伝統ある英国の10吋ユニットで聴く、音楽の父のJ.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

エネルギー問題から紐解く今回のウクライナへの侵略戦争、罠に嵌ったプーチン、ロシアの裏にいるのは誰!

2022年05月12日 | 歴史(世界史/日本史)の考察

5月も半ばに近づき、日本は湿気の多い不愉快な梅雨の時期を迎える、自宅前のつるバラも今年も開花がはじまった。

日本は、今さまざまな国からエネルギー資源を輸入しており、特に原油輸入の中東依存は約9割にのぼります。その中でロシアとのエネルギー協力は、豊富なエネルギー資源や地理的な近接性などの観点から、日本のエネルギー供給源の多角化および安定供給の確保にとって重要となっています。

因みに老婆心ながら、サハリン1.2の事業は資材は置き去りになり、サハリンから撤退すれば、中国やインドに権益を奪われかねないという懸念もあるが支那とインドが日本撤退後は自分達の財産となると思っているが、インドも支那も現状の施設から(液化天然ガス)のエネルギーは技術不足のため抽出出来ないそうである。



2018年から始まったんだこの協議会の傘下には、炭化水素(石油・天然ガス・石炭)、省エネ・再エネ、原子力の3つのワーキンググループ(WG)が設置されています。ロシアで省エネ・再エネ?と不思議に思った方もいるかもしれません。それぞれでどのような協力が進められているのか見てみましょう。

今やNY高級マンション所有者はロシア人だらけだった...オリガルヒの栄華に迫る当局00年代末から10年代初めにかけて、ニューヨークのマンハッタン、マイアミ、ロサンゼルスなどの高級住宅市場でオリガルヒの存在感が増していたことは、不動産業界では公然の秘密だった。彼らの多くは人前に出ることを嫌っていたが、その存在はいやでも目についた。ロシアのウクライナ侵攻は、ウラジーミル・プーチン大統領に近い一部の大金持ち、いわゆる「オリガルヒ(新興財閥)」にスポットライトを当てることになった。



今回のロシアのウクライナ侵略は今後アメリカのテストケースになりそうです。相手が核保有国の場合はアメリカは参戦せず軍事物資と資金提供はするが戦争は当事国でしてください、と回答されるのかも知れない(現状のアメリカ任せは不味いのです)。日本の場合もウクライナと同じ対応かも知れない、現在ロシア問題を一番注目するのは近平だ、はその辺りの様子を伺っているのであろう。今後はTPP問題も台湾とは話し合わなければならず、共通認識として支那問題は、こっそり協議は開始しても良い時期になったと思う。

彼らの多くは1990年代初頭のソ連崩壊後、国有資産の民営化を通じて巨万の富を築き上げた。なかには2000年のプーチン大統領誕生に貢献した者もいたが、プーチンはその後、オリガルヒから政治的影響力を奪い去った。それでも、彼らが経済的繁栄を謳歌することは許した。ロシアがクリミアを併合した14年には欧米諸国の制裁対象になったが、その後もオリガルヒの栄華の日々は続いた。



だがウクライナ侵攻によりプーチン非難の声が巻き起こり、彼の友人の大富豪たちは世界の鼻つまみ者になった。欧米やその他の国々は彼らの銀行口座、豪華ヨット、高級不動産の凍結や差し押さえを宣言。ニューヨークの街や経済にも大きな影響が出そうだ。

ロシアのオリガルヒ(新興財閥)のイーゴリ・セーチン氏が所有するヨットが当局によって差し押さえられた資産の凍結は約300億ユーロ(約4兆500億円)相当に達した。



日本では最近防衛費について国民に調査した様ですが、防衛費2%が過半数を上まったそうで、政治屋さんよりも日本国民が真面ということが判明した、考えてみれば60〜75年代は高度成長時代自民が基本方針を提出し、社会党がそれをチェックし誠に良いバランスで日本国全体が成長してきたが、1980年頃から世界観が変化し丁度ネット社会に差し変わる時期でもあった。
これこそ日本のお家芸の様なコンピューター部品製作では世界的にもトップとなったがアメリカに睨まれ全て明け渡し、お隣韓国、台湾にもお株を奪われ、まさに政治の三流国が招いた負の遺産である。

