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雨を愛でながら


こころ濡らし飲む酒のロマン


「雨見酒」

 「雪見酒」。いいよなぁ、なんの変化もなく降り続く雪を見ながら酒を飲む。ロマンを感じるではないですか、一人酒であってもロマンのエキスは満たされていく、うーん、カンゲキ。
 しかし、しかしですよ、ワタクシが住む町に雪は降るか、降りません。数年に一回だ、積もるほどの雪が降るのは。「雪見酒」は、ほぼ「まぼろし~」なのだ。

 そこで考えました、ひらめきました。「雨見酒」はどうだと、雪から雨に移し替えればいいんじゃないのかと、空からおちてくるのは同じだ。
 「どうして雨じゃいけないんですか!」と、あの人の口調を真似てみたくなる(応援しているよ、期待しているよ)。ワタクシといたしましては、「雨でいいじゃないか、ええじゃないか」と、思いつつある次第であります。
 「雨見酒」、流行るかもしれないぞ、「京の雨を見ながら、雨見酒、そうだ、京都へ行こう!」なんてことになるような予感がするようなしないような。



「えーじゃないか」

 試してみましょう。やってみないと分かりません。こんど雨が降ったら、そして酒を飲むタイミングの日だったら、「鍋にぬる燗」という組み合わせで、「雨見酒」をやらかしてみます、たのしみますよ。
 「たのしみます」と断言しましたが、たのしめないかもという不安も残っております。さすがにどしゃぶりだと・・・ね、暴風雨はもっと・・・暴風のあとに雨がついているのですから、もっとね。
 そうなると季節は、梅雨がいいのかもね。「雪見酒」はとうぜん冬、ならば「雨見酒」は梅雨、一年に二回、「見酒」をたのしめるというわけだ。「花見酒」というのもあるから、年に三回ということになる。いいんじゃないですかぁ~。


「うちごはん」

サバの味噌煮缶とそうめん。
あいますねぇ。







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