今日(8月28日)は、「気象予報士の日」
1994(平成6)年の今日(8月28日)、第1回の気象予報士国家試験が行われた。
気象予報士は、気象業務法により、指定された(財)気象業務支援センターが実施する気象予報士試験(気象業務【同法2条4項、24条の3参照】に関する知識及び技能についての試験)に合格し、気象庁長官の登録を受けることが必要である。
気象予報士制度は、気象業務法の改正によって1994(平成6)年度から導入された制度であり、防災情報と密接な関係を持つ気象情報が、不適切に流されることにより、社会に混乱を引き起こすことのないよう、気象庁から提供される数値予報資料等高度な予測データを、適切に利用できる技術者を確保することを目的として、創設された制度である。従って、気象庁以外の者が気象等の予報業務を行おうとする場合には、この資格が必要であるが、気象予報士は現象の予想については行えないない(同法19条の3)ことになっている。
この気象予報士試験は、年に2回、1月と8月に行われ、一般試験2科目と実技試験2科目全てに合格したものが気象予報士の資格を手に入れる事ができる。
この資格が新設された当初、テレビの気象解説者が試験を受けて話題になったが、基本的には天気解説(単に気象庁や気象予報楷書発表の予報を解説するだけ)には気象予報士の資格は必要ないが、最近は、気象予報士の資格を持つ局アナが登場している。また、資格が必要なのは業務として行う場合なので、個人的に予想するだけなら気象予報士の資格は必要ないし、業務としてやる場合は逆に、予報業務の許可を必要とするので、気象予報士の資格だけでは足りず、予報資料の収集設備や警報の受信設備などを整える必要がある。なお、予報業務の許可を受けた事業者であっても、台風の進路など災害に関する現象の予想は気象庁のみが発表でき、民間の予報事業者が独自の予想を発表することは法により禁止されている。
1994(平成6)年8月の第1回試験の、受験者は2700人。9月30日、500人に合格発表があった。合格率は18、5%だった。以来、今年(平成18)年1月までに25回の気象予報士試験が実施され、計5839人の合格者が誕生し、また、平成18年3月31日現在、このうち5629人が気象予報士として登録されているそうだ。
先にも述べたように、この資格が新設された当初、テレビの気象解説者で、非常に知識もあり、解説が面白いと人気のあった気象解説者の森田正光氏などが落選し話題になったことを覚えている。
何時の場合もそうであるが、このように突然に制度が変り、資格制度が導入されると、直接、業務とは関係のない、資格試験マニアのようなものも多く受験し、ちょっと物覚えの良い人が合格し、年配の年齢から試験には弱いが経験もあり知識も豊富な人が落選することが起こりうる。最も、森田氏はその後合格しいつまでも変らぬ人気を得ているが・・・。
私は、いつもテレビの天気予報を見ていて、疑問を感じることがある。昔、というか、それまでは、TVで気象解説をしていた人には、結構年配の人達が多かったし、その人達の解説には非常に個性が見られた。俳句に詳しい人、ことわざに詳しい人など夫々にその人の持ち味を活かし、聞いていて楽しい気象解説をしていた。しかし、最近、TVで天気予報している人達は、概ね若い可愛い女性が多い。ときに男性が出てきても話していることは女性と殆ど同じ。決まりきった、気圧配置がどうのこうの、明日は天気になるかならないか程度のことである。先にも述べたが、記気象予報士は「防災情報と密接な関係を持つ気象情報が、不適切に流されることにより、社会に混乱を引き起こすことのないよう」に気をつけなければならないので、気象庁から提出された資料を基に、それを正確に伝えているだけなのだろうか?。それなら、いらないことは話をする必要はない。「明日は天気です」ただそれだけ言ってもらえばよいのだから・・。大体天気を予報するのに、雨の確立が50%30%言われても、30%だといっているところでも雨が降れば、降ったところが30%の地域なのであるから、文句も言えない。TVなどで報じている予報は近畿地方などと言われても東西南北広範囲で、聞いている者にとっては、結局は、多分お天気らしい程度のものである。だから、微妙な時には、いずれにしても携帯用の雨傘を持ち歩いている。最近、「好きなお天気キャスターランキング」(オリコン調べ)があったようだ。調査は、6月1~5日、オリコン・モニターリサーチに登録する10~40歳代の男女1000人を対象に、インターネットを利用して好きなお天気キャスターをアンケートした。アンケートの結果はここ。
