小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

オーストリア・ミュンヘン・パリ鉄道旅行記Vol.9 インスブルックからミュンヘンへ

2014-07-30 | 旅行

7月1日 ハイキングを終えて、ホテルで荷物をまとめミュンヘンに向かいます。
最後のオーストリア連邦鉄道(OBB)、所要時間は特急で1時間50分、いよいよドイツに入ります。
車窓の景色ものどかな田園風景から、森も目立ってきました。
座席は1部屋6席のコンバートメントタイプに2人だけでしたので、荷物も運び入れ、すっかりリラックスして
しまいました。

ミュンヘン駅に降り立って
ザルツブルク、インスブルックと小さな街の賑わいに慣れてしまうと、久しぶりの都会(ミュンヘンはドイツ第3の
都市)に戸惑います。
しかも駅の周りにはアラブ系の人、ガタイも大きければお腹も大きなドイツの人、アフリカ系の人など
さまざまな人たちと、行き交います。

ところが、はじめこそ緊張していたものの、そのうち「私もいろんな人が集まる街のひとり」と、
なんとも言えない開放感に、「言葉が話せなくてもなんとかなる」と気持ちが楽になってきたようでした。
そんな街に慣れるのにあまり時間はかからなかったように思います。

また、街はたくさんの人で溢れていました。ちょうど夏季休暇に入る前の子供たちの課外授業でしょうか。
元気な声が聞こえ、街に活気が溢れていました。


どこの国でも健康志向は同じ、インストラクタの掛け声にみんな体操を始めていました。
カメラを向けている私にも「さぁ、一緒に!」と誘います。


ミュンヘン中央駅からほど近いところに、マリエン広場があり、おもな見どころはここを中心に徒歩圏内に
集まっています。

ミヒャエル教会
ルネッサンス様式の教会で、ファサードには歴代ローマ皇帝や聖人の像が並んでいます。


フラウエン教会
教会の塔はミュンヘンのシンボル、後期ゴシック様式で建てられ、窓が高いのが特徴


バイエルン王家の住まいレジデンス
バイエルンを5世紀にわたって統治したヴィッテルスバッハ家の本宮殿で、豪華な部屋や応接間、
贅を尽くした美術品や調度品の数々。
目も眩むほどの宝石類、ただ一度目が眩んだ後はあまり感動がないのは、我々庶民にとっては、
宝物はひとつあれば十分なのかも知れないと、納得できたのでした。

ルネッサンス様式の丸天井は現存するレジデンツの中では最も古い アンティクヴァリウム


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