浜名湖付近を通るだろうと思っていたら、『知多半島上陸?』、呼んだわけではないのに台風18号が出沢に挨拶に来るという。これは少し風が吹くかな、と思っていたら案の定、3時ごろから「ゴオォー、ゴオォー」と云う音が、だんだん大きくなってきた。年をとってきてたいがいのことには動じなくなったが、風の音だけは苦手である。
5時半ごろ明るくなってきたので外に出て見ると、風向きが北風に変って雨はほぼ上がっていた。、前の道路は倒れた竹や、折れた木の枝、飛んできた木の葉でひどい有様だ。とても車の通れる状態ではない。風が少し収まって来たので、のこぎりを持ち出して、コ―チャと一緒に太い竹、木だけ切って、取りあえず片車線だけ開けて何とか車が通行出来るようにした。
宮川さんの家に上がって行くと、車庫が風で飛ばされて下のボタまで飛んで行った、また、裏の30㎝ぐらいの杉の木が途中でへし折れて、家の屋根を飛び越えて前の道まで飛んで行ったが、幸い家には被害はなかったと云っていた。
家の周りは大きな被害はなさそうなので、一回りしてくるかと出かけたら、美濃の守の守り木が途中から折れて電線にかかり、その重みで道路の反対側の悟朗さんの門の電柱が倒れて、電線が県道をふさいでいた。これは復旧に時間がかかりそうだ。
自宅の裏山も30―40㎝の杉の木が5、6本根こそぎになった。雨は『七夕豪雨』の方が酷かったが、風は伊勢湾台風以来の大風だろう。