離れた場所で二つの死亡事件が連続して発生し、両方同じ自然現象の下での硫化水素中毒死だと判明。さらに死亡した二人は
知り合いであることがわかり、警察は地球化学の研究者である大学教授の青江(櫻井翔)に協力を依頼する。青江は事件性は
ないと考え調査を進めていると、そこに円華(広瀬すず)という女性が現れる。。。
原作は未読。劇場予告を見て中々、面白そうなミステリー映画かな?と思い観に行く事にしたのですが・・・
ストーリーは理系出身の原作者らしく数学、化学、脳科学及び地球物理学等のネタを交えたミステリー的な始まりを見せます
(専門的な内容ではなく海外ドラマにはありそうな感じ)。連続殺人事件が発生しますが、企業の研究組織や公安警察が絡んで
きて謎解きは大して意味が・・・途中からミステリーでは無くなってるのか?主演の櫻井 翔が目立ちません。
櫻井君はユーモラスな雰囲気を出したかった?ようですがあまり成功しているとは思えません。中盤の刑事(玉木さん)との捜査
(謎解き)のやり取りは少々退屈で見ていて眠気を感じました。
最後の舞台の廃墟が崩れた後ですが、みんな顔が汚れているのに対し、円華だけ顔が綺麗なままなのは違和感しかなく、福士蒼汰
のセリフもイマイチ?理解できなかった様な気がします・・・
不可思議な事案も櫻井さん演じる教授が、スパッと解決してくれるのかと思いましたが、そうではないし・・・・
ただ豊川さん、玉木さんの存在感はさすがだし広瀬すずさんは可愛いね ☆☆