一番に笑うは、議員でありながらメールも出来ず、ネットも見れない議員が沢山在籍した、実に情けないがPCで何をするのかと言った議員もいたのが現状である。兎に角議員の質が悪すぎで全て二世議員、利権と金権政治の産物であり、未だその伝統は残っている様である。

下記の様な写真は簡単なドローン撮影等でネット配信する、勿論攻撃もドローン爆弾で漫画の世界である、戦争方式までハイテクで変わった、今回の勝利の元は通信網の新しい方法と違った戦闘方法になって仕舞った様である。



多分制約は全て解放して日本でドローンを創らせれば世界最強のドローンが出来るのであろう、平和ボケの国民ばかりで、すぐに戦争の音が聞こえると騒ぐ、ヤバくなったら直ぐに逃げ、ロ先だけの人間が意外と多く、正に戦後のアメリカの日本への教育は希望通りになっている。

今回の戦争兵器のハイブリット化は注目に値する、今後の兵器はゲームチェンジャーとなるレールガン、レーザーガン等の兵器は仕上がれば一番の利点は何も連射可能で、また此の分野は日本のお家芸のテクノロジーの冶金、蓄電池関係が重要で、弾のコストも安価で、レーザーガンの弾は光の速さで完成すれば此れが一番の専守防衛兵器です、やっと本気になり予算も決定し今後に期待したい。

ウクライナ国に最終的には155mm榴弾砲等の長距離弾が必要で、今回からは銃火器を戦車も届ける、一方米国含む西側諸国軍事武器も大量にウクライナに届けられ最前線に輸送が最低2週間といっているが、ロシアに反撃開始は早くて五月末から六月には始まるであろう、ロシアは補充武器、弾薬、食料も途切れ、撤退に次ぐ撤退になろう、ウクライナ大統領はクリミヤ奪還まで頑張ると言っている。上手くウクライナの反撃が進めば6月末には見えて来るのであろう。
ロシアはアメリカ希望通りの弱国となる、あとはロシアはウクライナに賠償問題が発生するが、プーチンの財産オリガルヒの凍結資産と不足分はロシアの天然資源があり十分足りるであろう。



西側のロシアの干渉国同様で日本もアメリカに怯えなるべく波の立たない要に議員たち全てはイエスマンになった、それでも国民は怒らない、いつの間にか真実も言えない国になってしまった様である。

此処からは筆者の想像ではあるが、この資源の多さに着目したのが、アメリカのモール街に渦巻く桁違いのユダヤ系金持ちです。それはロシアはプーチンの天然資源なんです、ウクライナにはアメリカは参戦しない事を報道した、これには続きがあり軍事提供は勿論、アメリカ製の武器も使用方法を教える、此のためにアメリカ兵士は近国に派遣させています。

大東亜戦争の経験ある日本人なら何時ものアメリカの悪巧みと見抜くが、今やその事実を知らない世代が多く、ロシアが悪いと言われる、先日アメリカが発表したロシアの弱体化とまで公表したのです。弱体化させ防大な資源を格安に奪いそこで莫大な利益をと考えるウオール街に埋めくユダヤの大金持ちである、そして。軍事産業が一番儲けがある事はアメリカが一番熟知する。

日本も今や大変な時期に差し掛かっている、今支那が台湾に戦争を仕掛ければ当然日本も巻き込まれるが、果たしてアメリカは参戦するかは疑問です、まずアメリカ本土に届く核を保有している。
勝利した時の報酬が少ないからです、今はで奴隷制度も厳しく、支那人をアメリカの奴隷にも出来ない資源も少なく戦利品が少ない。
当時の大東亜戦争以前アジアの国には独立国は日本しか無く、あとは英国、和蘭、仏蘭西、米国他の植民地しかなったのがアジア圏であった。勿論日本の台頭を抑えてた国が米国で、真珠湾攻撃をさせたのある。特に日本お近代史は今こそ正しい歴史を学び二度と同じ過ちをしない大人の国になりましょう。

伝統ある弱腰外交はここらで回避し、怪我しないうちに検討史岸田政権は一刻も早く辞任するべきであろう。

今回はBA8. 五月の風の爽やかさを聴く、JSバッハ:ヴィオラ[・ダ・ガンバ]とチェンバロのためのソナタ集を楽しむ。

2022年05月03日 | J.S.バッハ制作音楽


連休前に仕事で夜に豊洲に行ったが、夜風が気持ち良い過ごしやすい季節になってきました、豊洲からの夜の景色は好きで海辺に浮かぶマンションが美しい、最近は全く釣りにも行かなくなったので、海の匂いはとても懐かしく感じた。
夜もふけたが意外と人が集まっています、ビニールシートを持ち寄り景色を肴にワインを飲む若者もいた、日本は平和であると思った次第である。

