今日のおじさん(気持ちは坊ちゃん)

55歳から走りはじめ、70歳サブ4なんとか維持したいと日々精進
ゆっくり長く走れば強い脚になれる・・信じて。

第9回くすのきカントリーマラソン リベンジ物語・・・ その2

2013年03月20日 | レース模様
さてさて、いよいよレース模様に突入であります。


3月17日(日) 9:40スタート・・天気はくもり気温 14度 なかなかええ天気のはずが・・
終わってみると 顔、首が日焼けしてまっか。
宿毛花へんろに参加のみなさんは、20度の暑いなかでの大変なレース模様となったとのこと。
ここでも、途中はかなり温度があがったみたいです。
しかし、京都に比べたらなんといっても今回は最高の天気であります。
まず完走ありきなので、携行品はさほど力いれずに、ジェル1本のみと、炎熱サプリ3個
塩飴2個。アミノバリュースティック2本のみでした。
これだけあれば、途中給食がなくてもOKかと。

さて2週間続けてのフルレースは、人生初。
さてさて・・故障もどきのおじさんの脚でとこまでいけて、どうなることやらわくわく。
膝とでん部にはきっちりとテーピングし、厚手の半タイツに膝にはザムストRK-1でかっちかっちに
おかげで、京都よりは痛みはあまり感じないので、ロキソニンは服用せず。

2010年に、足首故障で20キロでリタイアのこのレース、なにがなんでも完走が使命

たったの1500人規模、コースは非公認 京都のコースよりもさらにえげつなく80Mアップダウンを2回に、
40M規模をこれまた2回。ウル トラマンさんなら、喜んで走りそうなコース。


スタートラインのほうへおじさん向かっていると、京都マラソンでおみかけした方がいてはります。
実はこの方のお声かけしたことが、おじさんにとって これからの走りどうあるべきか神の啓示ではないか
と思えるような数分の会話となった。

73歳の白いひげの立派な男性の方、お名前はY崎さん (M像走ろう会)所属 
この方、ほんまいろんな大会でおみかけしていたのでご挨拶をさせてもらった。

先日の京都の途中20Kくらいでお見かけした。宗像のTシャツに立派なあごひげですから、
絶対走っていたら記憶に残っており、参加された方も、もしかして記憶にあるかもです。

当然ここにいるわけですからおじさんと同じく、連戦。73歳でですよ!!
(参加者名簿では72歳とありますが本人は73歳と言うておりましので)、
 
「京都お疲れ様でした」・・と話しかけたら、なんで知ってるかと驚かれ、あとはわいわいとお話。
聞いてください、Y崎さんの京都はなんと、3時間35分でゴールだとか。

そして、その前のレースはあの別大参戦とのことでした。
京都もすごいのですが、別大タイムが3時間19分ですって!!! もうめちゃくちゃすごい人であり ます。
わが師匠に、BB師匠、彦にゃん師匠いてはりますが・・・神様に出会ったような思いです。

人生2度目の2週連続のフルですわ~とわらないながらです。
そして、次のフルはさがさくらマラソンフルにエントリーだとか。( 4月7日らしい。)
2週あいてるだけわれわれ、若造はしっかりせねばであります。
彦にゃん師匠が、さが桜にではるとのこと きっと、ご存知の方ではないでしょうか。
ぜひ、さが桜報告をお待ちしております 
Y崎さんに練習について聞いた。スピード練習なんかしてるんですか?と。
すると、笑いながら答えてくれた。とんでもない、そんなことしたら故障してし
ます。 月間300K こつこつと走り続けているだけですと。 
この一言・・・・おじさんが狙うタイム 20分切りはこつこつと走り続けているかぎり13年も
まだ練習をじっくりできる 
ぞれぞれの年齢、体力が違う。 マニュアル通りでなくても、こつこつやれば
こんな素敵な走りができる可能性があるんですわ


さて、レースの話ですが
スタートラインに並びはじめたが、われ先に争っての位置取りはあまりなくのんびり。
それでも、中にはばか者が割りこんでくるがほんまにごくわずか。
3時間以内、3時間半以内、のプラカードをもってるかたの後ろにわいわいと並ぶ。
おじさんの横に並んだ女子がいる。なかなか気合がはいっており、手にマジックで
ペースを書いてはるこっそりみるとゴール目標3時間20分に
設定してはる!! このコースでかいと驚き
あろうことか、となりの男性とスタート待ちで、しりとりを始めましたがな
なんやねん、この二人
なんて思っていたら、やがてスタート。
応援の方は、スタート地点にはクウォータ、5K、2K、ウォーキング参加の方や
ら家族応援で人がいるのですが、スタートしてすぐにひっそり。 たまーに人が
いるのですが大会名でわかるように、スタッフの皆さんがメインの応援だけ。
頼るは、自分の強い意志だけ・・当たり前か。
スタッフの方たちは、いたるところで拍手、エールをいただきました。

