、ウィーンで予定されていたコンサートで、ベーゼンドルファーのグランドを演奏しようと決めます。ベーゼンドルファーのピアノが頑丈に作られ、品質も高かったため、リストは、自身驚いたのですが、
ベーゼンドルファーは一夜にして名声を築き、続くコンサートでもベーゼンドルファーが使用されました。これを機に、リストとベーゼンドルファーの間に親交が生まれます。



オスカー・ピーターソンとレイ・ブラウン
トリオといっても、3人が同時に演奏する場面はほとんどなく、ブラウンがバッキングをする際にはペデルセンがプレイをやめ、ペデルセンがソロをとるところではブラウンは弦に触れない。だから、このライブ盤はほぼピアノとベースのデュオ作であるとも言える。ピーターソンのデビュー作はベースとのデュオ・アルバムであり、それをプロデュースしたのはノーマン・グランツであった。それから27年の時を経て、再びグランツ・プロデュースによって原点に返った作品。それが『オスカー・ピーターソン・アンド・ザ・ベーシスツ』であった。

戦後の日本人が最初に生演奏に触れたモダン・ジャズのピアニストは、オスカー・ピーターソンであった。J.A.T.P.のメンバーとしてピーターソンが来日したのは1953年11月、日本の占領期が終わっておよそ半年後のことである。
ジャズ・プロデュサーのノーマン・グランツが、名の知られたジャズ・ミュージシャンを集めてセッション・コンサートを開催したのは1944年だった。ロサンゼルスのフィルハーモニック・オーディトリアムが会場であったことから、そのイベントはJ.A.T.P.(ジャズ・アット・ザ・フィルハーモニック)と名づけられた。以後、J.A.T.P.のコンサートは出演メンバーを変えながら断続的に行われ、海外にも巡業するようになった。日本公演もそのような巡業活動の一環であった。デビュー時から17年続いたパートナーシップオスカー・ピーターソンとノーマン・グランツはある時期まで一蓮托生の関係にあって、カナダ出身のピーターソンをアメリカに紹介したのも、彼のデビュー・アルバムをプロデュースして自分のレーベル、クレフから発売したのも、その後のマネジメントを一手に引き受けたのもグランツである。
特に最近聴くのは欧Solarが11年にリイシューな本盤の土台は"Plays The Richard Rodgers Songbooks"。59年7月14~8月9日に行われた、オスカー・ピーターソンの録音の一環でリリースされた。この半月ばかりで、ピーターソン率いる黄金トリオは以下10枚ものLP音源を吹きこんだ。
"The Jazz Soul of Oscar Peterson"
"Plays the Duke Ellington Song book"
"Plays the George Gershwin Songbook"
"Plays The Richard Rodgers Songbooks"(本盤)
"Plays the Jerome Kern Songbook"
"Plays the Cole Porter Songbook"
"Plays the Harry Warren Songbook"
"Plays the Irving Berlin Songbook"
"Plays the Harold Arlen Songbook"
"Plays the Jimmy McHugh Songbook"



中でもPlays the Cole Porter Song Bookは筆者のお勧めアルバムでもある。
Plays The Cole Porter Songbook
こちらはオスカー・ピーターソンによるコール・ポーター作品集です。ジャズ・スタンダードナンバーを数多く残したコール・ポーターをまとめて聴きたいという方には嬉しい一枚です。2分程度の短い曲が多く、軽快なリズムと共に気軽に楽しめる作品で、コーヒーブレイクなどにぴったりです。



収録情報
 1: 夜の静寂の中で(In The Still Of The Night)
 2: 私にとっては大丈夫(It’s All Right With Me)
 3: 愛を売る(Love For Sale)
 4: そういったことの一つ(Just One Of Those Things)
 5: 君に夢中(I’ve Got You Under My Skin)
 6:別れを告げるたびに(Every Time We Say Goodbye)
 7: 夜と昼(Night And Day)
 8: 愛しやすい(Easy To Love)
 9: なぜ行儀よくできないのか(Why Can’t You Behave)
 10: パリが大好き(I Love Paris)
 11: あなたに集中します(I Concentrate On You)
 12: それは愛らしい(It’s De-Lovely)



パーソネル
 Oscar Petersonオスカー・ピーターソン(P)
 Ray Brownレイ・ブラウン(B)
 Ed Thigpenエド・シグペン(DS)
1959年7、8月シカゴにて録音

オスカー・ピーターソンによる、コール・ポーター作品集。かなり前の作品でもあるが、音質は良いと思います、“鍵盤の皇帝”と言われたオスカー・ピーターソンがお馴染みのトリオで、ミュージカルや映画音楽のジャンルで数多くのスタンダード・ナンバーを生み出した偉大な作曲家コール・ポーターのナンバーを、煌びやかな演奏で聴かせる。
ピーターソンがコール・ポーターの作品に取り組んだ作品は、52 年に録音されたレイ・ブラウン、バーニー・ケッセルとのトリオによる作品に続き、これが、2 作目。本作はギターのバーニー・ケッセルから、ドラムのエド・シグペンへと、楽器編成、メンバーがチェンジし黄金トリオと言われる状態になって行った。この辺りでいわゆるモダンなピアノ・トリオによるピーターソンの可憐なフレーズが粋に響く。
それとピーターソン愛用のベーゼンドルファーの魔法とも言える、現存する最古のピアノメーカーであるベーゼンドルファー社は、創業から200年近く経った現在も、オーストリアの職人たちが経験とノウハウを積み重ねながら世界中に最高のピアノを届けています。そしてその熟練の技は今もなお世代を超えて受け継がれているのです。ブラボー!

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