伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

興味尽きないJ.S.Bach:BWV988(ゴールドベルグ変奏曲)に次の曲BW V989は・・・・

2021年11月14日 | バロック音楽・オーディオ一般

バッハのチェンバロ曲を聴いたのはバッハ :イタリア協奏曲 BWV 971(Bach, Johann Sebastian:Italienisches Konzert BWV 971)のカールリヒター演奏で聴いた記憶が最初あり、そしてBWV 978ゴールドベルグ変奏曲と続きBWV 979イタリア風のアリアと変奏 イ短調となるのであるが、最近まで余り聴かななったと言うより全く気にもしなかった。

バッハが、イタリア音楽を勉強していて、ヴィヴァルディやマルチェッロなどの協奏曲をクラヴィーア曲に編曲していた時代に作られたと言われている。

最近はオーディオの器材より音楽に興味が移行している様に思う、最新のオーディオ機材は貧困老人には手が出せる代物が少なく、ヴィンテージ物の機材も其処の価格もする、入手できるアンプも代わり映えもなく、最新の小さなスピーカーも変形模様の材料も変化している状態の中から、自分い合う物を見つけることも大変である。それもとびっきりの高額である。

筆者が思うは、兎に角バランス良く適度に鳴れば別に文句も無いのある。最終的には聴く環境により部屋から換えなければ満足する音質は得られないであろうと思うこの頃です。

音楽を楽しむには最低条件でとも思っている、東北の友人などは奥の細道の低価格品を集め楽しんでいる様ですが、訪ねた折に聴かせて頂いたが、纏った音を出していたが、但しバッハのカンタータの様な自然が重なり合う音の多彩なシンフォニーを求める事は不向きと言っていた。一つの部品のグレートアップは全体の影響が出てバランスを崩すと言う、最もな事だがつい少しでも「良い音」を求めバランスを崩している様にも思える。
確かにオーディオに関しては摩訶不思議な部分が多く伝説部分も多いため、最近の筆者は我が道を行く!が一番だと思い、「良い音楽」を一曲でも多く聴く様に心がけている。

いまだに良く聴く演奏者にWanda Landowska:ゴールドベルグ変奏曲があるが、音質は悪いが2回目の演奏はずいぶん良くなってはいるが、これを聴き出すと途中では止めず全曲聴いたしまう、これぞ良い音楽と言える。
音質の悪い曲を聴くのにどれほどの高価な装置が必要かと自問する???



最近CDの整理して気づいたことに吉田秀和氏も絶賛する名ピアニスト、アンジェラ・ヒューイットによる大好評のバッハ・シリーズに第11作目が登場。今回は、偽作の可能性がある作品でも遠慮なく取り上げているのが特徴で、イ長調のパルティータについても、偽作だとの考えが多いことから、『パルティータ集』のセットには収録せず、今回のアルバムで取り上げています。
その他、《無伴奏ヴァイオリン・ソナタ》第3番のアダージョ楽章であるBWV.968もW・F・バッハの編曲ではないかと推察されている曲ですし、3曲の断片からなる組曲ヘ短調、フーガハ長調も偽作の可能性が高いとされています。おそらく話題を呼んだクープランのシリーズと同様、ヒューイット自身がピアノに向いていると感じた作品を、真贋にこだわらず、あくまで音楽性のみで判断し抽出した結果ではないかと思われます。

アンジェラ・ヒューイット(ピアノ)Tamara Stefanovich (タマラ・ステファノヴィッチ)。ドイツの女性ピアニスト。1973年4月5日生まれ。
ニューヨークのカーネギーホール、ベルリンフィルハーモニー、東京のサントリーホール、ロンドンのロイヤルアルバートホール、ウィグモアホールなど著名なコンサートホールで演奏を行っている。。ウラディーミル・アシュケナージ、オスモ・ヴァンスカ、スザンナ・マルキなどの著名な指揮者とも数多く共演。2019年に来日した際には、ミューザ川崎シンフォニーホールで、ジョナサン・ノット指揮の東京交響楽団とともにリゲティ:ピアノ協奏曲の演奏を披露している。録音ではバルトークの2台のピアノ、打楽器と管弦楽のための協奏曲の録音が秀逸。またオランダの作曲家ハンス・エブラハムセンのピアノと管弦楽のための協奏曲の録音もリリースしている。

アンジェラ・ヒューイット、バッハ・シリーズ第11弾!
幻想曲とフーガ イ短調、他
 ■幻想曲とフーガ イ短調BWV.904
 ■イタリア風アリアと変奏 イ短調BWV.989
アンジェラ・ヒューイット(ピアノ)