第1位は、タレント石原良純さんのようだ。石原さんは気象予報士の資格を取得し、お茶の間では俳優としてよりも気象予報士としての顔の方がお馴染みになってしまった感がある。先の森田正光氏もさすが、ちゃんと3位 に収まっている。ただ、この中に、今出東二さんの名が見られる。他のトップ10は全て全国区のキャスターだから、堂々第7位獲得は立派である。今や関西では故・福井敏雄に続く『名物お天気キャスターおじさん』の存在として認知されている証といえるだろう。この人も、多趣味なことでも知られている。お天気予報の時には毛筆で一言、お天気にまつわる文を書いたものを見せてくれるのが嬉しい。どうしても、商売だの旅行だなどで、詳しい天気が知りたい人達は、今やネットを通じてかなり詳しい天気を調べることも出来る。テレビで案内しているような大雑把な予報は、私など単なる目安程度にしか見ていないので、もう少し、面白おかしくやってほしいと思うのだが・・。
たとえば、冬の時期など、以下のような調子で、イラスト入りの天気予報をしてもらうと楽しいだろうな~。
ここ 見てみて →http://park1.wakwak.com/~hirobo/syoka/AutoSyoka/yuki.html
(画像は、「天気予報はこんなに面白い!」著者:平井信行 出版社:角川書店 。)
参考:
気象予報士について/気象庁
http://www.kishou.go.jp/minkan/yohoushi.html
気象予報士-Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/Category:%E6%B0%97%E8%B1%A1%E4%BA%88%E5%A0%B1%E5%A3%AB
親しみやすさが人気!好きなお天気キャスターランキング
http://www.oricon.co.jp/news/ranking/27014/#rk
日本の唱歌(メインページ)へ
http://park1.wakwak.com/~hirobo/syoka/syoka.html
天気予報・地球を見る・宇宙を見る
http://pcwave3.ice.uec.ac.jp/net/net.html#sec5
Weather Map・お天気キャスターとして有名な森田正光さんが代表の会社のHP.
http://www.weathermap.co.jp/
1994(平成6)年の今日(8月28日)、第1回の気象予報士国家試験が行われた。
気象予報士は、気象業務法により、指定された(財)気象業務支援センターが実施する気象予報士試験(気象業務【同法2条4項、24条の3参照】に関する知識及び技能についての試験)に合格し、気象庁長官の登録を受けることが必要である。
気象予報士制度は、気象業務法の改正によって1994(平成6)年度から導入された制度であり、防災情報と密接な関係を持つ気象情報が、不適切に流されることにより、社会に混乱を引き起こすことのないよう、気象庁から提供される数値予報資料等高度な予測データを、適切に利用できる技術者を確保することを目的として、創設された制度である。従って、気象庁以外の者が気象等の予報業務を行おうとする場合には、この資格が必要であるが、気象予報士は現象の予想については行えないない(同法19条の3)ことになっている。
この気象予報士試験は、年に2回、1月と8月に行われ、一般試験2科目と実技試験2科目全てに合格したものが気象予報士の資格を手に入れる事ができる。
この資格が新設された当初、テレビの気象解説者が試験を受けて話題になったが、基本的には天気解説(単に気象庁や気象予報楷書発表の予報を解説するだけ)には気象予報士の資格は必要ないが、最近は、気象予報士の資格を持つ局アナが登場している。また、資格が必要なのは業務として行う場合なので、個人的に予想するだけなら気象予報士の資格は必要ないし、業務としてやる場合は逆に、予報業務の許可を必要とするので、気象予報士の資格だけでは足りず、予報資料の収集設備や警報の受信設備などを整える必要がある。なお、予報業務の許可を受けた事業者であっても、台風の進路など災害に関する現象の予想は気象庁のみが発表でき、民間の予報事業者が独自の予想を発表することは法により禁止されている。
1994(平成6)年8月の第1回試験の、受験者は2700人。9月30日、500人に合格発表があった。合格率は18、5%だった。以来、今年(平成18)年1月までに25回の気象予報士試験が実施され、計5839人の合格者が誕生し、また、平成18年3月31日現在、このうち5629人が気象予報士として登録されているそうだ。
