「ハチに襲われて重機が動かせない・」
夕方5時近く、雁峰線(七久保)でラリーの準備をしている作業班から連絡があった。
危なくて重機に近づけず明日の作業はできないという・・。
今のダンゴバチは気が荒い。巣に近寄っただけで襲ってくる。
弱ったな、ラリーに間に合わなくなってしまう・・・。
こういう時はやっぱりミッチャだ、
『明日の朝までに、何とかしたいんだけど・・・』
そんなら今から行くかと、完全武装で出かけて行った。
夜の山は獣の世界だ。途中、鹿三匹、狸三匹が出迎えた。
ダンゴバチの寝込みを襲い30分ほどで巣を獲った。
可哀想だがしょうがないなあ、などと言いながら寝ぼけてライトに突進してくる
4、50匹の親バチを踏みつぶした。
往復に一時間近くかかったので、家に帰ったときは九時半頃になっていた。
しかし、夜中に奥山でこの格好だ、事情を知らない人がをみたらびっくりするだろうな。