中でもこのBWV.989曲を聴き思うは、バッハらしくなく、実に可愛い曲で、バッハのチェンバロ曲にはBWV772‐BWV994がある、今回のBWV.989は後半の曲でありゴルトベルク変奏曲の次に作曲した曲でもある。アンジェラ・ヒューイット(P)以外のピアニストも聴き比べてみようとの紹介である。



次に紹介するのはTamara Stefanovich (タマラ・ステファノヴィッチ)。ドイツの女性ピアニスト。1973年4月5日生まれ。
ニューヨークのカーネギーホール、ベルリンフィルハーモニー、東京のサントリーホール、ロンドンのロイヤルアルバートホール、ウィグモアホールなど著名なコンサートホールで演奏を行っている。。ウラディーミル・アシュケナージ、オスモ・ヴァンスカ、スザンナ・マルキなどの著名な指揮者とも数多く共演。2019年に来日した際には、ミューザ川崎シンフォニーホールで、ジョナサン・ノット指揮の東京交響楽団とともにリゲティ:ピアノ協奏曲の演奏を披露している。録音ではバルトークの2台のピアノ、打楽器と管弦楽のための協奏曲の録音が秀逸。またオランダの作曲家ハンス・エブラハムセンのピアノと管弦楽のための協奏曲の録音もリリースしている。




タマラ・ステファノヴィチ(ピアノ)
 1.-7.チャールズ・アイヴズ(1874-1954):ピアノ・ソナタ第1番(1901-1910)
 8.-15.ベーラ・バルトーク(1881-1945):ハンガリー農民の歌による即興曲 Op.20 Sz.74
 16.オリヴィエ・メシアン(1908-1992):「カンテヨージャーヤー」(1949)
 17.-27.ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750):イタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV989

【録音】
 録音時期:2018年6月21-24日
 録音場所:ベルリン、テルデックス・タジオス
 録音方式:ステレオ(PCM HI-RES /セッション)
 SACDハイブリッド
 CDのSTEREO / SACDのSTEREO / SACD SURROUND


自身による選曲のアルバム「影響」 SACDハイブリッド盤。タマラ・ステファノヴィチPENTATONE」レーベル第1弾となる新録音は自身スターファノヴィチハクの作品を連冨実ってなる



以前にも紹介はしたが、個人的にもお気に入りのコルネリア・ヘルマン(Cornelia Herrman)特にタイトルになっているJ.S.バッハ:イタリア協奏曲よりBWV989を聴く。

YouTube配信は残念な事にイタリア協奏曲しかありません。

1985年よりザルツブルク・モーツァルテウム音楽院でピアノを学ぶ。1996年、ドイツのライプツィヒで開催されたJ. S. バッハ国際コンクールで最年少19歳で最高位を獲得。また1999年ザルツブルクで開催されたモーツァルト国際コンクールでは特別賞を受賞。これまでにボッフム交響楽団、中央ドイツ放送室内フィルハーモニー、イスラエル室内オーケストラ、カメラータ・ザルツブルク、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、リンツ・ブルックナー管弦楽団、ウィーン室内管弦楽団、日本国内ではNHK交響楽団、東京都交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、読売日本交響楽団、九州交響楽団、大阪センチュリー交響楽団、山形交響楽団、オーケストラアンサンブル金沢等と共演。
これまでにG. ボッセ、M. ホーネック、U. ムント、R. ノリントン、Y. スダーン、C. アルミンク、N. マリナー、J. ジャッド等の指揮で演奏している。オーストリアをはじめ世界各国でソロ、室内楽そしてオーケストラとの共演と活躍、ラジオ(ORF、NDR、MDR)録音も多数行っている。2006年には「N響アワー」にも出演。ビクターから発売された2枚のCDはいずれも高い評価を得ている。

近年の活躍には目を見張るものがあり、ソロ活動の他、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーとの室内楽、クリストフ・ゲンツ(テノール)とのコンサートなど、若手ピアニストのホープとして注目を浴びている。2012年7月には札幌で毎年開催されているPMFに招待され、ファビオ・ルイジ指揮のオーケストラと「ペトルーシュカ」の演奏の他、リサイタル、室内楽公演に出演、絶賛を博した。2012年6月、2013年2月には『バッハ:フランス組曲』ほかを、2014年6月には『バッハ:イタリア協奏曲』ほかを、2016・17年には『バッハ:パルティータ 第1集・第2集』を録音し、カメラータ・トウキョウより発売して高い評価を受けた。