忘れてました・・ゲストランナーは 猫ひろし。 笑えないギャグと、猫ひろし
Tシャツ2000円の販売 でちょっとだけ短い距離の部で走ったみたいです。

スタートしてから5キロすぎてからじょじょにのぼりがきつくなる。
8キロすぎで、後ろの足跡集団が聞こえてくる。振り向くと、サブ3.5ペーサが
迫ってきている。故障箇所の痛みは、前日の鍼治療とテーピン グ、サポータを
しっかりしていたのでなんとか順調に走れている。ちょっとむきになって、ペースアップ
これがやっちまいました レースマネジメントの失敗。
ここは、抜かすべきたったかもの反省。

15キロすぎて、次ののぼりにはいるころにようやくここでY崎さんを捕まえる。
ここまでこないと会わないなんて、結構速いペース。さすが、ベテランランナー さんです。
すぐ前をY崎さんと知り合いの方らしい、ランパンランシャツのこれまた高齢の
ベテランさん。フォームがピッチでどんな坂だろうとペースが落ち ない。
こういう走りをほんまはせなあかんのですがあとのまつりでおます
その人のあとをしばらく追跡して、20K付近で抜くが・・・・
とりあえず、前回断念した場所を通過。ちょっとトラウマでありましたが・・

おじさんのランナー前も後は、数人しかいません。こういう状況だけによけいにだんだんきつくなってきた。
脚がとまりはじめてきたのでひたすら耐えるラン。cootさんに「小豆島ウルトラでの名言」をいただきました。
「がま んしていると復活してくる脚となるまでとにかく耐えること。」それを思い出しながら
フォームだけ意識して進む。ランパンランシャツの方についに捕まる。ベテランランナーのすごさ を思いしらされた瞬間

そしてレースマネジメント失敗を味わったおじさんの瞬間
30K過ぎの下りもがんがん飛ばすと余計にだめになるので、ピッチの歩幅を狭め
てフォーム腰高だけ意識。右側道路をみると、前回収容されたバ スが停まって
おります。そこで、バスの中から1時間ほどもがいているゾンビーさんたちを見
ていた場所である。今はみられているゾンビ。がまん の先にあるもの・・・がきた!!!!
かなり脚が戻ってきたので、ペースをあげる
にもかかわらず、 39キロくらいでついにサブ3.5のペーサに捕まる

時計みると本来ならつかまるはずがないのだが。 
後ろからきた若い兄ちゃんがペーサにお礼を言ってた。
「ありがとうございます~これで初サブ3.5行けますと。」すると
ペーサさん曰く、「このままでいけば、27分ではいれますからがんばってくださいと・・。」

ちゅうことはまだ、半ぎり可能性あるやん。ペーサの背中をとにかく追っかけていくことにする。
だんだん、背中が離れていくが脚が止まり始める・・残り2キロを必死で追い込む。
ゴール会場のにぎやかなマイク放送が風にのって聞こえてくる。


忘れておりましたが、コースは一般道の白線内の路側であり通行止めでなく車両がばんばん走っておりますから
ウルトラなら、こんなシーンあたりまえですが、大都会レースに慣れてるはるかたにはちょっとお気の毒
ゴール手前をランナーが道路横断するたびに車両を全部停めてくれはっている
帰りのシャトルバスで帰路に着くときは、自分が乗ったバスがちっとも動かない。
ふらふらしながら帰ってくるランナーをバスの中からずーと眺めている・・なんとも複雑かつ不思議な心境。
(みんながんばれ~ でも、バスを通してくれ!!と

気持ちと脚がばらばらだが、最後の直線コースにはいって必死 のもがき
手元時計はあと少しで3時間30分!!!!!「ゴール。

写真は、スタート前のゴール・左下の手前から、ゴールへとなります。


ぎりぎりセーフの、ひさしぶりの半ぎりを達成でありました。
とりあえず、リベンジーは成功となりました。
Y崎さんのタイムは、後でネット検索すると3時間40分ほどであった。
連戦なのに・・・タイムはぶれない・・・見事であります。

ローカルなフルの大会でありますが・・・愛媛のお隣の県 また機会あれば
参加してみたい 坂マニアには とってもおいしいレースでありました。

ゴールすぐ裏手には、おっきい温泉(600円をこの日は400円にしてくれます)そして、産直館やら
おいしいものテント村もあり、お奨めは、そのすぐそばで営業してはるパン屋さんがこれまた
めちゃくちゃうまいです!! クリームパン売り切れ
しかたなくジャムパンとチョコ?でコーティングしてるメロンパン これ食べて
苦しかったことは、すぐに忘れてしまいました
コメント (8)
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