でも、ここ最近の天候不順で五月なのに暖感の差が激しく落ち着かない、ニュースではウクライナ関係で賑わっているが今後の成り行きが心配で目が離せない、5月9日移行ロシアの今後の成り行きが心配です。


今や世界はロシア暴走で世界は自国を守ることを真剣に考え出している、最近アメリカが打ち出した政策はロシアを弱体化すると発表されたが、日本などは周り3か国とも核保有国でもあるにも拘らず実に能天気な国民で未だ戦争反対の声もある、勿論誰でも戦争はしてはならないがロシアの様に急に攻め込まれたらどう対処するにか?今の検討史の総理も唯々検討するだけで何もしない総理は早く然るべき人に交代していただきたい。親露、親中、親北朝鮮派議員も多く、それも明らかにするべきである。
今ウクライナで起きていることを総理は見ているのであろうか?疑問である。またマスゴミに出ている人も戦争になれば逃げると言っている、実に腹立たしい。大和民族は何処に言ってしまったのであろう・・・?確かに国民の民度は違う。
喧嘩を仕掛けてくる人とも仲良くすれば戦争は起きないなどと悠長な事を言うのはお花畑の一部の人間に過ぎない、最悪はその場から逃げるという人である。

筆者は別に米国は嫌いでもないが、確かに大東亜戦争以降日本は米国に家畜にされてしまった事を気づかない日本人が多い。目覚めよ日本を応援だ!

今は自衛隊の弾薬庫にも防衛費が乏しく弾薬消耗品も十分配備できない現状、すぐ憲法9錠を持ち出し戦争反対を騒ぐ人々、常識で考えればわかるが、今急に他国が攻めて来たらどうするのであろうか(ウクライナ状態)?それでは対処出来ないことが現実である、間違いなく一般人も含め殺されるのである。この様な情報も今や誰でもわかりネット社会になってしまった事です。

西側諸国は自国防衛に舵を切っている。ロシアの金があり学歴がある若い人達は海外に300万人以上の国民が逃げ出し、残っている人はネットも見れない年寄りと一般の共産党に洗脳された人達である。



日本は大型連休も3年ぶりにコロナの影響も落ち着き休みを満喫する方も多くいるのであろう、懐かしい渋滞と言う言葉を耳にするようになったようです、私の様な老人はこの様な時こそ家の近所の公園をモジャくんと散歩を楽しむ程度のまったりするのが一番である。

以前京成バラ園の見学時に購入した毎年順調に育ち自宅の柵に広がる様になった、つるバラもほんの少しの蕾は鼻のいろが判別できる感じになってきた様である。次はある程度満開時に撮ってみるとしましょう。



最近支那製のデジアンプ導入は今年2月末に導入しモノーラルで聴くようになったのは最近である、2台を導入しモノーラルで使った事で思った以上に功を成し音質が向上し特に一層透明感が塩梅よくなった、此のデジアンプは購入後素人でもできる限り簡単な改造を行い、同時にDC電源ノイズクリーナー・ノイズフィルターも2個分を購入し導入したが当初は若干の静寂差を感じたが接続を続ける内にあまり感じなくなっている。電源の交換での音質の変化の効果を良く聴くが此れとは違う扱いであるのであろう。

筆者は10吋のタンノイは当初HPD295を愛用していたが、Monitor Goldの涼やかな音は特質ものと言われお譲りして頂いた品物である。当社は若干ナローレンジに感じたが高域の涼やかな鳴り方はMonitor Goldに軍配は上がる、最初は少し低域の出過ぎな点もあり色々補修し今は良い演奏で鳴るようになった、現在大きさ的にはレクタングラーヨーク寄りひと周り小さなGOODMANS AXIOM 80の箱にはMonitor Goldを組み入れて常用として楽しんでいる。昨年塗装及び吸音材の交換等を終えメンテナンスに心がけています。

実は現在使うオールドタンノイのIIILZ Monitor Goldは1967年発売のずいぶん古い製品です製品です発売当時は国産箱入り、ユニット単体販売を行ったそうです、タンノイ工場の火災によりHPD295が発売された1974年なのでMonitor Goldは約6年間の製造で終了した。一般的にはIIILZはMonitor Red 1958年発売となっているが大変貴重な品である様です。