ザルツブルクのミュージシャンの家族に生まれたコルネリア・ヘルマンは、ザルツブルクのイムレ・ローマン、ウィーンのノエル・フローレス、ブダペストのフェレンク・ラドスに師事し、アレクサンダー・ロンキッチ、マレイ・ペライア、アンドラーシュ・シフ、アルフレッド・ブレンデルからさらにインスピレーションを得ました。Cornelia Herrmannは、ライプツィヒで開催された国際JSバッハコンクールの最年少ファイナリスト兼優勝者であり、ザルツブルクで開催された国際モーツァルトコンクールで特別賞を受賞しました。2002年に彼女はザルツブルク音楽祭でデビューしました。



コーネリア・ハーマンは、チューリッヒ・トンハレ、ジュネーブのビクトリアホール、KKLルツェルン、リーダーハレシュトゥットガルト、ゲヴァントハウスライプツィヒ、市庁舎ハイデルベルク、ザルツブルクの大規模なフェスティバルホール、リンツのブルックナーハウス、パラオデラムジカバルセロナ、オーディトリアムナシオナルマドリードなどの会場にさらに参加しました。 、テルアビブの美術館、アクサナトイスタンブール、サラサンパウロ、国立美術館、東京のサントリーホール、ウィーン楽友協会、ウィーン楽友協会。

JSバッハによる完全なフレンチスイーツとCD「イタリア協奏曲」の彼女の録音は2013年と2014年にリリースされ(CAMERATA)、マスコミから高い評価を得ています。2017年初頭、JSBachのパルティータの最初のパートがリリースされ、レコード芸術によって「トクセン」(今月の選択)に選ばれました。パート2は2017年10月にリリースされました。さらに、彼女のディスコグラフィーには、シューマンとブラームスの作品の録音が含まれています。

2014年、Cornelia Herrmannは、ザルツブルク近郊のフシュル湖で音楽祭「MusiktageHundsmarktmühle」を開始しました。フェスティバルは室内楽に焦点を当て、16世紀の古い工場で演奏が行われます。2018年6月にはフェスティバルの第5版が開催されます。 
 


J.S.Bach: Italian Concerto

バッハ国際コンクールに最年少で最高位に輝いた経歴を持ち、フランス組曲とフランス風序曲の録音で好評を博したコルネリア・ヘルマンが、今作ではバッハの「イタリア」作品を取り上げます。
有名な「イタリア協奏曲」や「イタリア風のアリアと変奏」、ヴィヴァルディなどイタリア人作曲家の作品のバッハによる編曲他を収録。
イタリア、ウンベルティーデで、銘器ファツィオーリを使用しての録音です。

録音:2014年6月/聖クローチェ美術館(ウンベルティーデ、イタリア)
■曲目
 J.S.バッハ:
  [1]-[3] イタリア協奏曲 へ長調 BWV 971
  [4]-[6] 協奏曲 ニ短調 BWV 974(原曲:A.マルチェッロ:オーボエ協奏曲 ニ短調)
  [7] 前奏曲 ロ短調 BWV 923
  [8] フーガ ロ短調 BWV 951(T.アルビノーニの主題による)
  [9] フーガ イ長調 BWV 950(T.アルビノーニの主題による)
  [10]-[20] イタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV 989
  [21]-[23] 協奏曲 ト短調 BWV 975
(原曲:A.ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ト短調 RV316)

■演奏者
コルネリア・ヘルマン(ピアノ)

■録音
2014年6月/聖クローチェ美術館(ウンベルティーデ、イタリア)

BWV989を聴いて思うは、これぞまさしくピアノ練習のヴァイエルを卒業したお子様が是非挑んでいただきたい、可愛らしい曲にも思える、正確な指使い左手のテクニックも必要と思える演奏は素晴らしい練習曲、素人の筆者には感じたバッハらしい教育者が作った音楽の様に思えた。



〆はイタリア風アリアと変奏イ短調 BWV.989(1971年)グレン・グールド


探れば探るほど奥が深く、チェンバロ曲をピアノ演奏に変えただけなのにニュアンスも雰囲気も違って来る、当時のJ.S.バッハも思っても見なかった表現かもしれない。
BWV 989をグレン・グールドも演奏しているまとめての演奏で相当短い演奏ですがこれがまたいい味を出している、これも是非聴いていただきたいグールド独特の解釈も一度は聴きたいレパートリーです。ブラボー!