今日のことあれこれと・・・

記念日や行事・歴史・人物など気の向くままに書いているだけですので、内容についての批難、中傷だけはご容赦ください。

漫画家・はらたいらの忌日

2007-11-10 | 人物
今日(11月10日)は漫画家・はらたいらの2006(平成18)年の忌日。
はらたいら(本名:原 平)は、高知県香美郡土佐山田町(現香美市)にて1943(昭和18)年3月8日生まれる。父は、彼が生まれる前に結核で他界。14歳から漫画誌に投稿を始めていたらしいが、地元高知県の高校を1961(昭和36)年に卒業後上京。2年後の1963(昭和38)年、『週刊漫画TIMES』(芳文社)の連載『新宿B・B(ベベ)』でデビューというからこの時20歳と言うことになる。その翌・1964(昭和39)年に同郷の高校の1級後輩のちず子さんと結婚というから相当の早生(早熟)だ。主な漫画作品に『ゲバゲバ時評』、や『週刊漫画ゴラク』の連載『モンローちゃん』などがある。私は、彼の漫画自体余り多くを読んでいないのでよくは知らないが、『ゲバゲバ時評』はユーモア溢れるなかロッキード事件後の当時の世相を痛烈に皮肉った愉快なものであった。また、モンローちゃんの漫画そのものは読んでいないが、キャラクターは可愛いのでよく知っている。兎に角、時代を風刺し、批判精神のきいたナンセンスギャグで注目される一方、その名前を全国区にしたのは何と言ってもTBS系で放映された人気クイズ番組「クイズダービー」に、1976(昭和51)年に同じ郷土の漫画家の黒鉄ヒロシと交代する形で、「3枠」レギュラー解答者として長らく出演(1976〔昭和51)年1月~1992〔平成4〕年12月まで)してからではないか。「クイズダービー」は、大橋巨泉が司会(終盤は徳光和夫)、レギュラー回答者としては、学習院大学・篠沢秀夫教授(後に淑徳大学教授・ビートたけしの実兄北野大教授ら)や、「三択の女王」と言われた竹下景子(女優)、それにはらがお馴染みであった。番組出演記録は、竹下に次いで第2位の記録であるが、番組出演者の中ではダントツの正解率を誇っていた。ただ、4枠の竹下景子が得意としていた三択問題が彼の最大の弱点だったためこれで連勝が途切れる事が多かったが、その驚異的な博識ぶりから、“宇宙人”と呼ばれていた。
1992(平成4)年7月の週代わり準レギュラー制になって以降は不定期の出演となり、最後の数ヶ月は更年期障害による闘病生活となったことから、最終回を除いて出演を取りやめている。男性でありながら更年期障害に苦しんだが、8 年ほどで全快。その時の一連の経過を著書に著したり、また、その経験を生かして晩年は“男の更年期”などについて講演活動をするなど逞しさをもっていた。
見た目には、人なつこい笑顔と物静かな印象が強かったが、素顔は大の酒好きだったそうで、デビューしたてで無収入の時代にも酒を飲み、ちず子さんが働いて酒代を捻出していたという。特に、売れっ子になってからは、そんな生活にさらに拍車がかかっていたそうだが、更年期障害をきっかけに、晩年は酒量は控えていたという。私も若い時は飲んだくれてはちゃめちゃな生活をしていたので、こういう人物には親近感を感じる。
著書に「最後のガキ大将」があるが、子供の頃はガキ大将だったらしく、その逸話を後に著書にしたものであり、また、後に「ガキ大将がやってきた」(1987〔昭和62〕TBS系)と言うタイトルでドラマ化もされている。
昨・2006(平成18)年の今日(11月10日)、肝不全で63歳の生涯を終えたが、そのガキ大将的な性格はずっと変わらなかったようだね~。そういえば、昔は、ガキ大将と言うのがいて、そういう人物がグループを仕切っていたね~。悪餓鬼では有るが面倒見は良くって、権太(ごんた。いたずらっ子。腕白)はしても、今のような陰険な集団でのいじめなどはしない。少々、悪ふざけはしたり、仲間を子分ようにして使い走りなどはさせていたが、サッパリとしていて憎めないところがあった。私など、子供の頃は身体は小さい方なのに結構悪戯っ子であったが、ガキ大将には可愛がられ、それを良いことに結構好き勝手なことをしていたな~。兎に角昔は男は男らしくなくては、認められなかった。ガキ大将と言うのは、権太ではあったが、男らしかったよ。
今時、男らしいなど言う言葉を使うと余り私等から見ると女らしいとは思えないとんがった女性から「男らしいってどういうことよ」と詰め寄られそうだが、そのような女性が世の中で幅を利かせるようになってからは、「ガキ大将」なんて言葉は聴かなくなったし、ごんたをする男の子も余り見なくなった。今の世の中「女時(めどき)」の時代などと言われるが、確かに、日本の場合は、戦争などの争いもなくなり、男の力よりも女の感性が重視される平和な時代になったことは理解できるが、同時に、総じて、おとなしいねっちりとした女性のような男性が多くなったような気もするよ。その現われが集団でのいじめだろう。昔は、影で隠れての集団でのいじめなどは男の風上にも置けない卑劣な行為であり男なら恥ずかしくて出来なかったし、世間がゆるさなかったよ。どうせやるなら集団ではなく1人で、人の目に前で堂々とやっていた。何も、それが良いことだとはいわないが・・・。「ガキ大将」・・・懐かしい言葉だが、今では、この言葉ももう、死語になっているんだろうね~。
(画像は、コレクションのテレホンカードのなかの1つ「おもしろ高知漫画シリーズ」のはらたいらの部分を抜粋。左のはらたいらのプロフィール部分の女の子が「モンローちゃん」。右は「はりまや橋」を描いたテレホンカード)
参考:
はらたいら - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AF%E3%82%89%E3%81%9F%E3%81%84%E3%82%89
日本漫画家協会・事務局 訃報
http://www.nihonmangakakyokai.or.jp/jimu192_2.htm
伝説キャランド
http://denchara.com/pc_1.html
高知県 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E7%9F%A5%E7%9C%8C