IIILZの音質の分離の良さは今まで余り考えなかった、考えればタンノイも一応モニタースピーカーではありデュアルコンセントリック型25cm(10吋)ユニットのため指向性には定評のあるユニットであるので解像度もそれなりに良いのであろう、特に一般的に言えることはIIILZのユニットは相当古いものだが時間が経過すれば必ず劣化する、これは自然の摂理である、そのためユニットに柿渋液を塗布し(以前は墨汁を塗布し対応していた)エッジはブレーキフルード液を薄く塗り適度な柔らかさを保っている、以前の状態に戻そうと思っている長く愛用しようと思えば定期的なメンテナンスは必要です。今後も少しでも長く愛聴し続けたいと願っております。

支那製のデジアンプのモノーラル使いで相当解像度が増し、従来のドッシリした自然な低音が織りなす響きプラスされたは高域の音は最高のプレゼンスを味わえる様になった。勿論300Bの真空管SV-501SEのお陰によるところも大きいのかもしれない。

特によく通るヴォーガルは素晴らしく、弦楽器演奏は実にリアルに聴ける状態に近いのかもしれない。
タンノイのスピーカーは今や英国では時代遅れと考えられて、オーディオ店にて見かける機会が殆どないそうです。
笑えることはタンノイの、とりわけ超大型スピーカーはほぼ100%、日本と香港や台湾等、東南アジアの一部の国で高い人気を保っているというのが現実だ。日本でも昔からJBL-LE8Tと双璧と言われる、一般的にはブックシェルフタイプの属名IIILZとして人気があった。


今回もバッハの音楽を聴いてます。ガンバをヴィオラに変えての演奏のガンバ・ソナタである。
 BA1. BWV 1-231 カンタータ、モテット
 BA2. BWV 232-243 ミサ
 BA3. BWV 244-249 オラトリオ
 BA4. BWV 250-524 コラール、歌曲
 BA5. BWV 525-771 オルガン曲
 BA6. BWV 772-994 オルガン以外の鍵盤楽器(チェンバロ、クラヴィコード)の曲
 BA7. BWV 995-1000 リュート曲
 BA8. BWV 1001-1040 室内楽
 BA9. BWV 1041-1065 協奏曲
 BA10. BWV 1066-1071 管弦楽曲
 BA11. BWV 1072-1080 ひとつの作品の中に異なる演奏形態の含まれている作品や演奏形態の指定のない作品

さて今回はBA8室内楽の詳細であります。



これは筆者の思う所ではあるが、今は五月で季節がら新緑も一番綺麗な今の時期に聴くには、爽やかな曲を選んで聴く。今回のバッハのガンバソナタは、ガンバの代わりにヴィオラを使用しての演奏がこの季節の爽やか感が出てガンバと違う趣の音が好結果につながっている。
J.S.Bach: Sonatas for Viola [da Gamba] and Harpsichord / Antoine Tamestit, Masato Suzuki) 
アントワン・タメスティ(Antoine Tamestit)パリ生まれ。ジャン・スレム、ジェシー・レヴァイン、タベア・ツィンマーマンに師事。バッハのガンバ曲であるがヴィオラ奏者のタメステは愛用のヴィオラで演奏している。



タメスティと鈴木優人による注目の1枚。ヴィオラのタメスティは、世界トップクラスのヴィオラ奏者として活躍しているほか、今井信子氏とヴィオラ・スペースを共宰するなど、日本でもその名は広くしられるところです。鈴木優人はバッハ・コレギウム・ジャパンの首席指揮者としての活動のほか、器楽奏者・作曲者としても活躍、そして調布国際音楽祭のエグゼクティブ・プロデューサーを務めるなど、その才能に世界が注目する存在です。

タメスティと鈴木優人は日本でも既に共演を果たしています。世代も近く、ともに音楽祭のプロデュースも手がけるなど共通する部分も多く、二人は盟友ともいえる関係です。そんな二人による満を持してのバッハの登場、ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタは、ヴィオラ・ダ・ガンバのパートと、チェンバロの右手と左手の3声の繊細な絡み合いが大きな魅力。チェンバロもソロ・パートもヴィルトゥオーゾ的要素も強い、魅力的作品がそろいます。二人はレコーディングにあたり、バッハのカンタータの楽曲でそれぞれの楽章に通じるものを探りそのテキストを検討するなど、音符ひとつひとつの裏まで読み込んで準備をすすめました。タメスティの奏でる美しく、ヴィオラや弦楽器という概念を越えた普遍的美を備えた音色はここでも炸裂。鈴木の奏でるチェンバロも実に雄弁で、望みうる最高のバッハの登場といえるでしょう。



