先日の地方紙に茅野市の天白七五三社(てんぱくしめしゃ)の竹の花が咲いていると言う記事が出
私のブログの読者の方から「場所が解りずらいのでもし見に行かれるのでしたらご案内します」と
天白七五三社は、中央本線茅野駅の西側、駅前の諏訪大社上社の大鳥居から歩いて五分ばかりの住宅地
の中にあリ、このあたりは昔から蟹河原と呼ばれた地で、縄文時代から平安時代にかけての複合遺跡が
あり、竪穴式住居跡や土師器が発掘されている場所です。諏訪の地は稲作農耕以前から複数の氏族が
群雄割拠しており、一帯は蟹河原の長者と呼ばれる氏族が治めていたようだ。今井野菊さんによれば
蟹河原には八ヶ岳山麓の権力を一手に収めていた「矢つか雄神」、通称蟹河原長者が土着していた。
彼らは国津神の洩矢神であり、この地に侵入した建御名方命に抵抗して戦い、敗れこの時、蟹河原長者
は建御名方命に自分の娘を奉じたが、その娘が八坂刀売命、諏訪大社下社の主祭神であり彼らが祀った
神が天白神の様です 山田宗睦氏書 「諏訪の天白を訪ねて」より
待ち合わせ場所から歩く事20分・・・(すみません私が車で行けば良かったのですが)細い小路を
抜け、あ~こんな場所にこんな所があったんだ~ 確かに分かり辛いな~ 竹の花は満開ですね!!
こちらが 天白七五三社 のお社 小さな祠ながらちゃんと『御柱』がされており
小祠ながらも独特の存在感を感じます
クリーム色をした、細い稲の穂のように垂れ下がっているのが、竹の花。
「120年に一度」と言うのは、「めったに起こらないことが起こっている」と言う例え
一斉に開花し、枯れることから、『不吉の象徴』と言われる事もありますが、科学的根拠はありません
「120年に一度」と言う訳では無いようですが、とにかく珍しい竹の開花。
「不吉の象徴」でも無いそうなのでご安心を。既に蔓延して居る?
今回、ご案内して下さった「アキコ」さん、ありがとうございました
色々、貴重なお話も伺えて楽しい一時を過ごさせて頂きました 又の機会があればよろしくお願いします