きままに・・ 風便り

気の向くまま、足の向くままに日々を綴ります。

6月の白馬村 その1

2010年06月09日 04時36分37秒 | 国内旅行
6月7日(月)
足のケガの養生を兼ねて、大好きな白馬村へ走る。
今回の楽しみは、フランス料理だ。リピーターの多いというペンションに前々日予約。

中央道から諏訪ジャンクションを経て長野道は豊科インターへ走る。
平日なので道路は渋滞知らずだ。ホテルまで予定通りの時間運び。
お天気は決して良いとは言えないのだが、北アルプスの山並みはハッキリクッキリ♪
あきらめていた北アルプスの眺望は拝めたのだから良しとしよう。



★豊科インターを降りて、147号線を白馬方面へ少し走ると、最初に目に飛び込むのが「有明山」。
白くならない山だが、妙に存在感のある山なのだ。
安全な路肩駐車場をみつけた。3枚ほどを「カシャ!」写す。


  ←サムネイル表示:有明山のアップ




★大町市の町並みが外れる辺りに仁科三湖(木崎湖、中網湖、青木湖)の一つ、木崎湖が見えてくる。 
「海の口」を左折、大糸線の踏み切りを渡り湖畔へ。
湖面へ山の緑が寄り深い緑色に映しこまれる。
まるで、東山魁夷の「緑響く」の絵を彷彿させる風景だ。
もうすぐ白馬だし・・・白馬がいたら「緑響く」そのままではないか・・・と、勝手なことを考えていた。
何枚かシャッターを切ったが・・・白くボケて綺麗に写らない。シクシク

 ←サムネイル表示:一応ズームして撮りました。


★海の口、木崎湖畔の狭い田んぼ道で見つけた、初めて見るお花、、、 
なんて名前のお花だろう???

★車窓から見る147・148号号線沿いには、、、なんと!!山藤が満開だ。
ジャーマンアイリスとルビナスの花が道沿いの花壇で満開の様。
マーガレットが咲き乱れ、コデマリ、オオムラサキetc. 春の花たちの中に、初夏のお花も混じっている。
外気温17度の表示塔を見て、やはり避暑地だなぁと実感。

★最後の青木湖を通り過ぎると白馬村だ。
宿には3時半チェックイン。夕食の時間まで「みそらの地区」をドライブ散策。
みそらの地区には二つの美術館がある。まずは、三枝美術館の紹介。



★二階のギャラリー 北側窓から白馬三山が見え、一幅の絵になる。
晴れて青空の日は、展示されてる山岳絵画と肩を並べる窓越しの風景画。

二つ目、シャガール作品展示の白馬美術館。(写真なし)
グランドピアノが有り、小さな演奏会もある。過去にショパンを聴いたことを思い出す。




★白馬のジャンプ台。
初めて見たのはオリンピック開催一年前、サマージャンプ大会中で、誰かがバッケンレコードを出した大会だった。。。選手の名前忘れちゃった・・
オリンピック年は日帰りで数回通った。
そして、初めてジャンプ台に上ったのが、オリンピック開催の翌年、白馬八方で滑った後、ラージヒルジャンプ台に立ち膝をガクガクさせた。
こんなところから滑り落ちて、尚且つジャンプするって、選手達はどんな心臓を持っているのだろう・・って、思った。ジャンプ台に立って、スキージャンパーの凄さが分る。
ジャンプ台てっぺんから眼下に見える風景は、日暮れ時の雪景色。
真冬の白馬村は、すっぽりと雪に覆われ、静寂なモノトーンの世界だった。


☆白馬三山 左から「鑓が岳・杓子岳・白馬岳」


★白馬三山と小蓮華岳


 
             薮手毬(ヤブデマリ)

★みなつさんのブログで覚えたヤブデマリの花です。
みそら野地区の別荘の庭に咲いていました。
この花の奥には豪華なオオテマリが咲いています。
白い手毬系のお花が大好きな住人なんだなぁ、、と、思いました。


時計を見ると5時を過ぎている。
そろそろディナータイムだ、宿に戻ろう。


★車をペンション前の駐車場に停める。
玄関の扉を開けると、ぷぅ~んと、料理の美味しい匂いが・・
嬉しくなる、久しぶりの上げ膳据え膳。

 ★ペンションのソムリエ(宿主のお嬢さん)と相談して決めたドイツワイン。
「ユルツィガー ヴュルツガルテン」 薬味の庭と云う意味。
ただ、甘いだけではない。
甘さの中にシャキッ!とした清涼感のある美味しいワインだ。
私の口に、とても合う。お気に入りの1本になりそうだ。

ワインがグラスに注がれる前に、口取りとして牛肉の燻製がテーブルに・・
なんという美味しさだ。お替りをしたい程だ。。。ワインが待ち遠しくなる。

最初の1杯が注がれた後は、ワインクーラに戻る。
グラスが空になる頃になると、宿主が笑みを浮かべ、良い状態のワインボトルを持ってテーブルに近づいて来る。
オフシーズンの今、ゲストは私たち一組。贅沢なサービスを受けた。

 ・ワンプレートに4種の料理:アマダイ・サーモン・3種に肉の寄せ物(タラの芽とコゴミのピクルス添え)、三重県産の貝。


 ・魚介のフラン (フランス風茶碗蒸し)伊勢エビかオマールエビの芳香、濃厚なスープに蟹等の身が入っている。

 ・さなか料理 自家製菜園のアスパラガス添え

 ・肉料理(鴨) 荒引きマスタードで頂く。(連れの注文)

 ・肉料理(牛) 本山葵で頂く。(私の注文)


★果物5種の後、最後のデザートは苺(あまおう)のシャーベット&ロールケーキ。
レモングラスとローズヒップのハーブティで最後まで完食。
アットホームな食堂でのフランス料理、ごちそうさまでした^^ (その2に続く)

ちなみに、デザートの枇杷の実の種5個を持ち帰りました。
鉢に埋めてみます。芽がでるかな?   
コメント (13)
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