先にも述べたように、この資格が新設された当初、テレビの気象解説者で、非常に知識もあり、解説が面白いと人気のあった気象解説者の森田正光氏などが落選し話題になったことを覚えている。
何時の場合もそうであるが、このように突然に制度が変り、資格制度が導入されると、直接、業務とは関係のない、資格試験マニアのようなものも多く受験し、ちょっと物覚えの良い人が合格し、年配の年齢から試験には弱いが経験もあり知識も豊富な人が落選することが起こりうる。最も、森田氏はその後合格しいつまでも変らぬ人気を得ているが・・・。
私は、いつもテレビの天気予報を見ていて、疑問を感じることがある。昔、というか、それまでは、TVで気象解説をしていた人には、結構年配の人達が多かったし、その人達の解説には非常に個性が見られた。俳句に詳しい人、ことわざに詳しい人など夫々にその人の持ち味を活かし、聞いていて楽しい気象解説をしていた。しかし、最近、TVで天気予報している人達は、概ね若い可愛い女性が多い。ときに男性が出てきても話していることは女性と殆ど同じ。決まりきった、気圧配置がどうのこうの、明日は天気になるかならないか程度のことである。先にも述べたが、記気象予報士は「防災情報と密接な関係を持つ気象情報が、不適切に流されることにより、社会に混乱を引き起こすことのないよう」に気をつけなければならないので、気象庁から提出された資料を基に、それを正確に伝えているだけなのだろうか?。それなら、いらないことは話をする必要はない。「明日は天気です」ただそれだけ言ってもらえばよいのだから・・。大体天気を予報するのに、雨の確立が50%30%言われても、30%だといっているところでも雨が降れば、降ったところが30%の地域なのであるから、文句も言えない。TVなどで報じている予報は近畿地方などと言われても東西南北広範囲で、聞いている者にとっては、結局は、多分お天気らしい程度のものである。だから、微妙な時には、いずれにしても携帯用の雨傘を持ち歩いている。最近、「好きなお天気キャスターランキング」(オリコン調べ)があったようだ。調査は、6月1~5日、オリコン・モニターリサーチに登録する10~40歳代の男女1000人を対象に、インターネットを利用して好きなお天気キャスターをアンケートした。アンケートの結果はここ。
第1位は、タレント石原良純さんのようだ。石原さんは気象予報士の資格を取得し、お茶の間では俳優としてよりも気象予報士としての顔の方がお馴染みになってしまった感がある。先の森田正光氏もさすが、ちゃんと3位 に収まっている。ただ、この中に、今出東二さんの名が見られる。他のトップ10は全て全国区のキャスターだから、堂々第7位獲得は立派である。今や関西では故・福井敏雄に続く『名物お天気キャスターおじさん』の存在として認知されている証といえるだろう。この人も、多趣味なことでも知られている。お天気予報の時には毛筆で一言、お天気にまつわる文を書いたものを見せてくれるのが嬉しい。どうしても、商売だの旅行だなどで、詳しい天気が知りたい人達は、今やネットを通じてかなり詳しい天気を調べることも出来る。テレビで案内しているような大雑把な予報は、私など単なる目安程度にしか見ていないので、もう少し、面白おかしくやってほしいと思うのだが・・。
たとえば、冬の時期など、以下のような調子で、イラスト入りの天気予報をしてもらうと楽しいだろうな~。
ここ 見てみて →http://park1.wakwak.com/~hirobo/syoka/AutoSyoka/yuki.html
(画像は、「天気予報はこんなに面白い!」著者:平井信行 出版社:角川書店 。)
参考:
気象予報士について/気象庁
http://www.kishou.go.jp/minkan/yohoushi.html
気象予報士-Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/Category:%E6%B0%97%E8%B1%A1%E4%BA%88%E5%A0%B1%E5%A3%AB
親しみやすさが人気!好きなお天気キャスターランキング
http://www.oricon.co.jp/news/ranking/27014/#rk
日本の唱歌(メインページ)へ
http://park1.wakwak.com/~hirobo/syoka/syoka.html
天気予報・地球を見る・宇宙を見る
http://pcwave3.ice.uec.ac.jp/net/net.html#sec5
Weather Map・お天気キャスターとして有名な森田正光さんが代表の会社のHP.
http://www.weathermap.co.jp/