今日のおじさん(気持ちは坊ちゃん)

55歳から走りはじめるも
昨今膝の痛みの日々から練習もままならず。
どこまで走れるかとにかくがんばるしかない。

なごうらウルトラ(100K) その4 (本編)物語

2016年03月18日 | レース模様
なんと~その4まできてしまいました。 
引っ張って~引っ張ってのつもりはないのですがね~ 
今回で、ゴールまでいきたいものです(●^o^●)

ただいま ② の位置を走っております。 



メディカルランナーさんをあとにして 先にして進んでいると 
またまた後ろから 足音。
 
今度は 話声も聞こえてきます。男女みたいです。 
横通過。 

この激坂で ぐいぐいあがっていきます。 
一味違うランナーさん\(◎o◎)/! 

どんどんのぼりで離され、下りになると すぐ後ろまで追いつく。 
2~3回繰り返したので、後ろから声かけました。 
辛いときは、声をかけて力をわけてもらうのです。 
これがウルトラ 魔法の力。

のぼりめちゃ速いのに、なんで 下りはスローなんですか?と尋ねる。 
実力的にはのぼりあれだけ速いならば下りも当然力あるお2人のはず。 

男性の方が振り向いて、彼女はフル3時間ちょいで走るんですが 
ウルトラ初なんで 下りはあまり無理をせず 無事完走するで 
走ってるんです~と。 
なるほど・・。 

そんなやりとりしながら~ 珍しく沿道の道路反対側から 
車をとめてわざわざ応援をくれた男女の方。 
その横にわんちゃん発見。そこそこの大きさ(+o+) 
この方たちの飼い犬? 1mくらい間隔あけて座ってこちらを見てる。 
ちゃんとつないでおけよな!! (鎖なしですの:泣) 
と心の声の坊っちゃん。 

と・・・(。_+)☆\バキ(`´) 
こちらにきた!!!

前行くランナーさんの横を併走しはじめた。 
ぎゃ~ これはあかん。  
怖いのでそのランナーさんをそ~と離れて先に行く。 

しめしめ成功と安堵しながら走っていると・・・ 
後ろから犬の足音・・・おびえる坊っちゃん。
でも、怖いから後ろを振り向かない。しらん顔の雰囲気をかもしだす。 

坊っちゃんの横を抜いていった。 

そして・・・さらに前いくランナーさんのとこまで行ってちょっと遊んで 
横のわき道へ入った・・・。 
この隙に・・・ささ~と そこを逃げるように歩を進める。 

なんとか この難所をクリア。簡便してくれ!!ほんまに。 
野良犬か?飼い犬か? ようわかりませんが。 

こんな山中でもランナーが向こうから走ってくる。 
すごいもんだと関心しながら、こんちわ~と挨拶すると 
外人さん\(◎o◎)/! 笑顔で親指ててエールをいただきました。 

やがて、左手に青いきれいな海が開け・・・なんやら豪勢な 
広さと建物と警備の人たち 
ここがうわさのキャンプ・シュワブだ。


写真はウィキペディアから借用

飛行機内で隣席のお兄ちゃんが言っていたびっくり目玉ポイント。 
この大会でしか味わえないぜひぜひと言っていたところだ。 

前の方には警備車が 左には警備の機動隊。 
そしてマイクを通して聞こえてくるシュピレーコール。 
お前らは●●か!! さっさと帰れ などと大音声。 
緊張しながらもくもくと走る・・・ 

と、左側の警備の方の横を通過すると小さな声で 
「がんばれ!」とエールくれた。 びっくり&感激です。 

そして道路反対側には 反対派住民の方たちのテントと 
大勢の人たちが目にはいる。さらに緊張しながら 
近づくと あろうことか \(◎o◎)/! 
走っている坊ちゃんに向けて がんばれよ!!と 
マイクから大音声のエールが飛んできた。 
ほんま? 信じられない これまた感動です。 
何度もエールくるのでみなさんの正面に位置するとこにきて 
両手を振ってありがとうございます~と応えると 
みなさん全員手を振って がんばれ~とエール。涙でそうになりました。 
離れるまで その声が背中から飛んできてました。 

