散歩気分で生きる毎日に一日1本、一行詩!by ミナミヒロユキ
一行詩(うた)メモ日記
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おなかとせなかはくっつかない
5月25日(金)
もう、腹がへって、へって、腹ペコで、お腹と背中がくっついちゃうよ。なんてことって、ありますか。そういう状況って減ったなぁ。
ある時期までは(随分むかしのことだけれど)、毎日、昼夜とそんな状態だったように思うのだけれど、飢餓感をもつということがどんどん減ってきている。
経済的理由というものを棚に上げて考えると、腹ペコになるまで動き回っていたということじゃないのかな。少年時代から青年時代は、呼吸するように毎日毎日エネルギーを発散して生きていたんだろうな。
エネルギーを発散することでエネルギーを得るみたいな循環構造になっていたのかもしれない。

いまの子どもたちは、「おなかと せなかが くっつくよ」という、あの歌の詩を理解できるのかな、「そんなのくっつかないよ」と、返してくるのかな、どっちなんだろう。
歌の歴史をたどっていくと、ちがった歴史が見えてくるかも、おもしろそうだな。生活様式によってもどんどん変化していくから、ダイヤル電話、公衆電話、テレホンカード、テレビのチャンネル・・・そんな歌詞がでてきたら、「意味不明」となっちゃう時代がもうすぐやってきそうだ。
歌詞も骨董品的なものになっていくのか(古典ではなく)。なるほど、なるほど、超・SFになるやもしれぬぞ。なんでもかんでも超えちゃう、次々に新しいものを重ねて、古いものは堆肥として次の成長をうながす役割担う。まさしく、歴史だ。
日常会話だって、ころりとかわっちゃって世代間での共通言語がなくなっちゃうかもなぁ。外国語なんて言っている場合ではなく、国内でも通じないから、世代別言語翻訳アプリが必要になってくる可能性だってある。
未来は、分裂へと向かっているのだ。そして、コミュニケーションというインチキ言葉にカビが生えて、腐敗する前に海に廃棄されるのだ、いや、海ではなく宇宙へ、かもしれない。なんてインチキSF風なことを考えて、わりとまじめに、びびっているワタクシであるのであった。
「昼ごはんメモ」

この時期は、これです。
たびたび登場すると思います。
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