この辺りでは、お盆の入り(13日)の夕方、お墓にお参りをして松明を焚く、家に帰って今度は門で松明を焚き先祖の霊を迎える。
初盆の家では、道に慣れない新仏が迷わないようにと、108束の松明を用意して、組の者たちが門道に沿って炎道を作り、旧知の新仏を迎える。
急峻で曲がった炎道ができたとき、信心ごころの薄い私でも 『本当に叔父が戻ってくるかもしれない』 と一瞬思った。
火勢も盛りを過ぎ下火となった、日も暮れてきたし、そろそろ中にはいるか・・。そのとき、ゆらリゆらりと坂道を登ってくるものがいる。まさか!、と思ってよく見ると龍泉寺の和尚がお念仏を上げに登ってきたのだった。
さすが和尚、出番を弁えている。
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