 のんきに走っている我々にあたたかいエールをくれる・・ 
 絶対に忘れられない記憶にのこる大会だと思う。

エイド豊原地区空き地(74.4)にまできた。 
ここでは、パインジャムにパン。ジャムの酸味が胃にやさしく 
力をもらいました。 
もついにハーフの距離くらいまでやってきた。 

後ろから軽快な足音が聞こえてきた・・・ 
ここにきてすごい人がいるんだと 抜かれた瞬間に衣装をみてびっくり。 
ランパンランシャツ にウェストバックのみのやるき満々。 

速いですね~とエール。その方振り向いた。 
お!!!あの30Kあたりで抜いたおない歳の男性だとわかった。 
あのときの走りからまさかの後半に こんな力だせる。 

中間エイドで着替えて追い込む作戦ですわ~と声がとんできた。 
とても併走できる力は坊っちゃんになく、先に行ってくださいと 
エールを送る。 

すこし走ったとこで 交差点。そこを右折して山に入っていく。 

ただいま地図 ③ の位置を走っております。 

あろうことか・・その方 信号無視して赤で行った!!! 
ええかげんな若いしなら無視もするが、ランパンランシャツの正装の 
おじさんがそれはあかん。 
向こう側に渡りさらに信号待ちしているおじさんに大声で叫んだ。 
「それはあかんやろう!! 失格やで」 

その方しばらく沈黙して・・(間がさしたんでしょうな~) 
「ごめん!! 許して !!」とこっちを向いて叫び返した。 
と、信号かわり坊っちゃんも向こう側に渡る。 

「しゃ~ないな~。今回にかぎり、見なかったことにしましょ」 
なんの権限もない坊っちゃんがえらそうにのたまう。 

ありがとう~私 ○○といいます。と背中のゼッケンをみせてくれた。 
おない歳沖縄んちゅうのラン友さんとつながった瞬間です(●^o^●) 

お先にどうぞ~と先にいってもらった。 
再び雨が激しく降り始める。すこしくだったとこで 車の後ろで 
補給しているさきほどのおじさんに遭遇。 
奥様のサポータカーとのこと。坊っちゃんにも、補給食を薦めてくれた。まるで戦友みたいに。 
すこしでも先にいきたいので、お断りして お先にと言って 
激坂のくだりにはいる。スピードがのってきて一気にがんがん飛ばす。 
このあたりは、再び本島を横断しゴール地点側の海にでる山間部。 

残りハーフの距離くらい・・・土砂降りの雨、くだりとやけくそ的に 
がんがん飛ばしているので 歩道の水溜りをよけていると逆に危険と判断しそのまんま水溜りの中を突っ切っていく。 
肉刺ができてもこのくらいの距離なら がまんできると判断。 

いっきにくだって、海がみえてきた。交差点まできて、スタッフの人が 
道路横断をサポート。 
この先右折ならゴールだが、いったん左折し行ってこいの折り返し 
区間であります。 
左折してすぐにエイド許田漁港エイド(83.5K) 
下りの勢いあるのでここで立ち止まると脚がとまりそう。 
エイドのみなさんがよって行ってと声かけてくれるが、帰りによらせて 
もらいますと言いながら駆け抜けていく。 
ここからが・・・辛かった。 
いけどもいけども折り返しに行き着かない。 
もうすぐだろうと期待して、折り返しランナーさんに尋ねるとまだまだ 
先ですよと・・・がんばってとエールをみなさんがくれます。 

2キロ先のエイド幸喜公園(85.5K)でも尋ねるとまだまだ先と(。_+)☆\バキ(`´) 

後ろからいつあのランパンランシャツおじさんが刺しにくるかとの不安から 
まるでここはフルマラソン時のバトルの気分。 
まだ10K以上もあるというのに。 

ようやく折り返しのコーンが見える。 
豪勢な折り返しかと思いきや コーン一個。 
ここから12キロ残すのみとなった。 

折り返し左手に海をみながらの右手にはこのポールを 
目指してがんばってくるランナーたち。 
今度は坊っちゃんがエールを送る番。 
もうみんなよれよれ・・それでもがんばってます。 
その中に、ランパンランシャツおじさんを発見。 
おじさんも必死で追っかけてきております。 
先行逃げ切れるか・・刺されるか・・アブナイ距離。 

