漁協役員として、新東名現場の汚濁水処理施設の視察。
有海側盛土を見て乗本側のトンネルに移動。
「ちょっと、降りて見ませんか」
NEXCO中日本の所長さんの声に車を降りると、豊川・牛渕の真上、
最近上り線が通れるようになり、その上を移動していたのだ。
高い・・、50mはゆうに超えているだろうか。
これだけの高さになると感覚が麻痺してもう恐怖心は感じない。
生憎、小雨交じりの天気だったが、眼下に牛渕からヤダユウ、ホウロク、
座禅防、市川口へと流下する豊川、正面に船着山が湧き立つ霧にかすむ。
トンネルと高架ばかりの高速道路だが、橋はやっぱり川に架かっている
方がいい。開通してからではここに停車して、のんびり景色を堪能する
訳にはいかない。できれば下り線で長篠城址も見てみたいものだ。
現場が広すぎて殆ど人影が見えないが、今日も150人、
ダンプ80台が動いているという。 部外者にすれば知らぬ間に、
いつのまにかできている気がするのだが、現場担当者にとっては
日々の努力を積み重ねた結果だ。
お疲れ様。ご安全に。 2013-07-04