今日も休みで、朝からゆっくりバッハでもききますか?
昔からバッハのBWV1060チェンバロ協奏曲は良く聴きます。
今思えばこの曲がバッハを聴く最初でした。
思えば46年前、此の曲は是非一度はと進められた曲である。
まだバッハの事はあまり知らない時代に
バッハと云えば協会音楽カンタータとオルガン曲が多く、あまりなじみが無く
当時はJAZZばかり聴いていた時代でした。
一番始めにバッハのLPを購入したのもこれでした。
チェンバロ協奏曲をアレンジしたものでした。
バッハのチェンバロ協奏曲は
1台用から4台用まであり、1台用は8曲(うち1曲は断片)、
2台用3曲、3台用2曲、4台用1曲の計14曲がある。
そのうちの2台のチェンバロのための協奏曲
第1番 ハ短調 BWV1060
2台のチェンバロのための協奏曲第1番ハ長調は、
散逸したオーボエとヴァイオリンのための協奏曲が原曲だと
思われるが、その曲がバッハの作かどうかは分かっていないようだ。
作曲地:ライプツィヒ、
作曲年代:1736年、演奏時間:約15分。
第1楽章 (アレグロ) ハ短調
- 第2楽章 アダージョまたはラルゴ 変ホ長調
- 第3楽章 アレグロ・アッサイ ハ短調
第2番 ハ長調 BWV1061
2台のチェンバロのための協奏曲第2番ハ長調、
初めからチェンバロ協奏曲として作曲されたものと思われる。
この曲では弦合奏が控えめで、殊に第2楽章においては、
弦を一切欠いている。
作曲地:ライプツィヒ、
作曲年代:1736年、演奏時間:約19分。
- 第1楽章 (アレグロ) ハ長調
- 第2楽章 アダージョまたはラルゴ イ短調
- 第3楽章 フーガ(アレグロ) ハ長調
第3番 ハ短調 BWV1062
2台のチェンバロのための協奏曲第3番ハ短調、
自作の「2台のヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV1043」が原曲になっている。
- 第1楽章 (アレグロ)ハ短調
- 第2楽章 アンダンテ 変ホ長調
- 第3楽章 アレグロ・アッサイ ハ短調
- 以上の作品をオーボエとヴァイオリンのための協奏曲としています。
- 今にして思えば、やはりケーテン時代の音色と違い崇高な感じがします。
- そして20代後半で東京に出てから
- 偶々、上野の小ホールで ハインツ・ホリガー(Heinz Holliger,1939年5月21日 -
- はスイスのオーボエ奏者・指揮者、現代音楽の作曲。)の来日演奏会に行きました。
- 生の音はまさにいい音でやはり演奏会の生は良いですね!
- Bach-Concerto for Violin and Oboe in c minor, BWV 1060
勿論 レコードは ハイツン・ホリガーも持ってます。
久しぶりに此の曲を聴きますと元々は2台のチェンバロのための協奏曲
散逸したオーボエとヴァイオリンのための協奏曲が原曲となっていて本当は
解らないようですが、まさに良い曲になってます。
下は、広島市内 ゲバントホール
広島ストリングプレイヤーズ 第6回演奏会
オーボエ独奏:高山成龍 ヴァイオリン独奏:高木 英士
J.S.バッハ:オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWVlO60
此のテンポがいい感じです。
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