さらに進むと 白いヤッケのあのお姉さんが足をひきずりながら 
苦痛に顔をゆがませながら向ってきてます。 
エース送りましたが、坊っちゃんのことはもう記憶にとんでるみたい。 
足はおそらく 肉刺できて痛くて痛くてたまらないのか、ガス欠で 
力がでないのか? でも、ここまできてるなら完走は間違いない。 
ようがんばってきましたな~。 


大勢の人にエールを送りつつ、往路でパスした 
エイド許田漁港(92.5K)まで戻ってきた。 
雨も激しく、給水はリュックからとることにして スルーした。 

残すところ7.5K きれいな青い海を左にみながら 右は幹線道路なので 
車がばんばん行きかう。 
たま~に、横通過する車内から子供たちの大きなエールが飛び込んでくるので
手を振ったり ありがとう~と応える。 

前・・・誰1人ランナーおらず。はるか向こうまで見渡せる海岸沿い 
の歩道。 ひとりぽっちで ひたすら走る。 
後ろを振り向く・・・後ろも見えない。 

これが100K ウルトラ500名規模の真骨頂なんです。 
誰一人いないコースをどこまで気持ちを落とさずにがんばるか。 

頭の中は、いつも走っているコースに置き換える。 
日々のコース・・距離感覚で 速度を落とさずに走る。 

残り2Kくらいまできたらようやく前にランナー発見。 
背中を追っかけ序所に近づく。 
抜いて・・・あと1Kほど。 
スタッフさんが交差点にたち左折の合図。 
左折すると記憶にあるスタート地点付近の風景が目にはいる。 
沿道の応援は誰一人おりません。 
曲がりくねるコース、間違わないようにとの→だけがもうすぐだぞ 
と応援してくれる。 
ゴール地点闘牛場が視界に入る頃に沿道に数名の人が傘をさして 
応援してくれる。 
通常のウルトラはゴール会場付近1K圏内は応援の嵐だが 
ここはNAGOURA。 数名・・・それでも応援してくれることに感謝。 
もうすぐだよ!!と声かけてくれた。 
闘牛場の入り口手前で前いくランナーの背中に追いついた。 
もうのろのろの足取りで ゴールがすぐなのでよけいにゆっくり。 
背中から声かけた。先に行ってもいいですか?と。 

どうぞ~と気持ちよく応えてくれたので、お先にと挨拶して 
さらに加速してゴールを目指す。あと少し。 
闘牛場に入ると正面に階段。そこをかけあがり石のアーチをくぐると 
ゴール地点です。 
闘牛場内はぬかるんでぐちゃぐちゃですが、もうここまできたら 
お構いなし。一気にかけあがり・・・両手をあげて ゴール。 

終わりました・・・・・11時間43分27秒 。

うまくいけば、サブ11なんて妄想を描いておりましたが 
そんなに甘くない。 
前半 暗闇で速度だすと危険。ロスタイム覚悟の足の守り作戦 
後半20Kからようやく一気に追い込んで何がなんでも11時間台でゴールを目指す
・・十分満足できるタイムです。

よくがんばったと思える大会です。

降り続ける雨の中、ドロップバックをテントまで行って回収。 
そして、その先にあるテントまで足をひきずる。 
参加賞でいただいた金券500円で、オリジナルカレーをいただきました。
テント内パイプ椅子8個くらいしかないのですが、うまい具合に 
座れたので、そこでいただく。 
通常なら大好物のカレー がつがつ食べるのだが、 
今回は 補給食は持参のジェルがメインでかなり胃がやられているみたいで完食するのがきつかった~。
でも、おいしかったですよ。 

身体が芯まで冷えてきており、会場はとっとと撤収。
余韻に浸るまもなく今はとにかく熱い風呂に入りたいと ホテルへ戻る坊っちゃんでした。 





コメント (4)
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