カップリングは1724年、ライプツィヒ時代に成立したカンタータBWV 5より第3曲のアリア。このテノール・アリアには美しくも技巧的な、溢れるばかりの神の恵みを注ぐかのような流麗な器楽ソロのオブリガートが書かれています。このソロには楽器の指定はありません。アルト記号で書かれているため、ヴィオラ等で演奏されることも多いですが、実際のところヴァイオリンでも演奏可能な音域です。ここでは鈴木が声楽パートを含め演奏、タメスティはオブリガート・パートを演奏。溢れる神の恵みを表現したソロ・パートによってまさに救われるような、素晴らしい演奏となっています。
 J.S.バッハ : ヴィオラ[・ダ・ガンバ]とチェンバロのためのソナタ集 / アントワン・タメスティ | 鈴木優人
J.S.Bach: Sonatas for Viola [da Gamba] and Harpsichord / Antoine Tamestit, Masato Suzuki) 

 ソナタ ト短調 BWV 1029 〔1.ヴィヴァーチェ 2.アダージョ 3.アレグロ〕

 アリア~カンタータ 第5番「われはいずこにか逃れゆくべき Wo sol lich fliehen hin」より第3曲 テノールのアリア≪豊かに溢れ、流れ出してください Ergieße dich reichlich≫
 ソナタ ニ長調 BWV 1028 〔1.アダージョ 2.アレグロ 3.アンダンテ 4.アレグロ〕

 ソナタ ト長調 BWV 1027 〔1.アダージョ 2.アレグロ・マ・ノン・タント 3.アンダンテ 4.アレグロ・モデラート

アントワン・タメスティ (ヴィオラ/ ストラディヴァリウス1672年製`マーラー'、弓はArthur Dubroca製 (2010)のバロック・ボウを使用) 
鈴木優人 (チェンバロ/ ヨアンネス・クシェ・モデル、ヴィレム・クレスベルゲン制作)

12月2-5日
 録音場所:テルデックス・スタジオ・ベルリン
 録音:ステレオ(ア/セッション)

このブログをアップしてから数日経過して、ビオラの音が気になり4〜5日後に再度聴き流す、冒頭のト短調 BWV 1029のビオラの音が違った、以前と比べ若干の音に広がりのある響きが漂う、プリアンプが馴染んだエージング効果の様である、音の広がりを聴かせてもらったのだ、非常に嬉しい体験をした。今後弦楽器演奏が楽しみでもある。
実に恥ずかしい事ではあるが、オーディオを趣味として長い間それなりに音楽を楽しんできたが、オーディオ音楽は鳴らし方にも色々あるが今やっと実にぼんやりと次のとこが理解出来た瞬間でもあった、音の出し方、音の響き方、音の大きさ等により変化するとも言われるが朧げながらなんとなく頷ける瞬間でもあった。意外と奥深さに怖さも感じる趣味だったのかも知れない。



カップリングは1724年、ライプツィヒ時代に成立したカンタータBWV 5より第3曲のアリア。溢れる神の恵みを表現したソロ・パートによってまさに救われるような、素晴らしい演奏となっています。

ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタは、ヴィオラ・ダ・ガンバのパートと、チェンバロの右手と左手の3声の繊細な絡み合いが大きな魅力。チェンバロもソロ・パートもヴィルトゥオーゾ的要素も強い、魅力的作品がそろいます。二人はレコーディングにあたり、バッハのカンタータの楽曲でそれぞれの楽章に通じるものを探りそのテキストを検討するなど、音符ひとつひとつの裏まで読み込んで準備をすすめました。タメスティの奏でる美しく、ヴィオラや弦楽器という概念を越えた普遍的美を備えた音色はここでも炸裂。鈴木の奏でるチェンバロも実に雄弁で、望みうる最高のバッハの登場といえるでしょう。五月の爽やかな新緑の季節に聴くに相応しいダ・ガンバ・ソナタを楽しんだ、ブラボー!