巨大兵器イェーガーを駆使する人類とKAIJUたちとの激闘から10年。今は亡き英雄ペントコストの息子で
イェーガー・パイロットとしての活躍を期待されていたジェイクは、環太平洋防衛軍(PPDC)を去って違法
なイェーガーのパーツ売買を行っていた。だが、戦地からイェーガーのパーツを盗んでいたアマーラと共に
逮捕され、PPDCのパイロット養成施設へ送られる。そこで彼は義姉のマコ(菊地凛子)に命じられ、イェーガー
・パイロットの候補生の教官を務めることになる。
冒頭に前回のあらすじが主人公の声で語られています。親切! 前作を見ていない方もOK!「こうこうこういう
物語で世界は今こうなっていて、俺は今こういう生活してるんだぜ」って説明してくれます。二作目という事
でどうしても前作と比べてしまいますが、全体的に盛り上がりが少ない印象でした。
せっかくの二人が主人公のバディ物なのに、その設定が生かしきれてないのでは?前作はもっと人物にスポット
ライトがあたっていて、怪獣との戦いともバランスが良かったのですが、今回はあまりにも戦いにバランスが
偏っていて、人物のストーリーが弱すぎます。それと強く感じたのが最近多い中国企業の位置とか、メカニック
の少女が~とか、どこかで観たと思ったらトランスフォーマーの4作目と5作目パシリム好きな人はトランスフォ
ーマーも見る人多そうだから気になるかも。
映像は迫力があって綺麗でした。どっかで観たなーってビジュアルもなくはないんですけど、怪獣3体が合体する
あたりは思わず「おお〜」って言ってしまいます。虫が連なって体組織になってく! あと、SFでなくてはならない
機器類の操作も面白い。怪獣愛は感じましたけど、内容は・・・東京を破壊したいのは分かりますが、富士山を
目指す怪獣が東京に上陸するのも、日本人からしたらおかしな話ですよね。普通なら駿河湾から上陸しますよね。
かといって悪い映画では無いので、大迫力の怪獣バトルを楽しみたい方にはお勧めします。 ☆☆★