今日のことあれこれと・・・

記念日や行事・歴史・人物など気の向くままに書いているだけですので、内容についての批難、中傷だけはご容赦ください。

ファミコンが発売以来国内出荷累計台数が1,000万台を突破した日

2005-03-23 | 歴史
1987(昭和62)年の今日(3月23日)は、任天堂のファミコンが発売以来約3年半で、国内出荷累計台数が1,000万台を突破した日だそうだ。
ファミコンと言えば、京都のトランプや麻雀などのゲームメーカーから世界に「nintendo」の名前を轟かせた怪物ゲーム機。私たちのように過去テレビゲームそのものに、たいして興味のなかった年代でも、テレビゲーム機と言えば、ファミコンの名前が出てくるほどポピュラーな名前のゲーム機だよね。
「ファミコン」いわゆる「ファミリーコンピュータ」は1983(昭和58)年7月15日に発売された。当時のことを調べてみると、価格は、14,800円。同時発売になったゲームソフトは「ドンキーコング」で名作ソフト「マリオ・ブラザース」は同年9月9日とのこと。マリオのデビュー作でもある。当時ゲーム市場には、セガ「SG-1000」、エポック社「カセットビジョン」、トミー「ぴゅう太」、バンダイ「インテレビジョン」他「マックスマシーン」とか「ゲームパソコンM5」「MSX」など多くの製品が登場していたのだ。
その中で、任天堂のファミコンが爆発的に売れたのは、それまではハード本体にソフトが何本か内蔵されていて遊ぶものであったのが、ファミコンはカセット形式のため、カセットにゲームを入れて遊び、そのゲームに飽きたらソフトだけを新しく買えば良いというアイデアが大ヒットしたそうだ。
それに、「ファミリーコンピュータ」という名前のとおり、ゲーム機はどこにでも置けるし、コントローラが使いやすく、寒い時は、こたつに入ってでもプレイ出来る手軽さ。それと標準でコントローラが2つ付いており「マリオブラザーズ」など、ファミコン史上初の2人同時プレイ可能ソフトが出たことも要因だろうと言われている。しかし、この頃からファミコンのソフトの質も落ちてきたようだねえ~。
この当時私はファミコンなど興味がなかったので、ゲームのこともソフトのこともよく知らないが、後に、家人に聞いたところ、我が息子も、自分の部屋に閉じこもって、ゲームに夢中になっていたと言うか、自分でゲームソフトを作って、そのソフトの権利を売り、小遣い稼ぎなどをしていたそうだ。結局、それが、講じて、私の反対するのも聞かず、分野は違うものの今は、大手メーカーのソフト開発部門で仕事をしている。
私が、ファミコンのゲームを買ったのは、5年程前だ。九州へ転勤したとき、私が仕事に出ている間、家人が誰も知り合いのいないマンションで、一人時間をつぶすのは可愛そうとフリーマーケットで、中古のものを買って遊び方を教えてやった。ソフトも一つ100~200円位でいくらでも売っていた。それからは、家人もゲームの愛好家になってしまった。もっとも、家人がするのは、パズルゲーム専門であるが・・・。
今は、ファミコンだけでなく、スーパーファミコン、ゲームボーイ、セガ、プレイステーション、など色々なゲームを楽しんでいる。全て、中古ばかりである。新しいものを買おうかと思ったこともあったが、よく見るとどこのメーカーの新しいものも、画像は数段に良くなっているものの、ソフト自体は基本的にファミコン時代にすでにあったものを少しアレンジしているだけのものが殆どだ。
特に私たちが楽しんでいるパズルゲームなどは、新しいものには余りない。
その後、技術が進歩し、ハードは、どんどん進化しているが、ハードの進歩に、どれだけ、ソフトがついて行けるのだろうかね~。
今、中古ソフト屋へ行くと若い人にファミコンの人気があり、5年前に200円で買った中古ソフトが2~3000円に値上がりしているものも多く見られる。
因みに7月15日は、「ファミコンの日」とされている。
(画像は「ファミコン」ソフト)

参考:
ファミコンの歴史
http://www.ne.jp/asahi/oroti/famicom/fami/01.html
任天堂 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%BB%E5%A4%A9%E5%A0%82