西谷下のマコモのほ場に10時集合。
三枝≪さいぐさ≫先生に、4月末に植えたマコモタケの出来具合や収穫の仕方の説明を聞いた。真中に芽が伸びて大きくなり色が変わると固くなってしまうので、根元が太くなり芽が少しだけ出て白いうちに採った方がよいそうだ。
そのままでも食べれるというので、一本貰ってかじってみた。
『・・・マコモタケの味だ。』
三枝先生、話が上手くて健康食品のセールスと間違えそうだ。
最後に「今日は、特別に3個で1万円!」などと云うのではないかと、眉にツバをつけて聞いていたら、100円ショップで皮むき器を買ってきてマコモタケの皮を剥けという。
それ程裕福ではないらしい。やはり大学の先生というのは本当のようだ。
公民館に戻ると、フードコーディネータ一・田村康宏さんのオリジナル、マコモタケ尽くしが待っていた。田村シェフの説明を聞きながらマコモタケ弁当を食べた。正直、美味かった。一流シェフが腕に縒りをかかれば、出沢のマコモタケも高級食材になるということがよくわかった。さすがはプロだ。
来客の中に豊明から来たという人がいて世間話をした。
この辺りでは、毎晩イノシシが出て電気柵がなければ荒され放題、その上に鹿が出る、猿が出るわで困っていると云ったら、興味深そうに聞いていたが、豊明では、イノシシや鹿は出ないが、最近、外来種の『猫より大きなネズミ』が田んぼで増えて困っていると云っていた。
猫より大きなねずみか・・、小さなねずみは可愛いが、猫より大きいとなるとちょっと想像できんな、凶暴でなければ何とかなるとは思うが・・。総合公園でたむろしているノラ猫たちに見せて、どんな顔をするか見てみたいものだ。