注文してあった、パルスオキシメーターが届いた。
肺炎で市民病院に行った時、看護師さんが
『人差し指を出して下さい』
大型の洗濯バサミのようなもので指をはさみ、
『95以上あるから、大丈夫ですね』
と言ってくれた。
何を測っているのか尋ねると、酸素濃度だという。
それ以上詳しく聞く事もできず、ネットでググってみると
血液中のヘモグロビンのサチュレーション(酸素飽和度)
を測っていて、95%以上ないと要注意らしい。
不整脈もあるし、一台購入することにした。
測るのは簡単だ。指を入れてスイッチを押すだけで良い。
暫く待っていると、自動的に測りだす。
外せば5秒ほどで、自動的に切れる。
実際に測ってみると、酸素濃度は97-99%、
脈は不整脈のせいで上手く測れないのか、30-90/minで揺らぐ。
50以下になると、ピッ、ピッ、ピッ、と警告音が出る。
『これが鳴りっぱなしになると、オレもご臨終か・・』
人間は数字ではなく、気力で生きているんだと自分に言い聞かせてみても
警告音が長く続くと、だんだんと不安になってくる。
それにしても、100人の内で2-3人しか遊んでいるものがいないとは
ヘモくん達の頑張りはすごい。逆にいえば殆ど余裕が無いと言うことになるが。
世の中にそんな会社があったら、大発展間違いなしだ。
尤も、自分は遊んでいるという社員はいないだろうが・・。
パルスオキシメーターが40年以上も前に日本人
(日本光電工業株式会社の青柳卓雄、岸道男氏ら)
によって発明されたものだとは知らなかった。頭が下がる。